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Dream Guest 『六人目』


「わたちって大人でしょ!?」




今回ご紹介する『六人目』のゲストは、いつもその素敵な写真でこのマガジンを彩り盛り上げてくださっている「あんどうみく」さんです!

インタビューでのお話以外にも、写真のセレクトの際にお話しさせていただくのですが、これまでのゲストに負けず劣らずの熱い想いをお持ちの方でした。

今回もその独自の視点で切り取った写真はもちろん目白押し!
しかし、それだけではない素敵なお話もたくさんご紹介させていただきます。


「どうして写真を仕事にしようと思ったんですか?」

「わたしも”魔法使い”になりたかったんです!」




・女性
・二十代
・100回以上 (ランド:シー=5:5)



「なりきりカメラ」



「わたしってあんまり引きで写真を撮らなくて、結構撮る写真も変わってるねって言われるんですよ」


初めて写真をセレクトするためにお話しした時にそう言われました。

その時のぼくの感想は「確かに!」だったんですよね笑
それまでは文章で「今回はこういうゲストさんで、こういうテーマで書いていこうと思ってるんです。これこれこういう写真を使いたいです!」

とお伝えするだけで、ちょっと踏み込んだ話はしてませんでした。


そして、「こんな感じですか?」と送られてくる写真たち。
それはこれまでのゲストの記事を読んでいただけるとお分かりになられると思いますが、どれもこれも素晴らしい写真なのは間違いありません。

だけど、少しだけ想像していたものと構図が違っていたりしていたんですね。


ぼくはてっきり、あえてこういう写真を撮られている方なんだなと自分の中で処理していたんです。

ショーやディズニーリゾート全体の景色や建物の外観を撮る時って、いわゆる引きで構えて全体像を納めようとするのが、これ”王道”ってやつですよね。

今回のゲストあんどうさんは、あえてそういう写真を撮らないのだろうと、少し意地悪な言い方をすると「少数派(マイノリティー)」な感性に美学を見出しているんだろうなと思っていたんです。


しかし、やっぱり人って話してみないとわからないことだらけですね、そんなぼくの浅はかな推測とはまた違った、ちゃーんとした理由があったんですよ。



「わたしは写真を撮る時、何かになり切ってファインダーを覗いているんですね。なので、わたしが撮る写真って”ある物の目線を切り取っている”んです。」


そう言われて、一気に「なるほどな!」と納得できたあの瞬間を今でも覚えてます。


みなさんはどうですかね?
カメラでも携帯でも構いませんが、被写体にレンズを向ける時って”自分の好きな構図”で狙っていませんか?

あんどうさんに言われるまでそんなことぼくはこれまでに考えたこともなくて、よく考えてみるとぼくは自分の感性に従ってぼくの好きな構図でシャッターを切っていたんです。


けれどあんどうさんは違っていて、その場その場で何かになりきり、その物が見ている目線の先を想像して構図を探しているんですよ。

ディズニーリゾートってランドでもシーでもそれぞれ何種類かのテーマポートが存在しているじゃないですか。

例えばシーの「アメリカンウォーターフロント」だとしたら、あんどうさんは20世紀初頭のニューヨークの街並みを歩く、ドレスを着てつばの広いコサージュをあしらった帽子やボンネットを被った貴婦人になり。

一度ケープコットに足を運ぶと、ギンガムチェックのワンピースにエプロンを巻いたおさげ髪の少女になって、景色を見ているわけです。



コスプレと似ていますがまたちょっとニュアンスが違う。
だってあんどうさんは、なろうと思えば小動物にでもそこにずーっとそびえ立っている植物にだってなれるんですから。

あんどうさんは最近は夢の国に行っても、良い意味で特別感や緊張感が薄くなったと仰ってました。

理由を尋ねると「昔よりも住人感が増したからだと思います」と。


ここで上手いことを言うとしたら、カメラの設定と同時に自分の中での住人としての設定も調節しているというところでしょうか。




そんなあんどうさんとのインタビューの中で、もう一つ気になったことがあります。

それは、”母親の存在”です。


「あんどうさんは好きなヴィランはいますか?」

「ヴィラン・・・そうですね。『ゴーテル』が好きですね。」


「今までで一番忘れられない出来事って何かありますでしょうか?」

「思い出・・・あーあれです。中学一年生の時に初めて買ってもらった携帯電話を持って『トランジットスチーマーライン』に乗ったんですね。それで船を下りた時にその携帯を海に落として失くしちゃったんですよ。その時に一緒に行っていた母親とケンカしたことですかね。」


「では、今までで一番嫌だった思い出はありますか?」

「これはもう(パーク内で)母親とケンカしている日々の思い出ですね笑」



一応ぼくと同じようにあまりディズニーに詳しくない方のために補足しておくと、『ゴーテル』というヴィランは「塔の上のラプンツェル」という映画に出てくる、生まれて間もない主人公ラプンツェルを攫った偽物の母親のことです。



そしてこちら。


「あんどうさんの好きな場所ってありますか?ランドとシー合わせてここが好きというような場所があれば教えてください。」

「場所かー。エントランス、ゲート前ですね。」


「では好きな時間帯ってありますか?」

「夕方ですね。」


「好きなイベントはどれですか?」

「クリスマスが好きです!」



先ほどの質問の回答と比べてみて、みなさんはあんどうさんがどういう人だと思いますか?


ぼくはこれらの回答を受けて、あんどうさんってものすごく子供の頃の感性を保っている人なんだなと思ったんです。


その他の回答でもそれらの片鱗を見ることができるのですが、きっと誰しもが子供の頃にワクワクするであろうことだらけなわけです。

楽しい場所に行く時って、もうワクワクが抑えられなくてその建物が見えただけで跳び跳ねて目をランランと輝かせる。
そして夕方に少し暗くなってくると、ぼくらはみんな大冒険しているみたいな感覚になっていたじゃないですか。

公園で友達がシルエットになるまで遊んで、それでもその状況が未知の世界みたいで余計に興奮したりなんかして。

そしてクリスマスです。
説明の必要もありませんね。
今年は何を持ってきてくれるのかな♫



未だに大きな母親の存在と忘れていない子供の頃の感性



これまで紹介してきたすべてのゲストに共通していることは、
夢の国へは”童心に返る”ことを目的としているという部分がありましたよね。

もちろん今回のゲストあんどうさんにもそういった想いがあると思います。


だけれど、元々持っている子供の頃の感性をさらに夢の国で童心へと返らせるのは、少しだけ矛盾しているような感じを受けてしまいます。


実はここにこそ、あんどうさんを夢の国へと誘う”何か”があるんじゃないかなとぼくは思っているわけです。


さあ、それは一体何なのか!?
最後にそれらをお話ししますが、その前に。

とっても素敵なポートフォリオをご覧いただきましょう!


ある一人の女性の今と昔を切り取った成長の軌跡。
そして、
様々な目線で切り取った風景たちです。


こう考えると、カメラというのは一種の魔法ですよね。
実際に昔の人は「魂を抜かれる」と怯えていたこともあるという話を聞いたこともあるほど、革命的な技術だったんです。

時間を止めることはできない。

だけどカメラという魔法を使えばそれが可能となる。


これまでの話を思い出しながら、いろいろと想像してみてください♪♫



夕方の景色1


「これがわたしの見ている世界です」



「魔法使いの個展だよー」




「ケンカ in Disney」




スプラッシュマウンテン2

あんどうさんの好きなランドのアトラクションです。
見つめる先に何があるのかな?


センターオブジアース

シーの好きなアトラクションがこちら。
「第一生命」の表示が良い感じ笑


エントランス

もうこれだけでワクワクしません?


グローブチキンパオ

あんどうさんの好きなトゥモローランドにある「プラズマ・レイズ・ダイナー」の”グローブシェイプ・チキンパオ”
こんなに大きいの食べ切れるかな?(バックだけどね笑)


トランジットスチーマーライン2

トランジットスチーマライン
幻想的で良い写真ですよね〜
乗ってみたいわ〜


画像9

あんどうさんの好きな題材のショー「Be Magical!」
これはすごい!
もうね、「アベンジャーズ」だよこれは。必見!!


「ブラヴィッシーモ」

そしてこちら、ミッキーしか出演せず(しかも一瞬だけ)
あとはもう規模が桁違いの幻想的なハーバーショー「ブラヴィッシーモ」です。
最後の「ブラヴィッシーモ!ハハッ!」というミッキーの声がぼくは好きなんだよなあ。


イッツアスモールワールド(昔)

子供の頃に撮った写真(「イッツ・ア・スモールワールド」)

イッツアスモールワールド(今)

そして今。
時の流れを感じると共に、構図の変化の中に成長を感じさせます。


プロメテウス火山(昔)

子供の頃の写真(「プロメテウス火山」)

プロメテウス火山(今)

そして今。
ただの引きの構図からのこれよ!
一体誰の目線なのかなあ。


アクアスフィア(昔)

子供の頃の写真(「アクアスフィア」)

アクアスフィア(今)

そして今。
凄すぎて言葉がないよね笑
良いカメラ持っているからといって撮れる写真じゃない。



そしてここからは、連続で見ていきましょう!


私の視点

私の視点2

私の視点3

私の視点4

私の視点5

私の視点6

私の視点8

私の視点9

私の視点10



あなたにはどんな世界が見えましたか?




夕方の景色2


「わたしは本気で”魔法”ってあると思ってます!」



「だって見たんだもん!!」




「マホウハツヅクヨ」




さあそれでは、ぼくの感じた思いをお話しする前に、4コマにもさせていただいたエピソードと、どうして「ゴーテル」が好きなのかという理由をお話ししていきます。


今回「めしゃさん」に4コマにもしていただいているあんどうさんの思い出ですが、実はこの時の経験がその後の彼女の生き方そのものに大きな影響を及ぼしているのです。


彼女は当時度がすぎるほどの人見知りだったらしく、それは人間関係による後天的なものだと教えてくださいました。
店員さんに何かを尋ねたくても自分から話しかけることができず、そのまま帰ることを選択するぐらいだったと言えば、どれほど人と関わることに勇気が必要だったのか想像することは難しくないと思います。

このエピソードは、そんな彼女のことを思ったお母様が、恐らくあえて(あんどうさん曰く)こういった試練を与えたんじゃないかという話で、今でもそうらしいのですが、ディズニーリゾートの中にあるポストにハガキを投函すると、オリジナルのスタンプを押してもらえるという話を聞いたことがありませんか?


当時彼女はそのオリジナルスタンプがどうしても見てみたくて、宛先に自分の家の住所を書いたハガキをポストに入れたかった。

しかし自分は人見知りで、キャストさんにすら満足に声を掛けることができない。
当然母親にお願いするのですが、「わたしが順番待ちしていてあげるから、自分で切手を売っている場所とポストの場所を聞いて投函しなさい。」と言われてしまったみたいなんです。


どうしてもオリジナルスタンプが欲しい気持ちと、人に話しかける怖さとの葛藤の末、彼女はありったけの勇気を振り絞って近くにいたキャストさんに話しかけました。

「あ・・・あのっ!切手って・・・その、どこに売ってますか?」って。


比較に出すことじゃないかもしれませんが、生まれつき人とあまり上手くコミュニケーションを取れない人と、元々取れていた人があることがきっかけで取れなくなった時とじゃ、恐らく後者の方がより恐怖心って高まっていると思うんです。

一度経験してしまっている以上どうしても「また同じようになったらどうしよう」って気持ちを拭い去ることは難しいから。


そんな彼女の一世一代と言っても過言ではないこの行動を、その場にいたキャストさんがどのように受け止めてくれたのか。


もちろん。
最大級の笑顔と優しさだったことは言うまでもありませんよね。



ここから彼女は切手を売っているショップに案内され、そこで販売をしていたキャストさん。レジを打っていたキャストさんと、会うキャストさん全員に親切にされたと仰られていました。

そしてその経験が今でも、魔法にかかった気分になれた瞬間だった

と記憶にずーっと残っているそうです。


「わたし今でも魔法ってあるって心の底から思っていて、夢の国ってみんなミッキーとかキャラクターが魔法をかけてくれるって思ってるじゃないですか?けどわたしは、一番はキャストさんが魔法を生み出しているんだなって思うんですよ!だからわたしは、キャストさんが気持ちよく魔法を使えるゲストであろうと思うし、なんだったらわたしがゲストとしてキャストさんに”相手を気持ちよくする魔法”をかけ合いたいんです!」



自分の考えや意識が変わる瞬間を覚えているってものすごく貴重なことです。

ましてや子供の頃にそういった経験をしていると、ぼくだって「あれは、魔法だったんだ!」って思うと思います。


そんなあんどうさんが「塔の上のラプンツェル」のヴィラン『ゴーテル』に惹かれる理由。

ここであらすじを簡潔にお話ししますと、


生まれながらに髪の毛に魔法の花の力を宿したラプンツェルは、ゴーテルに誘拐され塔の上で過ごすことになります。
18年間を塔の中で過ごしていたラプンツェルは、やがて外の世界に憧れを抱き始め、ひょんなことから大泥棒のフリン・ライダーと出会い、憧れだった外の世界へと足を踏み出すのです。
そこからなんやかんやあってハッピーエンド!
めでたしめでたし

というお話しですね笑


大事な部分だけを説明しているので、詳しく知りたい方は実際に映画を見てみてください。


ここでみなさんにお伝えしたいことは(あんどうさんがね)

”どうして「ゴーテル」は18年もの間ラプンツェルを養ってきたのか?”
というところです。


あらすじだけを見ると「それは、魔法の力を独り占めしたかったからじゃない?」と思いますよね?

だけどそこにあんどうさんは疑問を抱かれているんです。


「本当にそれだけの理由で、自分の娘でもないラプンツェルをあそこまで育てると思いますか?だって言ってしまえばラプンツェルの”髪の毛”さえあればいいんですよね?それなのに教養を身に付けさせたり、自由を与えてるんですよ。」

そして次が納得ポイントです。


「それに、ラプンツェルがものすっごく『ゴーテル』のことを大事に思ってるんですよ!裏切れないって最後まで!これ、『ゴーテル』が髪の毛だけが目当てでラプンツェルのことなんとも思っていなかったとしたら、ラプンツェルがこんなに”愛を感じてる”のっておかしいんですよね。なのでわたしは、『ゴーテル』も愛情を持ってラプンツェルを育てていたんじゃないかなって思ってるんです。」


いかがでしょう。
「確かにー!!!!」って思いませんか?


ぼくも「塔の上のラプンツェル」は観たことがあったんですが、そんなことを思ったことはありませんでした。
聞いた時は思わず唸って「確かにそうですよね・・・。」と納得の嵐です笑



ここに気づけるって相当だと思うんですよ。

これってつまり、ラプンツェルの境遇に感情移入して観ているわけじゃなくて、ラプンツェルそのものになって映画を観ているってことで、一個ぼくたちよりも深く没入しているということなんです。



冒頭の何かになり切ってシャッターを切っているというお話し。
そして魔法にかけられた忘れられない思い出と母親との思い出の数々。
そしてそして物語への没入度。


これらをつなぎ合わせて見えてくるもの。

それは・・・


あんどうさんは今、子供から大人への成長の真っ只中にいるんじゃないでしょうか!



つまり夢の国へ、”自分の憧れた存在へ自分が近づけているか。自分は自分の進みたい道を進めているのか”を確認しに行っているのではないかなと思ったわけです。

以前紹介したゲストの中にも、自分の理想とする大人の女性へと近づけているかを確認しに夢の国へ足を運んでいる方がおられましたが、どうやら夢の国、ディズニーという世界にはやはり、憧れからくる模範としての象徴的な意味合いも含まれているということをぼくは今回の記事を書いていて確信しました。


やっぱり誰もがいつでも強い気持ちでいられるわけじゃない。

時には自分の信念や進んで行きたい道がブレることだって誰にだってありますよね。


そしてそんな自分自身の在り方って、子供の頃にすでに思っているもんなんです。
子供はぼくらが思っている以上に想像力豊かだし、ちゃーんと物事を考えている。
失敗をたくさんするのは、何も考えていないからじゃなくてそもそもの経験値が低いからでしかありません。


周りの大人はそんな子供を見て、いろんなことを言ってくるわけですよ。
理不尽なことだって、自己中心的なことだって、都合の良いこともね。


そういった大人だけじゃないけれど、自分たちを認めてくれない大人が多いこともこれまた事実です。

そんな中でいつしかぼくらは成長していくにつれて、あの頃思っていた進みたい道の進み方がわからなくなってきたり、進む前に進むことを諦めるようになっていく。


そんな中で、あんどうさんは今、自分の人生の教科書とまで思っているディズニー。その中で生きている人たちを模範として見ているのかもしれない。

そしてここで出てくるのが偉大な母親という存在ですよね。


夢の国の中での生き方だけを学び現実に帰ってくると、それだけじゃやっぱり足りなくて、どうしても現実は現実で学んでおかないといけないことってあるじゃないですか。
夢を語るだけじゃ誰も守れなくて、それを実行に移す力だったり目には見えない苦労だって映画のように飛ばすわけにはいきません。

そのバランサーって、母親の存在だとぼくは思うんですね。


「ゴーテル」はラプンツェルに「外は怖いものがたくさんあるよ」って教えているんです。
それはもちろんラプンツェルが塔から逃げ出さないようにという意味もあったのでしょうが、もしかしたら「ゴーテル」自身過去に酷い目にあっているかもしれない。
そう考えるとこの「ゴーテル」の言葉の意味も少しだけ違って聞こえてくると思います。


思い出してください。
あんどうさんは人間関係からくる後天的な人見知りだったんです。

考え方によっては、「外の世界は怖いわよ」って教えて育てられたラプンツェルと同じ境遇かもしれない。





こうして紐解いてきましたが、こうしてみるとまるでぼくが名探偵ばりに推理しているように見えますよね?

だけど、今回ぼくがお話ししていることは、実はあんどうさんご自身がぼくに語ってくれたことをほとんどそのまま文字に起こしているのと変わりません。

あんどうさんは自分で自分のことをこれだけ分析して、そして今でも夢の国へ足を運んではそこの住人となりシャッターを切っている。



「あんどうさんはどの瞬間に一番喜びを感じますか?」

「そうですねえ。いろいろあるんですけど、やっぱりキャストさんと交流している時ですね。」




彼女はこうして自分の進むべき道を見極めながら、今急速に子供から大人へと成長していっています。





ディズニーという世界の不思議ですごいところは、こうして知れば知るほどその偉大さや存在の大きさ、そしてどれだけの人に求められているのかがわかるところにあると思います。

そんなディズニーの魔法にかけられ、自らも魔法を駆使する彼女。


彼女にももちろん尋ねました。



Q「もし関われるとしたら何をしてみたいですか?」

「公式の写真家になりたいです。あといろいろと創作に関わりたいですね。」


Q「ではこちらが最後の質問になります。あなたにとってディズニーとはなんですか?」

「”なくてはならないもの”です」




「ショーなどを見る時何を考えながら見ていますか?どこに注目していますかと同じ意味で考えていただいて構いません。」

「うーん。初めて見るショーだったらその世界観に没入しますね。なんだったら写真も最初は撮らないくらいです。」


もしかしたら初めからヒントは隠されていたのかもしれませんね。



「あなたから見たディズニーの良さはなんですか?」

「それはあれです。完璧さとテーマの作り込みです。」



完璧を目指すのは素晴らしいことだと思います。
ですが、そこに囚われすぎると引き換えに大事なものを失う危険もあるということを覚えておいてください。

こんなことぼくが言うことではありませんね。

それにきっと、お母様は気づかれているでしょう。


ケンカするほど仲が良いって言いますし♫




ディズニーに関わるすべての方へ感謝。
これまでも、そしてこれからも夢の国を夢の国にし続けてくれているすべてのキャストさんへ感謝と声援を込めて。

ありがとうございます。


そして素敵なお話をしてくださったこちらのゲスト、あんどうみくさんにも拍手をお願いします。
ありがとうございました。







この記事が素敵な体験になりますように・・・








写真:あんどうみく
文 :前田亮
4コマイラスト:めしゃ


ミッキーマウス


あとがきと質問と回答と


こんにちは。
勝手に”フリーライター”と名乗っている前田亮です。


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