「おすすめ」や「スキ」で苦しまないで
このところ、「スキの数」や「おすすめに選ばれない」ことを悩む記事をいくつか見て、ちょっと辛い気持ちになっています。
トップランナーの方々とは違って、まだほとんど読まれていないような note を書いている私が言うのも何ですが...いやいや、スキとかおすすめとか、そんなに気にしなくても大丈夫ですよ〜。おすすめに選ばれたって、見てもらえるのは一時的なことだったりするし...ということを、今日は書こうと思います。
実際には、私もスキがつくかどうかは、すごく気になります。おすすめに取り上げられている記事を見ると、羨ましいなあ、と思います。でも、自分の記事がおすすめに入って、その後のアクセス数やスキ数を見ていたら、ちょっと思うところがあったのです。
結論を先に言うと、note を続ける中で、一番の支えになるのは「継続的に読んでくれる人」の存在ではないかと思います。日常的に自分の note を読んでくれる人(自分も相手のを読む)がいることで、「誰にも読まれていない」「読んでくれる人が少ない」という不安が少なくなり、「スキ」に振り回されることも少なくなるのではないかと思います。
おすすめに入った記事でも、スキを押されるのは 2%
まず、最初にお伝えしておきたいのですが、私の note を読んでくださったり、スキを押してくださる皆さん、ありがとうございます! いつもとても嬉しいです。
これから、ちょっと数字の話をします。私は数字にも統計にも弱いので、変なことを書いているかもしれませんが...そうだったらごめんなさい。
私は拙い漫画で「おすすめ」に3回選んでいただき、その記事は確かにアクセス数が大きく伸びました。とても励みになりましたし、note公式さんにはとても感謝しています。
スキの数も、他の記事よりは随分多いです。現時点で、スキが一番多いのが21個で、これは、私の普段のスキの数(0〜1桁)に比べれば大きな差です。
ところが、「アクセスが伸びた分だけ、スキも比例して伸びている」わけではありません。この記事はアクセス数1040回、その中でスキを押してくださったのは、なんと、僅か「2%」です!(今、電卓を出してきて計算してみました!)。
「おすすめに載っていたから見てみたけど、大したことなかった...」と思われた読者が多かったのでは...と、申し訳ない気持ちになります。すみません。
このマンガは、コミックエッセイ大賞に応募しているため、その審査のために見てくださっている方もいるのかもしれませんけれど。
ちなみに、このアクセスの増加は一時的なもので、すうっと波が引くようになくなっていきました。投稿ができない日はアクセスがほとんどないこともあります。今日はまだ0です。
「スキ獲得率」を考えてみる
では、ここで、もう一度「スキの数 ÷ アクセス数」という数値を考えてみましょう。これを仮に、「スキ獲得率」と呼ぶことにしますね。(何か用語があるかもしれませんが)
私の note の記事の中では、おすすめに選ばれた3つの漫画が、アクセス数、スキ数のどちらもベストスリーです。でも、スキ獲得率は、それぞれ、2%、2%、4%です。
その下の記事を、スキ数でソートして、上から順番にスキ獲得率を計算してみますね。
最後のひつじ(短歌+イラスト) 9.7 %
4きょうだいデイズ(3)似顔絵の覚え方(マンガ) 12%
もうすぐ夏です(イラスト) 14%
noteを始めて3週間。使ってみて、よかったこと(日記) 15%
ハリネズミ(イラスト)7.9%
さくらんぼ(イラスト)14.8%
という感じです。ざっと下の方まで見たところ、最もスキ獲得率が高そうなのは、ヘッダーにも使っている「庭のたんぽぽの花」(イラスト)です。アクセス数24に対して、スキ数が5、スキ獲得率は20.8%です。
(もちろん、一番下まで行くと、スキ獲得率0%の(スキが全くつけられていない)記事もありますよ!)
つまり、
・おすすめに掲載されて、多くの方に見てもらえても、必ずしもそれが「多くの方に満足してもらえる」記事ではない
・おすすめに掲載されると、その記事を読んでくださる方は一時的に増えるが、必ずしも「スキ」に結びつかない、私の他の記事は読んでもらえない、リピーターにならない、ということも多く起きる。それは、コンテンツの内容そのものを問われているのかも。
・おすすめに掲載されたのをきっかけに、読んでくださる方が増えることは確かだと思う
・普段は、たまたま見てくださった方や、定期的に読んでくださる(フォローしてくださる)心優しい方が、優しくスキを押してくださることが多い
ということが言えると思います。
「おすすめ」に選ばれたら、即ハッピーなことばかり、ということにはならないんです。むしろ、普段から読んでくださる noter さんの存在が、自分を支えてくれているのだと思います。「おすすめ」はそれにプラスして、新たな方との出会いを増やしてくれる、という位置付けになるかと思います。
楽しい note ライフのために、どうしたらいい?
自分が note を楽しむ上で、どうしてきたか・どうしていきたいかを考えてみました。
・魅力的な書き手を何人も見つけてフォローして、読むことを楽しむ。いいと思った時にスキを押しているうちに、自分のnoteを読んでくれる人も現れる。お互いに読みあったり、スキを押したりする相手がいることで、「自分の書いたものを読んでくれる人がいる」「誰かに読んでもらえている」という安心感が生まれる。
(誰かにスキを押して欲しかったら、自分から押しに行くのも大事!)
・コンテストやお題には気軽に挑戦する。同じコンテストに応募した人が、自分の note を見にきてくれることがある。お互いの noteを読んで楽しめる。
・何よりも、自分のコンテンツの充実を心がける。もっといい絵を描きたい。漫画も上手くなりたい。自分が納得できるものをたくさん描いて、素敵な note にしたい。上質なコンテンツを作ることに集中したい。
・noteに参加した当初、「noteに100枚絵を投稿する」ことを目標にした。「スキ」や「おすすめ」に振り回されそうになったら、「100枚投稿」という目標を思い出して、次に描く絵を充実させることを楽しむ。
・人によって好みは様々なので、たまたまスキがついたりつかなかったりしても気にしない。ものすごく時間をかけて描いた絵にスキが一つもつかなかったりすると、正直凹むこともあるけど...。でも、気にせずに次の絵に取り組む。
他の人の note を読んでいても、自分がすごくいいと思う内容なのに、意外とスキの数が少ないことも、よくありますからね〜!
ということで、まとまりませんが、このあたりで。
どなたかのお役に立てばいいのですが(立たないかも...ごめんなさい!)。
じゃ、私は次の絵を描いてきますね!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?