誤字を愛でる⑯ ◯◯さん

前回お話ししたスーパーの果物売り場ですが、あの誤字の表示は、2日経ってもそのままです。
「いかがで3すか」の桃は移動したらしく、そのコーナーには梨が置かれていました。

産地も書いてあります。どれどれ...

◯◯さん

(◯◯は、地元の梨の産地として有名な地名です。皆様も何かの果物で、有名な産地を思い浮かべてください)

ちょっとちょっと...。それって、

◯◯産

のことでしょ? 「さん」を付けたら人名でしょ? 木村さんとか、中村さんとかみたいじゃない!

いや、百歩譲って、◯◯さんという苗字の人が作った梨なのかもしれないっ?
...とは思ってみたものの。いや、やっぱりそれはないな。

「産」じゃなくて「さん」だと、なんだか親しみが湧いてくるような、そうでもないような...。例えば、青森さんのりんご、北海道さんのじゃがいも、熊本さんのトマト。ちょっと優しい気持ちになれますよね!(←無理矢理)

結局、この「◯◯さん」の梨を買って帰りました。2玉で398円でした。

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