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2022/11/28 Tokyo Blockchain Tech Meetupの質問回答

2022/11/28に行ったTokyo Blockchain Tech Meetupに寄せられた質問に回答します!
当日は時間がなくできなかったのでNoteにてフォロー。


L2はロールアップ技術などでスケーラビリティを解決する目的などがあるイメージですが、HomeVerseはOasysのどんな課題を解決していますか?

HOMEverseはDJTで運営しているOasysのL2です。Oasys L1については計算処理よりもセキュリティを担保するもので、L2であるVerseは計算処理つまりゲームを動かすことを想定しています。

Web2エンジニアからWeb3エンジニアに転身させたい時のくどき文句があれば教えていただきたいです

「助けてくれ」

トークノミクスの設計において、マーケティングや金融の知識が不可欠かと思っているのですが、その方面のプロの方はチームにいた方がいいでしょうか。いなくても独学で何とかなったりしますでしょうか。

いた方がベターとは思いますが現状のBCGやDeFiに造詣が深いメンバーが多いほうが話は早いです。(そしてDeFiに造詣が深い人は金融の知識やバックグラウンドがあるかたが多いです)

トークノミクスを設計する際、どのようなリサーチを行っていますか? また、参考にされている文献やメディアなどあれば教えていただけると嬉しいです。

既存ブロックチェーンゲームのホワイトペーパーや実際のプレイから始まりDeFiプロトコルの構造などをリサーチしています。最終的には原文を当たることが多いですがDeFiをざっと頭に入れるためにHashHub ResearchやBspeak!はよくみてます。BCGやNFTの場合は自社のリサーチチームにレポートを作成してもらいます。

モバイルブラウザ用ゲームを開発するときに何の開発エンジンを使っているのでしょうか?

シミュレーション系であればWebのみ。ある程度リッチなものであればCanvasで頑張るか、UnityのWeb吐き出し。

ラグらないプロジェクトを作るにはどうすればいいですか?

「作る」と主体の話であれば、誠実にゲーム作りをしましょう。Don't be evil. 手段の話であれば一切販売をしないと良いと思います。Free to Own.

開発用のプラットフォームは現在のAppStoreやGooglePlayのように中小のゲーム開発会社、個人開発者がBCGをリリース出来るような環境になるイメージですか? その場合、既存のストア機能に加え共通トークンやNFTのマケプレ機能を担うことで開発者側はゲーム部分の開発に専念するようなイメージでしょうか?

現在は何人くらいのチームでしょうか? どのようなスキルセットの方がいますでしょうか。役割と人数など、言える範囲でお聞かせいただけますと幸いです。

会社全体ではフルタイムで60、70人くらい。うちエンジニアが20人くらいです。

構想されているX2Eのゲームは法律的な問題はどのようにクリアされるのでしょうか?やはり国外の法人でやられるのでしょうか。

大前提として、賭博にあたるような行為は海外であれNGです。(市場規模的に見逃されているだけ)
ある程度は自社で検討し、最終的なジャッジは弁護士の先生に相談して決めることが多いです。他社が絡む場合はリーガルオピニオンレターを作成していただくこともあります。
国によって賭博の厳しさの程度はありますがゲームの企画において日本で行うことに特段不利があるとは考えていません。

今web3エンジニアをめざし、勉強中の者です。 業界全体でエンジニアの数が足りていないと、イベントの詳細ページでも記載されていましたが、web3またはBCGエンジニアに求める能力はなんですか? 習得していてほしい、強みになる言語及びスキルもお聞かせいただけると嬉しいです。

イベント内でもありましたとおり、従来のエンジニアスキルはそのまま活きることが多く、ある程度手練れであれば新しい言語の習得もさほど難しくないと思います。一方でWeb3はまだまだ黎明期であるため、法律や会計などゲームの外で仕様が左右されることが多々あります。また、エンジニア以外にもプレイヤーは少なくエンジニアリング以外にもなんでもやるという気持ちの方が重要に感じています。

質問内容は3つありまして、ブロックチェーンゲームを作ってみて考えていた
・秘密鍵管理
・NFTマーケット
・NFTであることを活用したクロスプラットフォーム
の3つについて検討していたり実践を目指しているところあれば教えていただけますでしょうか?

・秘密鍵管理について、DJTでは2021年のNFTブームの時期に合わせてビジネス向けの鍵管理サービスであるN Suiteを開発しています。2018年から培ったノウハウ(つらみ)を生かしたSaaSになっています!
・NFTマーケットについて、DJTでは創業当初から「やらないこと」としてNFTマーケットのサービスは提供していません。パートナー企業と連携しています。一方でR&Dも含め実装はある程度キャッチアップしてます。
・クロスプラットフォームについて、クロスプラットフォームといえるかわかりませんが、NFTを活用したゲーム間コラボを実施してきました。今後もOasys上でのコラボの形を模索していくのだと思います。

理解のないおじさまたちが、「web3でゲーム自体が面白くなるイメージがつかない」と常套句のように言うのですが、そんな方たちにどういうメッセージをすれば興味持ってくれると思いますか?

馬車が走っていた時代に自動車が走るのはイメージできないでしょう

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