rmanzoku (Ryo Manzoku)

ブロックチェーンゲーム専業開発会社 double jump.tokyo株式会社CTO。 ソーシャルゲーム、EdTech企業にてインフラおよびSRE領域を統括。 2018年からブロックチェーン領域の開発担当、2020年8月より現職。

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DeFiにみる2020年のERC-20実装

はじめに2020年8月、年初よりにわかに盛り上がっていた分散型金融DeFiがイーサリアム全体を巻き込み大きな話題となりました。DAI、Compound、Uniswap、そしてSushi、スマートコントラクトで自動的に執行され増えていくトークンに熱狂したCryptoユーザーの方も多かったのではないかと思います。本記事では、DeFi関連のERC-20を中心に実装を追い、ERC-20からの変更点、工夫点を解説します。 また、DeFiコントラクトにおけるapprove問題として後編

    • 2022/11/28 Tokyo Blockchain Tech Meetupの質問回答

      2022/11/28に行ったTokyo Blockchain Tech Meetupに寄せられた質問に回答します! 当日は時間がなくできなかったのでNoteにてフォロー。 L2はロールアップ技術などでスケーラビリティを解決する目的などがあるイメージですが、HomeVerseはOasysのどんな課題を解決していますか? HOMEverseはDJTで運営しているOasysのL2です。Oasys L1については計算処理よりもセキュリティを担保するもので、L2であるVerseは計

      • おすすめの本ないですか?と聞かれたら答えてる10冊の本。

        いつまでも若手だと思っていたら、会社に入ってくるメンバーは大抵年下だし、挙句干支が1周下まで現れる始末である。 なんのことか会社の代表になるしで、ビジネスサイド、エンジニアサイド共に「おすすめの本」を聞かれることが増えたのでnoteにまとめようと思う。 特に、Web3業界やエンタメ業界のBizDev向けだけど、エンジニアにも役に立つような本が多いと思う。(ごてごてのエンジニア向け、という本はあえて省いている) 名著。古くて薄い本だけど仕事術とかアイデア系の本はだいたいこ

        • ERC-20のapproveを解除する 〜意図しないapproveから資産を守る 〜

          ERC-20を始めとするイーサリアム上のトークンをスマートコントラクトへで利用する場合、明示的に譲渡の委任(approve)が必要です。(approveについては、記事最後にあるリンクを参照してください) 現在、少なくないプロダクトでは、UXの都合上、ユーザーが望んだ以上のトークンの委任をスマートコントラクトに許可している場合があります。もし、許可してしまったスマートコントラクトに悪意があった場合?悪意がなくとも、バグや脆弱性があった場合?使わなくなったプロダクトからは委任

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          ERC-20のapprove問題を解決する3つのパターン

          これは、「DeFiにみる2020年のERC-20実装」の後編にあたる記事です。前編を未読の方はそちらからどうぞ。 DeFiへの預け入れとapprove問題 ERC-20における「トークンの送信」とは下図のように、ERC-20のtransferFrom関数を使って実現します。 例えばレンディングのためにCompoundにERC-20を貸し出す際には、ERC-20をレンディングコントラクトへただ送信するだけでは、DeFi機能のトリガーにはならず、事実上のGOXをすることとなり

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