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天気図の世界

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天気図に関する話題を取り上げ、Pythonを利用した天気図の作成方法についても紹介します。気象にある程度知識があり、事例解析などに興味がある方や、天気図を作成したい方々を対象とし…
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#ECMWF

「天気図の世界」について

「天気図の世界」について

マガジン「天気図の世界」のコンテンツは、様々な種類の天気図の紹介やMetPyを利用した天気図作成コードの解説、豪雨などの事例解析などからなっています。コードにのみ関心がある方、事例解析にのみ関心がある方などもいらっしゃると思います。そこで、コンテンツの分類と各コンテンツの簡単な紹介をします。気になったコンテンツを読んでいただければ幸いです。今後も、コンテンツを増やしていきます。

紹介しているコー

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日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (3/3)

日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (3/3)


対流雲域の移動に沿った鉛直断面図

組織化した対流雲域が、9時から21時に移動した位置にほぼ沿った鉛直断面図を作成しました(図11)。この断面図は、2023年5月23日9時、15時、21時のECMWF初期値の相対渦度をカラーで示し、図中左上に断面図の位置(線分)と500hPa面の等高度線を示しています。また、縦軸の1020hPa付近に、対象の対流雲域の位置を赤丸で示しました。

9時は対流雲域に

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日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (2/3)

日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (2/3)


500hPa気温と700hPa湿数の天気図

気象庁FAX図「FXFE5782」(上図)と同等な天気図、500hPa面の気温と700hPa面の湿数を示す天気図を作成しました(図7)。

この図から注目している対流雲との対応について、500hPaの小規模な気温の極小域(以下、寒気コアと称する)が23日3時に朝鮮半島北部にあって、南東へ進んでいます。日本海西部を通って、23日21時には福井県付近に達

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日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (1/3)

日本海西部を南下した組織化した対流雲域とECMWFのGRIB2 (1/3)


2023年5月23日夜、近畿地方では当初予想されていない雷雨となりました。これをもたらした組織化した対流雲は、スケールが100km程度で孤立しており、数値予報モデルでも予想が難しい現象でした。今回はECMWFのOpen Dataからヨロッパの全球モデル(GRIB2ファイル)をダウンロードし、MetPyを利用して、この対流雲が日本海で発生・発達した頃の総観場・環境場を調べます。

コードについては

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