「心が傷ついてる人」は2種類いる
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【ツイートはここから】
心が乱れる人は『私はどうせ否定される』と思い込む癖がある。小さい頃から山ほど傷ついてきたから。誰かがコソコソ話してると「私のことを悪く言ってるに違いない」と悩む。意見を言われてるだけなのに「攻撃されてるんだ」と感じる。自意識過剰なのではない。心の傷が深すぎるのです。大切なのは、他人は他人であり、自分は自分であるという意識です。
【ここまで】
昨日こんなツイートをしたのですが、「これまさに私です、、」というお声をいくつかいただいたのでちょっと解説したいと思います。
「私はどうせ否定される」という思い込みについて。
これは実は意識できる場合と意識できない場合がありまして、けっこう自己肯定感低い女子ですとか男子は「私なんかどうせ」「僕なんかどうせ」と常日頃から感じてることかと思います。
いわゆる「自分責め」というやつですよね。
「私は否定される」「私は責められる」「私は嫌われる」みたいな感じで自分を卑下しまくって、自己価値を傷つけまくってるのは健全でないことですし、当noteで何個も解説してるワークなどで癒しに向かって欲しいのですが、これを「自覚」できてる人というのは、実は癒やしに一歩近いところにいます。
「私なんて大嫌い」「私なんて取るに足らない人間」ということが意識の上にあがっているということは「自分は自己肯定感が低い」ということに自覚的であるということでありまして、そういう風に「自覚」してることにより「解決」に向かうことができるんですね。
一方で、非常に厄介なケースとして、無自覚的に「私は価値が無い」という無価値感や傷を抱えてる場合というのも実はあります。
これについてはバリバリ仕事ができたり、チームの中心的位置にいる人だったり、ずっと優秀な成績をとってきていたり、付き合う異性に困らないというように世間的には「自己肯定感高いよねあの人」と言われるような人ほど実は顕著だったりします。
「あの人自分のこと好きそう」「あの人は絶対自己肯定感高い」と周りから言われる上に、自分自身ですら「心の傷」に自覚的ではなく、「私は優秀な人間」「俺は価値がある人間」と考えています。
いわゆる自立系女子/男子についてもけっこう言えることです。
もちろん自立系女子だからと言って「私は優れてる人間」みたいな感じで露骨にナルシーになることはないとは思うのですが、逆に「私はダメな人間」「私は価値が無い人間」みたいに分かりやすく自分を否定することもないでしょう。どちらかと言えば、少なくとも「意識の上では」自分を肯定しているほうではないでしょうか。
しかし、そういう人ほど実は深刻に「傷」を抱えてる場合がありまして、その傷に無自覚なぶん、癒しや解決にも向かえないという特徴がございます。
そして、歳月を重ねて誰かと深くパートナーシップを築こうとした際に自分の内面がずりずり引き出され、本来的な自分のドロドロした部分と向き合うことになったり、最悪の場合精神的に「クラッシュ」してしまうことだってあります。
なぜ「優秀な人」ほど「気づきにくい心の傷」を抱えてると言えるのかと言うと、その人が優秀であるゆえんに目を向けてみると分かりやすいと思います。
その人はいったいなぜ優秀なのでしょうか。その人はいったいなぜ仕事ができるのでしょうか。その人はいったいなぜモテるのでしょうか。
答えは「努力してきたから」です。
優秀になるために努力してきた。デキる人になるために努力してきた。モテるために努力してきた。努力してきたからこそ、その人は今その地位にいたり、そのスキルを持っていたり、人と比べて「すげー」と言われるような何らかのものを持っているのでしょう。
では、なぜ努力してきたのでしょうか。
なぜ頑張らなきゃいけなかったのでしょうか。
なぜ「人とは一味違う人」にならなければいけなかったのでしょうか。
そこに、本人ですら無自覚的な「傷」を読み解くヒントがあります。
ツイートの例もひとつですよね。「私はどうせ否定される」という深層的な思いが強ければ、「否定されないためには優れていなければ」というマインドを持つようになるかもしれません。
「周囲の人は私を攻撃してくる」という思いや傷があれば、「反撃するためにも強くならなきゃ」と成長を志すかもしれません。
「私には価値がないんだ」という無価値感が強ければ、「価値ある自分」になるために色々と外部からものを取ってこようとするかもしれません。例えば勉強ができるようになったり、仕事を頑張ったり、恋愛を頑張ったりするようになるかもしれません。
よく言えば、「反骨心」ということになるでしょう。
「コンプレックスをバネにして」とも言えるでしょう。
そんな考え方は、この国ではひょっとしたら美徳ですらあるかもしれませんね。
でも、反骨心やコンプレックスや内なる傷を原動力にし、猛烈に頑張り、「誰もが羨むような人」になったとしても奥の奥にある傷は全く消えていません。
むしろ、長年押し込み押し込み、自分が自覚できないほど抑圧しているのですから、傷は深く広くなっていることでしょう。
それが先ほど述べたように、パートナーシップや人生の「クラッシュ」へと繋がっていきます。
自覚はできずとも「ツケ」は回ってくるものです。
「私なんかどうせ」「私は価値が無い」「私は否定される」という風に、自らの傷や自己肯定感の低さに「自覚的」な人はもちろんなのですが、そういった傷やネガティブ感情とはどちらかと言えば無縁な「無自覚的」な人こそ、じっくり自分と向き合う時間をつくっていただきたいと思います。
自分の心は、自分で守るしかないんです。
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