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自立系女子のメンタルの傷と自己肯定感の低さについての解説~癒やしのワークでパートナーシップを楽にする~

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女子は幼少期には誰もが「甘え上手」であり「姫」であり「女性性全開」なのですが成長の過程で強くならざるを得なくなり、しっかりしすぎて、男性性の鎧をまとわなくてはいけない場合があります。

「自立した女子(通称、自立系女子)」は努力家で能力にもすぐれ、社会では申し分ない戦力になるのですがプライベートや恋愛では特有の苦労をする人が後をたちません。

そんな自立系女子が楽に生きるために、幸せな結婚や恋愛をするために、「男性性の鎧」を脱いで内なる「姫性」を取り戻すためにはどうすればいいか、、、

今日はそんな記事を書いていきます。





相変わらず私の読者には「自立系」と称される女子が非常に多いようでして「自立系女子」をテーマにしたnoteは飛ぶように売れていますし、「自立系女子」をテーマにしたブログは安定したpvを稼げる法則がございますので今日もそれにあやかり…ではなく自立系女子の皆さんのお力になるべく記事を書いていきたいと思います。

「自立系」の自覚がある方は大勢いるのでしょうが、その自覚が全く無く「女としての人生なんか上手くいかねぇ」「仕事は好調なのに恋愛だけは鳴かず飛ばず」「いつの意味わからんモヤモヤがとまらん」という女子はその何十倍も何百倍もいらっしゃることと思いますので改めて「自立系女子とは何ぞや」というところから書いていきます。



幼少期の女の子は誰もが「女性性」「女の子らしさ」を抜群に豊かに備えています。



進化心理学という最近ゲキアツな心理系の分野がありまして、そこでは度々検証がなされてきているのですが、女の子は生まれた瞬間から「女の子らしいもの」を、男の子は生まれた瞬間から「男の子らしいもの」を好む傾向があるそうです。

長い間、「女性らしさ」「男性らしさ」については議論が積み重ねられていますが、一定の「女の子らしさ」は女の子であれば生まれた瞬間から誰もがもっているようです。

生まれた瞬間の女の子が「女の子らしいものを好む」というのは驚きですが、1歳、2歳、3歳と女の子が成長を重ねていくにつれ女の子がますます可愛いものを好むようになっていくのは特に娘さんがいらっしゃる親御さんなら納得でしょう。

親でなくとも、女子であれば誰もが薄々分かっているでしょう。小さな女の子は人形やぬいぐるみ、分かりやすく可愛いものが大好きです。



女の子の「女の子らしさ」は可愛いものを好むというだけではありません。

幼少期の女の子は誰もが「お姫様」です。



家族から溺愛され、親族からもチヤホヤされ、「誰よりも大切にされているのが当たり前」というマインドでいるのが小さな女の子なのですね。

もちろん下の子ができたり、色々な事情でそろそろ「自立」の芽が生えてくる女の子もいるのですが、基本的に彼女らは「私は愛されるもの」というのが前提の姫マインドで暮らしています。(そろそろ胃がキリキリしてきてます?笑)

女性性の大きな特徴は「愛」と「受け取り」と「信頼」です。

こう見てみると小さな女の子は女性性が全開で開かれているのが分かります。





しかしながら成長に従い、段々と女の子をとりまく事情や環境は変わってきます。



まず、先ほども書きましたが弟や妹が誕生する場合があります。

今までは両親の愛情や目線を一手に引き受けていたのに、下の子が生まれるとその愛情は体感で半減以下になるはずです。

いや、「もう私は愛されてないのかも」までいってしまうかもしれません。

実際はそんなことないですし、両親は上の子のことも変わらず愛していますし、愛情表現も怠っていないつもりなのでしょうが、いかんせん小さな子というのはとても手がかかります。上の子に付きっ切りでいるわけにはいきません。

両親の愛情は減らずとも「実際の行動のウェイト」はどうしても下の子にいきがちになります。



さらに、女の子が「私がしっかりしなきゃいけない」と思う機会もまた増えていきます。

ありがちな例では、お父さんが仕事にいっててお母さんも用事か何かに付きっ切りで対処しなければいけない場合、下の子の面倒は長女など「お姉ちゃん」が見ることになる機会も増えていくでしょう。

もちろん「お手伝い」や「下の子の面倒」は子供の心理的成長にプラスの影響を与えますが、それが行き過ぎると女の子の「受け取りマインド」が萎んでいき、男性性的な「尽くすマインド」が強くなっていきます。

(皆さん!尽くす=女性性と勘違いしていませんか??それは実は男性性の領域なんです!)


ここまでであればどの家庭でもまぁ「あるある」でしょうし、下の子がいるだけで極端な「こじらせ女子」が爆誕することは稀なのでしょうが、さらに両親との関係などに何らかの事情(問題?)がある場合、女子はメキメキと自立していき、立派な男性性を備えた「武士」へと進化していきます。





例えば、以前の記事でもとりあげた覚えがありますが「お父さんがモラハラなケース」なんかの場合がそうだと思います。


お父さんがお母さんや家族を振り回すモラハラ的な傾向をもっていて、お母さんが弱気でいつも苦労していそうな場合、(モラハラ夫の妻は、大人しくて、あまり主張をせず、ことなかれ主義で、夫の機嫌を損なわないように行動していて、結果的にめちゃくちゃ振り回されてるケースが多い)女子は「お母さんが大変そうだから守ってあげないといけない」という心境になります。

「お母さんがお父さんに振り回されてる」「お母さんがお父さんに怒られてる」「お母さんの心労が大変そうだ」という場合、「私がなんとかしなきゃ」となってしまう娘が非常に多いのですね。


そのようにしてマインドとしては「弱いお母さんを助ける『母の母』」のような感じになっていくわけです。

つまり、男性性をそなえ武器をとり強くなっていく、姫としての女性性を抑圧し「自立していく」ということですね。



こんなケースで、「なんで女の子ばっかりが自立していって男の子は呑気でいることがおおいんですか?」「男の子が『母の父』になっていくことはないんですか?」と聞かれることがたまにあります。

もちろん男の子がお母さんを守るために立ち上がり「母の父」となっていくことも無いことは無いと思うのですが、それは男子が比較的成熟してからである場合が多いようです。

こんなことを言ったら叩かれそうですが、どうしても女の子の方が「精神的成熟スピード」は早いです。

女の子は小学生くらいから女性性を抑圧し「自立」していくのに対し、男の子はどうしても自分の世界でいっぱいいっぱいになりがちなんですね。


もちろん個人差はありますが全体的な傾向として、女の子の方がより自分を犠牲にしがちで、より自分を抑圧しがちで、より誰かのために立ち上がりがちでしょう。



「モラ父」は一例に過ぎず、他に女子が「自立」せざるを得ないケースはたくさんあります。

両親どちらかが大病を患ってしまった場合や家庭が経済的に困窮している場合、お母さんがいわゆる「毒親」である場合、離別死別などにより片親になってしまった場合など様々です。

あらゆるケースで女子は自分の内なる女性性を封じ込め、「私が強くなければ」と立ち上がろうとし、「守られてばかりではいけない」と自分を鼓舞し、「がんばらなきゃ、ちゃんとしなきゃ」という風に幼いころより自立していきます。

その抑圧が強ければ強いほど、自立度数が強ければ強いほど、大人になって「女性としての人生に苦労する」「パートナーシップで悩みを抱える」「燃え尽き症候群に陥ってしまう」などの問題が噴出してきます。

中でも自立系女子が最も苦労しがちな結婚、恋愛、パートナーシップについて以下見ていきましょう。





自立系女子が抱えるパートナーシップ上の問題は女性それぞれで千差万別ではあれど、大きく見るとある程度のパターンというものもあります。


例えば、「やたらとハイスぺ男子を好む傾向がある」なんかが代表的です。

幼いころより自分の「姫性」を抑圧してきた自立系女子は大変ストイックになりやすく、「強くあること」「頑張ること」「優秀であること」「自分で何とかすること」「完璧な自分であること」などを至上命題として生きていく傾向がございます。

そんな戦闘力バリバリの自立系女子は、その頑張りの結果として「優秀な学業成績」「高偏差値大学への入学」「大企業への入社」「社内での男性顔負けな成績」「順風満帆なキャリア」「高い収入」などを得やすいです。

もしくは「それらを得なければならぬ」と奮闘しており、それらを得られなかった場合に猛烈な自己嫌悪や罪悪感、自分を責める気持ちを感じます。

「結果を得られない自分が大嫌いだし、何より努力してない自分など許せない」そんな根強い価値観、観念を持っています。

彼女らの人生のライトモチーフを一文字で表すなら「闘」もしくは「武」がふさわしいでしょう。



さて、パートナーシップは鏡であり、自分の価値観や観念が一番強く投影されるのは彼氏や夫です。

そんな彼氏や夫が、彼女らの価値尺度で「全然頑張ってない」としたらどうでしょうか。

つまり例えば、全然良い大学を出てないし、全然語学もできないし、全然社内で良いポストについてないし、全然低収入だし、全然うだつが上がらなかったらどうでしょうか。

彼女らは「無能な自分」や「努力してない自分」を許せないわけです。

それをパートナーに投影すると「無能なパートナー」や「努力してないパートナー」を許せないということになります。



自立系女子の中には「頑張ってない男は嫌悪の対象である」という人も多いかと思うのですが、それって「頑張ってない自分を嫌悪してる」ということなんですね。

自立系女子がやたらハイスぺ男子を好むようになってしまうのはそのような理由があるわけなんです。

否、ハイスぺ男子を好んでるんじゃなくて、「ロースぺ男子」を憎んでるとまで言ってしまってもいいかもしれません。

もちろん、これはあくまで傾向のひとつであり、全ての自立系女子がそうでないことはお断りしておきます。



(自立系女子はこちらも。)





逆に、手のかかる男やダメな男に入れこんでしまうことが多いのも自立系女子の特徴のひとつです。


これは、自立系女子の中に「私は苦労するもの」「武者修行こそ私の人生」「大変じゃなければ恋愛じゃない」「問題のない人生なんて私の人生じゃない」「私は人に尽くし与える人間」というめちゃくちゃ根深い観念があるからこそ起こります。

幼少期からずっと人生「いばらの道」だった自立系女子にとっては「苦難の恋愛以外は恋愛にあらず」というわけです。



代表的な例でいうと、「親密感への怖れ」がとても強い男に惚れてしまうなどでしょう。

「親密感への怖れ」はその言葉どおり、相手との心の距離が近づいていくことをとんでもなく怖れてしまう心理のことです。

「親密感への怖れ」が強すぎる男性は付き合う前などはとても良い男に見えたりするのですが「いよいよ交際しよう」という段になったときに「いや、今はやっぱり彼女はいらないから」と言ってずるずると付き合ってるんだか付き合ってないんだか分からないような状態を長引かせたり、「体の距離は近いんだけど心の距離は遠い」セフレ関係を好んだりします。


もちろん純粋に「相手を都合良い女扱いする悪い男」であるケースもあるのですが、そういった男子の心理を深く深く掘っていくと実は「心的に親密になるのが怖い」「近づいたのに捨てられるのはいやだ」「それならつかず、離れずの距離でいたい」「自分のパーソナルスペースには誰も入れたくない」という実に繊細な孤独さが見え隠れしたりするものです。

で、この段を読んで「そうそう、そうなのよ」と頷いてる貴女がいるように、ほとんどの女性はこの、男の「不器用さ」「孤独さ」「怖れ」「チキンさ」「儚さ」を見破ってるのですね。(つくづく男とは単純な生き物)



そのうえで、「なんとかしてあげたい」「殻を破ってあげたい」「怖れを取り除いてあげたい」という感情を抱き、それが恋愛感情にも結び付いてくるわけです。

そんな恋愛は、こうやって字面で書くとある種ロマンチックなような気もしなくもないですが、当事者として相対してみるとまさに「いばらの道」に他なりません。

怖がりで、臆病で、心を本当には開かない、、、そんな男を陥落させようと奮闘するわけですから、そりゃあ普通の女の人にはできません。

「それぐらいじゃなきゃ張り合いがないっしょ」という自立系女子にしか「親密感への怖れ」を大量に抱え込んでる男をなんとかしようだなんて思えないわけです。


優しくて、誠実で、お姫様扱いしてくれて、気が利いて、誰よりもう優先してくれて…

そんな騎士様にお近づきになれたらいいな、、、なんていう空想も自立系女子だって時にはもちろんしてしまうわけなのですが、気が付いたら「ちょっと手のかかる男子」に宿命的に惹かれてしまってるんですね。悲しいサガです。



(親密感への怖れはこちらもオススメ。)





自立系女子として生きることによって、メリットと言うかいいところもたくさんあります。

日本はバリバリゴリゴリの男性社会ですから、会社組織の中で生きていくなら男性性全開で自立せざるを得ないですし、職場以外でも自立しなきゃならない境遇って山ほどあると思うんです。

自立女子の皆さまだって「自分の全部がキライ」ということではないと思うんです。

例えば頑張り屋なところとか、勉強や仕事をガツガツこなせるところとか、物事をめちゃくちゃ詰めて考えるところとか、自立している自分の好きなところだっていっぱいあると思うんです。


そして一方で、、、「もう疲れちゃったよ」「女として幸せになりたいよ」「与えてばかりだったから与えられたいよ」「私だってお姫様扱いされたいよ」「いい加減振り回されたくないよ」なんてことも考えてるわけです。

そういう問題意識がなければ、こんな長文のこんなところまで辿りつきませんもんね。毎度お付き合いありがとうございます笑



ここからはワーク型式で、自己肯定感を上げて過剰な自立を手放し、パートナーシップでも人生全体でも心軽く生きられるようになる方法を紹介します。

手順を踏んで段階的に行っていきますので、初心者の方も気軽に、空いた時間などにやってみてください。

常連様はできればガチな感じで取り組んでみてください。

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