自己肯定感を下げないために「雑に扱ってくる人から離れましょう」という話と、親子関係の傷について
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「自己肯定感を上げるために雑に扱ってくる人を遠ざけよう」という時、誰もが思い浮かぶのは「じゃあ、その雑に扱ってくる人が親だったらどうするの?」ということだと思います。
自己肯定感を上げるために環境を変えていくのはとても大切ですが、人生のどこかで、誰しもが、根本的なラスボスである「親」と心理的に向き合っていく必要があるようです。
【ツイート引用ここから】
自己肯定感の天敵は『雑に扱ってくる人』です。
人は誰かに雑に扱われ続けると「私はこの程度の人間」「私は雑に扱われるのが当たり前」「私は誰からも大切に扱われない」と自己洗脳し、自己肯定感が奈落まで下がる。
雑に扱ってくる人とは光の速さで距離を置くべき。
【ここまで】
このツイートが1.3万件以上のいいねを獲得していて非常に話題になっているので取り上げてみます。
いつもnoteを読んでくれている人ならご存知の通り、自己肯定とは「人の目線」「相手の態度」「周囲の評価」「社会的な同調圧力」などと自分の評価をできる限り切り離した上で、「自分は自分、人は人」という自分軸を要に据えて、ありのままの自分を受容する態度のことです。
自己肯定感が低い人は他人と自分を比較して一喜一憂しがちなのですね。
・あの人は可愛いのに私は可愛くない
・あの子はスタイルがいいのに私はちょっと太い
・あの人は年収が高いのに俺は平均以下だ
・あの人は良い大学を卒業しているのに私は大した学歴もない
・あの人はバリバリ頭が切れるのに俺は頭の回転が鈍い
・あの子はすごいセンスが良いのに私は垢抜けてない
このように、周囲と比較して自分の劣等性に悔しい思いをしたり、逆に周囲と比べて自分の優越性を認識したりする態度のことを「自己肯定感が低い状況」と言います。
優越感・劣等感関係なく、周囲と自分をいちいち比較して自分の位置を細かに判断しているというのは「ありのままの自分を受け入れている」とは言いにくいのですね。
よって、究極的な話、めちゃくちゃ自己肯定感が高い人は周囲から雑に扱われようが丁寧に扱われようが自分への評価は変わらないわけです。
あなたの周囲にもいませんか?周囲から丁寧に扱われてるとは言い難いのにいつも自信に溢れていてポジティブな人。そういう仏マインドの人が「ガッツリ自己肯定感が高い」というわけですね。
正直、そういう人はめちゃくちゃ生きやすいです。
…ですがもちろん、多くの人はそうではありません。
多くの人はつい人からの評価が気になってしまいますし、つい人と比べてしまいますし、ついマウントを張り合ってしまうものです。
そうした人の中で一部の「変態」のような人は当ブログなどを読み漁り自己肯定感を本気で上げようと日々鍛錬しているわけですが(褒めてます)、自己肯定感を上げようとする中でどうしても「雑に扱ってくる人」というのは弊害になります。
雑に扱われれば扱われるほど劣等感を感じるのは言うまでもなく、雑に扱われればより周囲との比較に敏感になりますし、よりネガティブ思考になりますし、より自分を受け入れがたくなります。
「自分が自分を好きになるなんて到底無理だ」という気持ちになってしまうかもしれません。
でも、繰り返しになりますが自己肯定感がMAXレベルの人はこんなことを思わないんですね。
ただ、98%の人は雑に扱われ続ければ凹みますし、悩みますし、自分なんかどうせダメだと「自己洗脳」してしまいます。
よって雑に扱ってくる人、大切にしてくれない人からは絶対に遠ざかるべきなんだというわけです。
特にこれから「自己肯定感を上げていきたい」「自分らしく生きられるようになりたい」「自分軸でワクワクしながら生きていきたい」「幸せなパートナーシップを築きたい」「自分を変えて生きやすくなりたい」と当ブログなどを読んで勉強している人にとっては雑に扱ってくる人というのはまじで猛毒になります。
物理的な距離を置けるのが最高ですが、それが無理なら「話す回数を減らす」など心の距離を置きたいところです。
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さて、ツイート解説だけならここまでで終了なのですが、リプと引用RTを見てみると「親が雑に扱ってくるタイプの人間だったらどうするのか」「義務教育期間の子だったら親からだけは逃げられないのではないか」「仕事ならすぐ辞めれば良いだけだけど親の支配下から抜け出すのは困難なのではないか」という意見が散見されましたので『自己肯定感の根本に潜む親子関係の問題』をここから、裏本題として取り上げてみましょう…
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