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私の母親はとても感情的ですぐにめちゃくちゃなことを言いだすタイプでした。こんな場合恋愛もダメになってしまいますか?

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Ryutaさんの記事を読み親子問題と恋愛の関わりについてもっと知りたくなりました。

私の母親はとても感情的ですぐにめちゃくちゃなことを言いだすタイプでした。

こんな場合恋愛もダメになってしまいますか?

私はいつも彼氏ができても続かなくて恋愛が上手くいきません。

【ご相談ここまで】



ご相談ありがとうございます!

親子問題と恋愛については私の各記事であらゆる角度から考察していまして、とても深い話題です。

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常連さんには周知の事実かと思いますが、親子関係の問題って成人後の恋愛や婚活、そして結婚生活、さらに子育てにまで強い影響を及ぼすものです。

「思春期ならまだしも、私は親と離れて暮らしている社会人ですし本当に親の影響なんて受けているのでしょうか?」という質問もちょくちょくされるんですけれども、これがとてつもない影響を与えるんですよね。

母親と離れていても精神的にお母さんと癒着してしまってるなんてのはRK女子にあるあるですし、父親と離れていても「お父さんに思春期に言われたひどい一言のせいで男性と上手く関係を築けないでいる」なんてのもよくお聞きしますし、実家からは遠く海外で暮らしていても「お兄ちゃんに馬鹿にされた一言がきっかけでありのままの自分を好きになれずにいる」なんていうケースもあります。

親やきょうだいというのは何といっても私たちがこの世に生まれたその瞬間から始まる「人間関係」ですし、その人間関係はよくも悪くもとても深い絆で結ばれているものです。深い絆というのは愛であると言えるのですが、愛の反対は憎悪なんていう言葉もあるとおり、ポジティブな記憶だけでなくネガティブな記憶も相当受け継がれていくんですね。

例えて言うなら、「本当に大好きだった彼」「大恋愛だった彼」との別れほど強力な憎しみとともに終わることもあるじゃないですか。その現象とよく似ています。
親やきょうだいとの出来事や記憶って、愛に溢れた思い出もある一方で、心に強烈なネガティブ感情を与えたり、憎しみの尾を引かせたり、トラウマと言って良いレベルの絶望を与えたりもするんです。

「離れていても親子関係の影響は大きい」というのはそういう理由があるんですね。深い絆で結ばれているからこそ、傷が与えられた場合、その傷はとんでもなく大きく深いものになってしまうんですよね。



ーー私の母親はとても感情的ですぐにめちゃくちゃなことを言いだすタイプでした。ーー

ーーこんな場合恋愛もダメになってしまいますか?ーー


「お母さんが感情的でめちゃくちゃなことを言いだすタイプでした」「お母さんの感情がジェットコースターみたいでした」「お母さんがメンヘラモンスターでした」「お母さんがヒステリックなタイプでした」「お母さんが情緒不安定で急に怒鳴りつけてきたりしました」

私のもとにくるご相談は「母娘問題」がものすごく多いのですが、なかでも今回の相談者さんのように「母親が良くも悪くもすごく感情的なタイプでした」というケースはよくあります。

こういった場合、恋愛で苦労することになるパターンがめちゃくちゃ多いようです。

お母さんが感情的だった場合、もっと言って「ヒステリック」だった場合、子の心理としては「お母さんの様子や顔色を窺う」という心理が非常に強くなるものです。

「今日のお母さんの気分はどうかな」「お母さん、怒ってないかな」「不機嫌じゃないかな」「今日だったらおねだりしても大丈夫かな」そんな風にお母さんの顔色を伺って「良い子」でいる状態が日常化してしまうんですね。

近頃、「他人軸ではなく自分軸でいよう!」「人の顔色を気にするのはやめよう!」みたいなことを発信している人が(私も含め)増えましたが、それは社会人だからこそ通用する考え方です。

社会人だったらいざとなれば職を辞す自由だってあるし、自分の生活は自分で守っていけばいいし、だから敢えて人の顔色ばかり窺う必要はないということなんですね。



でも幼少期や思春期の子どもは違います。

お母さんとのウマが合わないからって、「では、この家の子でいるのは辞めさせていただきます」と辞表をだすわけにもいきませんし、家出をする自由なんてありませんし、「今日から自分軸!」と言って家庭内でワガママ放題振舞うわけにもいきません。

特に親が子をコントロールするようなタイプである場合、必然的に子は「親軸」にならざるを得ません。


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