「去っていく人を追ってしまい苦しい」「依存的になり執着してしまう」依存心強めな人、自己否定強めな人が覚えておきたい考え方
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恋愛や人間関係で大切な考え方として、「去っていく人を追わない」「縁がない人とは縁がない」「嫌ってくる人に執着しない」というものがあります。
去っていく人を追いかけようとすれば、ただでさえ傷ついている心に追い打ちのように深手を負う可能性が高いですし、縁がない人との縁を取り戻そうとするのは大変な労力がかかりますし、執着すればするほど「ありのままの自分」でいられなくなり、たとえ復縁できたとしても苦しい恋愛をすることになりかねません。
もちろん、これらのことはほとんどの人は頭では分かっているでしょう。
「去る人を追うのはよくない」「縁ない人に執着するのは不幸のもと」というのは、みんなが理解していそうなことです。
でも、一番の問題はそれについて「感情」がついてこないことなんですね。
「追ってはいけない」と分かっていつつも追ってしまうし、「執着しちゃいけない」と頭では理解してるのに依存的になったり追いすがってしまうからこそ苦しいんです。
今日の記事では、相手に嫌われしまったときや別れを告げられてしまった時にどういった考え方をすれば「執着の傷」が深まらずに済むのかを解説しました。
・いつも苦しい恋愛になってしまう
・自分を責めれば責めるほど苦しくなってしまう
・相手に依存的になってしまい、自己犠牲してばかり
・相手に執着してしまい、とてもつらい
・早く「去る者追わず」で楽になりたい
そんな方にお勧めです。
それでは以下、私が先日したツイートの解説から入っていきましょう。
【ツイートはここから】
どう頑張ったところで、
・去っていく人は去っていく
・離れる人は離れていく
・嘘をつく人は何度も嘘をつく
・期待を裏切る人は何度も裏切る
・傷つけてくる人は何度も傷つけてくる
・些細な違和感は大きくなる
・縁がない人とは縁がない
これが真実です。「まぁいっか」と諦めるのも大切です。
【ここまで】
ーー・去っていく人は去っていくーー
ーー・離れる人は離れていくーー
ーー・縁がない人とは縁がないーー
Twitterではたびたび、「去っていく人は去っていくし、離れていく人は離れていくし、縁がない人は縁がないんだよ」というお話をさせてもらっています。
この話題は毎回大きな反響をいただきまして、「分かります」「ほんとそれです」というご感想から、「それができないんです」「上手く割り切れないんです」というお悩みの声まで色々な反応があります。そのたびに、みんな去っていく人への執着とか縁がない人を追ってしまう自分の状況についてすごく悩みを抱えてるんだなーと感じるところです。
大原則論として、「縁がない人とは縁がない」という考え方を中心においておくととても楽になります。
いわゆる「こじらせ女子」と呼ばれる人たちは、かなり自己否定感が強く、相手との関係が上手くいかなくなってきたり相手との関係がモヤモヤしたものに変わってくるとかなり自分を責めがちです。
「私が悪いからいけないんだ」
「私が可愛くないからいけないんだ」
「私が会話下手だからいけないんだ」
「私が相手を冷めさせてしまったんだ」
「私の性格が悪いからいけないんだ」
「私がちゃんとしてなかったからダメだったんだ」
そんな風に自分を責めまくってしまうんですね。またの名を「自立系女子」なんていう風にも言います。
そんな自己否定が根底にあると去る人に対してどんな反応を示すかと言うと、一般的にはこうなります。
「私が悪いところは全部直すから離れていかないで」
「私が可愛くなるから離れていかないで」
「私があなたの理想の女になるから離れていかないで」
「私があなたを楽しませられるようになるから離れていかないで」
「私が性格をなおすから離れていかないで」
「私がちゃんとするから離れていかないで」
自分の悪い部分、自分の良くない点ばかりを見ているため、そこを直せば相手を繋ぎとめられるのではと彼女らは考えます。
つまり、「執着」するようになるんですね。
でも、そんな執着が実を結ぶことはまずありません。
なぜなら、相手の気持ちはもうすでに冷めているからです。
恋愛って、相手の「条件」に惹かれるわけではありません。
相手の性格が良いから付き合うわけではありませんし、相手が可愛いから付き合うわけではありませんし、相手が会話上手だから付き合うわけではありませんし、相手が楽しい人だから付き合うわけではありませんし、相手のスペックが高いから付き合うわけではありませんし、相手がちゃんとしてるから付き合うわけではありません。
相手の、全体的なものとか、外見も内面も雰囲気も含めた、言ってしまえば「総合的な魅力」に惹かれあって繋がるのが恋愛なんです。
世間的には、相手を好きになった/好きになる理由として「優しいから好きになった」とか「誠実だから惹かれた」とか非常にイマイチな言語化がされています。
もちろん、「優しさ」や「誠実さ」もそれなりに大切なんでしょうけど、「優しい人」や「誠実な人」なんて、それはもうはいて捨てるほど世の中にはたくさんいるわけです。日本人なんて100人いたら80人くらいは「優しい人」でしょう。「優しい人が好きです」なんて本心で言ってるとしたらその人は「付き合う人は割と誰でもいいです」と言ってるのと同じになってしまいます。そんなことは、絶対にないですよね?
言葉にならない全体的なもの、言葉にしにくいふんわりとしたもの、言葉にできっこない総合的なものに惹かれるのが恋愛なんです。
だとしたら、相手が去っていく理由も言葉にならない全体的なもの、言葉にしにくいふんわりとしたもの、言葉にできっこない総合的なものであるはずなんですね。
よって、「私の○○という部分を直すから去らないで」なんて言うのは到底無理な話なわけです。相手は、去る理由としてきっと色々な理由を言うことでしょう。
「君のどこどこが気に入らない」「君のここが嫌になった」「君のこういう部分がダメになった」色々と、理路整然と言ってくると思います。でもそれは、本心であり、かつ、本心ではないんです。
本人は本心を言っているつもりでも、潜在意識的にはまるで本心じゃないんです。
去っていく相手の本心の中の本心は「君が無理になった」ただそれだけなんです。
どういうことかと言うと…
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