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【観念手放し実践編】観念を手放すワークのご紹介

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昨日の記事では「観念の概要」について書きました。

今日は実践編ということで具体的な手放し方法について書いていきます。

昨日の記事で「女は痩せていなければ価値が無い」「女は痩せていなくてはいけない」「女として生きるなら体重50キロをこえてはいけない」「女は食べたいものを食べたいだけ食べてはいけない」という苦しい観念を抱えてしまった女性のお話をしましたが、今回のワークではその事例を取り扱っていきたいと思います。

観念の手放しは以下のステップで行っていきます。



【①観念の自覚】


まずは「観念の自覚」「観念の把握」というところから行っていきます。

多くの人にとって「私にはこのような思い込み(観念)がある」「私のこのような思い込みが私の人生を苦しいものにしている」と自覚することが第一ステップになるからです。

RKメンバーとか心理学を熱心に研究している人でなければ「自分には観念がある」なんてことに想い至ることはさすがに難しいですよね笑

私の体感では95%以上の人は自分の内面のことに無自覚だし、無関心です。よって最初は、自分自身の観念を見つけ出すのにも一苦労だと思います。

これは至極当たり前のことなので、もし読者のあなたが自身の観念に無自覚だったとしても必要以上に自分を責めなくて大丈夫です。一緒に行っていきましょう。


どうやって観念を自覚していくのかと言うと、そのキーポイントは「他人へのネガティブな感情」です。

例えば「女は痩せていなければ価値がない」という強力な観念で自分をがんじがらめにしている女子ほど、「自分の体型に無関心な女性」「ラーメンにライスとかつけちゃう女性」「好きなものを好きなだけ食べている女性」「女らしいスタイルをあきらめている感じがする女性」に対して強烈な怒りや、憎悪や、恨みや、嫉妬などのネガティブ感情が起こるでしょう。

「あの子はなんで努力してないの」「なんであんなデブのくせにヘラヘラ笑っていられるの」「あの人はなんであんなだらしない体型でいられるの」「私はこんなに頑張ってるのに」「もっとダイエットすればいいのに」という怒りがわいてくるはずです。

他人は自分のうつし鏡です。

他人に対して強烈なネガティブ感情が起こるということは、そのぶん他人にも自分にも「こうあるべき」という観念が根強いということ。

「痩せようとしない女子」に対して強い負の感情を感じるのは、「女は痩せるべき」という強烈な観念を持っているからなんですね。そして昨日の記事でも書いたとおり、強すぎる観念は苦しみのもとです。

もちろんこれはダイエットやスタイルに限らず、あらゆる観念に当てはまります。

他人に対するネガティブな感情は、自分自身の観念を発掘する際の大きなヒントになります。




【②観念形成のもとになった感情と向き合い、癒す】



今回のワークの肝となる部分がここです。

昨日の記事でも触れましたが、強固な観念形成に至る際には必ず「感情的な原因」「ひどく傷ついた経験」などがあるものです。

例えば今回の例の女性であれば「太ってるから女として見れなくなった」と彼にひどい振られ方をした際の絶望、ショック、憎しみ、悲しみ、自己否定、劣等感、孤独…と言った負の感情が由来となり、
「女は絶対に痩せていなくてはいけない」という観念を形成していきました。

あるいは、さらに深いところまでさかのぼれば「アンタは太りやすいのよね」と幼少時代に母親に言われた経験や、「お前はプニプニしてるな」と父親にお腹をつままれた経験や、保育園で「ここに太ってる人がいまーす」と男の子に言われた経験も影響していました。

幼少時代にさかのぼるあらゆる負の感情や自己肯定感の低さが前提にありつつ、彼の「女として見れなくなった」という一言が大きな引き金となり、問題となる観念が作られていってしまったということなんですね。


ここで、昨日の記事で書いた「観念」と「感情」の関係を少し長めに引用してみましょう。


***

【引用ここから】


観念には必ずその「おおもと」の強い負の感情があります。

逆に言えば、過去の強い負の感情が癒されれば、観念もまた浄化されていきます。

私が「自分と向き合いましょう」「過去と向き合いましょう」といつも口酸っぱく言っているのはそういうことなんですね。


そして、観念の「おおもと」となる負の感情を癒やすというのは言い方を変えるとどういうことかと言うと「その負の感情を味わい尽くし、吐き出し尽くす」ということになります。

よく「ウ〇コ」の例えをするのはRKメンバーのみんなならご存じかと思います笑

ネガティブ感情はウ〇コと同じです。

抑圧して心の内側にため込めばため込むほど「心の便秘」になりメンタルに悪影響を与えます。負の感情というウ〇コこそが、観念形成の根源なのです。

それを癒やすためにはどうすれば良いかと言うと、それもまたウ〇コと同じで、出せるところまで出し切ってしまえばいいのです。

ひたすら書き出して書き出して大泣きして書き出して、吐き出し切ってしまえばいいのです。


そうして過去の負の感情を癒やしていくことで、「観念の前提」「観念の土台」がボロボロと崩れ去っていきます。

心が軽くなり、自分のことも他人のことも「べき論」で縛る必要がなくなります。

自立系女子から卒業することができますし、無価値感や自己否定から解放されますし、自分を必要以上に責めなくなり、自分らしく生きていくことができるようになるでしょう。


【引用ここまで】

***



このように、観念の前提となっているのは「過去のつらい負の感情」なのでその部分に向き合ってあげることが観念の癒しに非常に大切になってきます。

今回の女性の例で言えば、大きな引き金になった「彼の一言で傷ついた自分」に寄り添ってあげるワークが効果的です。


しかしながら、紙とペンを使って向き合っていくわけなのですが、当時を脳内再生したり当時の感情を振り返ることで心が辛くなってしまったり、涙が出て来たりしまったりすることもあります。

心が辛くなって苦しくなってしまったら一度休憩して行うか、後日行いましょう。

あまり心に負担をかけすぎないようにしてくださいね。

紙には、「辛い経験と感情→自分を抱きしめてあげる言葉」を順番に書いていきます。

過去の自分と会話するイメージですね。


「女は絶対に痩せてなければ価値がない」という観念の例では、具体的には以下のように書いていきます。


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