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「相手を信頼できません」「相手を頼れません」 「自分がいつも頑張りすぎて空回りしてます」パートナーシップの悩みの背景にある「自立の傷」について考察

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【Xポスト(ツイート)はここから】


心の傷が深い人の特徴は「相手を頼れない」「相手を信頼できない」ということです。

幼少期の甘えたい頃に甘えられなかった人は相手との適切な距離が分からず自分の弱さを見せることができない。

長年の過緊張に苦しみ自分を責め続ける。

大切なのは「頑張れなくてもいいんだよ」と弱い自分を許してあげることです 。

「どうしても相手を信頼できません」
「どうしても相手を頼れません」
「自分がいつも頑張りすぎて空回りしてます」

そんな相談やリプをいただくことは本当に多いです。

根底にあるのは「相手がどうこう」ではなく、自分の傷ついた深層心理。

だから「今度の相手は頼り甲斐のある人がいい」「今度は信頼できる人がいい」という風に「相手」にフォーカスしても、 また同じように相手と距離を縮められなかったり、相手を信頼できなかったりする。

自己肯定感を上げて「自分を信じられるようになる」のが相手を信じるための近道でもあります。


【Xポストはここまで】



X(旧Twitter)の長文投稿機能というものを最近よく使っています。

Twitterって140字までしか投稿できないのが「不便だなぁ」「ツリー追加していくの面倒だなぁ」「もっと書きたいことあるのになぁ」というジレンマでしたし、
少ない文字数に自分の考えをまとめなきゃいけないことで不可避的に主語がめちゃくちゃデカくなってしまったり、自分が言いたいことを言えない心地悪さがあったので長文で投稿できるようになって割と重宝しています。

文章って長けりゃ長い方が良いっていうことでもなくて、詩とか俳句でも素晴らしく味わい深いものはたくさんあるわけなのですが、それでも文章はやっぱり自分の考えていることを相手に伝えるためのツールなので、相手に「この人の書く文はいいな」「この人良いこと言ってるな」と感じてもらうためにはそれなりのまとまった文量も必要なんじゃないかなー、なんて考えています。


文だけでなく、口頭で伝える際も同じですね。

特に依存系の女子によくあるのが「言わなくても分かるでしょ」「愛してくれてるなら分かるでしょ」「察してよね」「私は言いましたけど(でも全然相手に伝わってない)」みたいな状況でして、
口頭言語にせよ文章にせよ、自分の意思を明確に相手に伝えるためには「自分が思ってる以上にしっかり」「しっかり以上にしっかり」言ったり、書いたりする必要があるんじゃないかなと考えているところです。

どんなに最愛のパートナーや配偶者や恋人であっても、そういう意味では「他人は他人」ということなんですよね。

ましてやXのポストなんかは本当に文字通り「他人」相手に届けるわけですから、長文機能は有難いよなというお話です。まぁそれはそれとして、ツイートの解説をしていきましょう。



ーー心の傷が深い人の特徴は「相手を頼れない」「相手を信頼できない」ということです。ーー



「傷が深い人ほど相手を頼るのが苦手だよね」「傷ついてる人ほど甘えるのが不得意だよね」「自分のこと責めまくってる自己否定的な人ほど相手を信頼するのが苦手だよね」という話をよくしています。

私のもとにも「いつも相手と近い距離になれないんです」「自分から予防線を張ってしまうんです」「夫とは結婚して長いのに全然心が繋がってる感じがしないんです、夫と私は相性が合わないのでしょうか」というご相談が今も昔もよく届くのですが、
そういう時にいつもお聞きするのは「それって、今の旦那さん限定なの?」「昔の恋愛はどうだったの?」「もっと言うなら恋愛だけじゃなくて友人関係はどうなの?」ということです。


人間たるもの相性はもちろんありますし、「今のお相手にだけ自分のありのままを見せられない」というケースも全然あるんですけど、でも一方で「信頼し合えない」「ありのままを全然さらけだせない」という状態がパターン化していることも多くてですね、そういうパターンの恋愛を繰り返している人はやっぱり根本的にすごく傷ついてしまっていることが多いんですね。

だから、「相手を信頼できない」「相手に甘えられない」ということを繰り返してしまっている人は「この相手が良くないからだ」「他の人ならきっと大丈夫だ」と他人軸になるのではなく、「私の深層心理で何か悪さしているものがあるんじゃないか」「私が目の前の相手にバリアを張ってしまってるんじゃないか」という自分軸に降り立ってみることも重要なんだよという話を口酸っぱくして言っております。



ーー根底にあるのは「相手がどうこう」ではなく、自分の傷ついた深層心理。ーー

ーーだから「今度の相手は頼り甲斐のある人がいい」「今度は信頼できる人がいい」という風に「相手」にフォーカスしても、 また同じように相手と距離を縮められなかったり、相手を信頼できなかったりする。ーー


ポストにもこのように書きましたね。


「相手のせい」「相手が甘えさせてくれないせい」「相手が頼りがいないせい」みたいに相手軸になって相手に責任を丸投げしちゃえばそりゃあ、楽っちゃ楽なんですけど、問題の先送りにしかなってないこともしばしばです。

相手と親密になれずにツライのは自分ですし、相手にありのままを出せずに落ち込むのは自分ですし、相手と信頼し合えないことで幸せを感じられないのは自分なのですから、「そろそろ先送りするのはやめて立ち上がりなされ」「自分軸になりなされ」と、時に優しく時に厳しくメンバーの皆さまのおケツをぺちぺち叩いて差し上げるのが私の任務です。




ーー長年の過緊張に苦しみ自分を責め続ける。ーー



では具体的にどんな傷があるのかと言えば「自立の傷」ということをよくお話しています。

「相手を信頼できない」「相手に甘えられない」「相手と近づいていけない」という心理状況の背景にあるもののひとつは「自立の傷」なんですね。

自立の傷とはすなわち「頑張らなきゃ私には価値がない」「(何かを)できなきゃ自分には存在意義がない」という思い込みのことです。

この傷が「相手を心の底から信頼できない」ということに繋がっていきます。

具体的にお話していきましょう…



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