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【グレートプレゼンター】とは鴨頭嘉人の成功哲学である

グレートプレゼンターとは?
話し方の学校の造語で、いつ・どこで・誰といてもプレゼントを渡している状態で生きる存在のこと。
参照
ただし、「誰と」は選んでも良い。

Youtubeチャンネル登録者数108万人、年間700冊の本を読み、最近はVoicyや、日本にチップ文化を広めること、新業態焼肉店にも挑戦し、止まることを知らない「世界を変える男」鴨頭嘉人。

そんな鴨さんが学長を務める「話し方の学校」では3つのコースがあります。

グレートプレゼンターになるベーシックコース。
スピーチを科学するアドバンスコース。
そして最近できたエピソードトークを極めるテクニカルコース。

私は鴨塾→ベーシックコース→アドバンスコース→ベーシックコースのサポート。と2年間、東京カモガシラランドのコンテンツで学んできたのですが、「やっとグレートプレゼンターについて理解してきたかな?」と思ったのであくまでも個人的な考察ですがnoteに残します。

冒頭に記載されているグレートプレゼンターは鴨さんが作った言葉。

言葉を作るということは、まだ世に出ていない概念を誰かに伝えたいという欲と鴨さんの学生時代、マクドナルド時代、講演家時代の50年ほどの人生経験が凝縮した結果、生み出されたものだと思います。

私は話し方の学校ベーシックコースに入学したとき、第1講にてグレートプレゼンターの説明を鴨さんから聞いた時、

「へーそうなんやー」とふわっとしか受け取れていませんでした。

しかしセミナーを受けたり、読書をしたり、仲間たちとのディスカッションの中で私も様々な言葉や体験を吸収した結果「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!グレートプレゼンターってすげえええええええ!!!!」とやっとグレートプレゼンターについて納得でき、家で興奮して妻に引かれたのでベーシックコースを卒業した方、在学中の方向けに私がグレートプレゼンターで興奮した理由を3冊の名著を使って書いていきます。

1 . 7つの習慣
全世界4,000万部、国内240万部を超えた大ベストセラー。
自己啓発系の本を読まれている方なら知らない人はいない超有名な本です。

7つの習慣という本のタイトルのように7つの「こうやったら上手くいくよー」という成功の原則が書かれています。

「これさえ習慣にすれば成功するよねー」というものを列挙、グループ化した結果、7つの習慣になりましたが・・・正直「7つもあるの?多くね?」と思いませんか?

それを解決したのがグレートプレゼンターという言葉です。

7つの習慣を一覧にすると以下のとおりです。

1.主体的である
2.終わりを思い描くことから始める
3.最優先事項を優先する
4.Win - Winを考える
5.まず理解に徹し、そして理解される
6.シナジーを創り出す
7.刃を研ぐ

そしてグレートプレゼンターと紐付けると以下のとおりです。

1.主体的である
→ プレゼントを渡すことを人に言われたからではなく、自分で渡すと決めている。

2.終わりを思い描くことから始める
→ どんな人にプレゼントを渡したいかは自分の終わりを想像している。

3.最優先事項を優先する
→ いつ・どこで・誰といてもプレゼントを渡すことを優先している。

4.Win - Winを考える
→ 自分も相手もメリットがあるようなプレゼントを考えている。

5.まず理解に徹し、そして理解される
→ 相手の求めているものを理解しなければプレゼントは渡せない。

6.シナジーを創り出す
→ プレゼントを送り合うことで1+1を2以上にする。

7.刃を研ぐ
→ グレートプレゼンターは一日にして成らず。

成功への道はグレートプレゼンターに通じるものだと思いました。

「7つの習慣がすごいのはわかるけど、7つも覚えられない!」という方はグレートプレゼンター、1つだけを覚えておきましょう。

2 . 嫌われる勇気
アルフレッド・アドラーを有名にした本。
Amazonでは5,868個の評価もあるが星5つ中4.4と怪物級。

こちらの本では対人関係を改善していくためのアドラー心理学を哲学者と青年の対話形式によってその考え方を解説しています。

「この考え方を習得すれば対人関係が楽になるよねー」という内容で、中でも課題の分離は話題になりましたが・・・正直「実践できてますか?」

それらの考え方をよりシンプルに落とし込んでくれたのがグレートプレゼンターという生き方です。

嫌われる勇気の内容を抜粋すると以下のとおりです。

・目的論
・課題の分離
・幸福とは仲間に貢献できる感覚
・自己受容
・他者信頼
・他者貢献

そしてグレートプレゼンターと紐付けると以下のとおりです。

・目的論
→ 誰かに与えられたから与える受動的な行動ではなく、自らの目的のため、能動的に行動している。

・課題の分離
→ 自分がプレゼントを送りたいと思った氣持ちと相手がそれに対して反応を返してくれるかは別の課題である。

・幸福とは仲間に貢献できる感覚
→ 仲間にプレゼントを送ることで貢献できている感覚を獲得できる。

・自己受容
→ プレゼントを渡している状態でいるということは自分のプレゼントの価値を受け入れているということ。

・他者信頼
→ 渡したい人には無条件でプレゼントを渡している状態。他人はあなたの期待を満たすために生きているのではない。

・他者貢献
→ プレゼントを送っている状態のこと。

幸福への道はグレートプレゼンターに通じるものだと思いました。

「嫌われる勇気がすごいのはわかるけど、実践できてない!」という方はグレートプレゼンター、1つだけを覚えておきましょう。

3 . GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作。

こちらの本ではビジネスの成功の秘訣について解説しています。

世の中には3種類の人間が居ます。

・与える派、利他の考えで生きるギバー
・奪う派、利己の考えで生きるテイカー
・バランス派、与えられたら与え、奪われたら奪い返すマッチャー

そんな3種類の人間を調査・分析し成功する順に並べた場合、以下になりました。

1位:ギバー
2位:マッチャー
3位:テイカー
4位:ギバー

「おいおい!ギバーが1位と4位に居るよ!」と氣づかれた方、鋭い!

同じギバーでも「あること」を実践しているのと、実践していないのでは成功までに大きな差が生まれてしまいます。

そう。

それが「グレートプレゼンターとして生きているかどうか?」です。

GIVE & TAKEを抜粋すると以下のとおりです。

・成功するギバーの条件
 達成型であること。
 計画的であること。
 自主的であること。

・行動を変えれば、信念や動機もあとからついてくる。(認知的不協和)

そしてグレートプレゼンターと紐付けると以下のとおりです。

・成功するギバーの条件
 達成型であること。
 → グレートプレゼンターとして生きると自分で決め、グレートプレゼンターとして行動することで達成感を得られている。

 計画的であること。
 → 自己犠牲ではなく、自分にもプレゼントを送れるように計画や交渉をして考慮している状態である。

 自主的であること。
 → プレゼントを渡すと自分で決め、プレゼントを渡す人も自分で決めている。

・行動を変えれば、信念や動機もあとからついてくる。(認知的不協和)
 → もし自分に自信が無かったとしてもグレートプレゼンターとして行動することによってだんだんグレートプレゼンターに近づいていく。

成功への道はグレートプレゼンターに通じるものだと思いました。

「GIVE & TAKEがすごいのはわかるけど、どうすれば良いかわからない!」という方はグレートプレゼンター、1つだけを覚えておきましょう。

まとめるとグレートプレゼンターとは鴨頭嘉人の原理原則を集約した成功哲学であり、話し方の学校はただのコミュニケーションの学校ではなく、人生を成功に導くための環境である。というものでした。

そして「話し方の学校のベーシックコースはいつでも・どこでも・誰でもできるプレゼントの渡し方を教えてる場所で、実際の場でプレゼントを送れるように同期の仲間同士でプレゼントを送り合うことが練習ができるように設計されているんだな」とやっと納得できました。

・最後に一つ話し方の学校に物申す!
そんな素晴らしい話し方の学校ですが、「誰に」いつでも、どこでもプレゼントを渡すかを明確に定義する講義があっても良いと思いました。

ここは能動的にやるべき場所だとも思いますが、せっかく講師、同期の仲間、サポートが居る状態の承認空間の環境で「こんな人にいつでも・どこでも・誰といてもプレゼントを渡したい!」と決意、ディスカッションすることで実際の場により落とし込めるのではないか?と思いました。

※自分が覚えてなかっただけならすみません・・・

自分のグレートプレゼンターの考察でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

<余談>
グレートプレゼンターについて納得したことで、より「グレートプレゼンターとして生きていこう!」という氣持ちが強くなったのですが、また別のメリットがありました。

それは誰がグレートプレゼンターか理解できるようになりました。

このグレートプレゼンターという言葉を作った鴨さんはもちろん、鴨さんのスピーチの中で知った創生館高校の奥田校長、ボスこと藤本隆宏さん、居酒屋てっぺんの創業者である大嶋啓介さん、奥さんである鴨頭明子さん。と書いていて思いましたが、鴨さんのスピーチに登場する方はグレートプレゼンターだからこそ鴨さんがスピーチとして起用しているのではないか?と思いました。

また一番衝撃だったのが、自分の妻が無意識・有能のグレートプレゼンターであること、そして妻のお母さんもグレートプレゼンターであることに最近気付き、それについて興奮して妻に話していたら熱量が高すぎて引かれました。
もう少し妻が受け取れるサイズのプレゼントにすれば良かったですね。
自分もまだまだこれからです。

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