見出し画像

外国人比率が高い会社での労務の心得

はじめまして、株式会社POPERで経営管理をやっている力丸です!

労務Advent Calendar 2019、21日目を担当します。

私は誰なのか

iOSエンジニア ⇒ 専門職の人事 ⇒ 経営管理部立上げ(現職)という経歴です。今は当時5人しかいなかった株式会社POPERに6人目のメンバーとして入社し、経営管理の立ち上げを行いました。

会社の組織規模は転職するごとに小さくなり、気が付いたら1Rマンションで仕事をする世界に飛び込んでいました。私が小さい組織に憧れたのは管理部門で仕事をする中で、どうしても組織規模と組織文化の壁が高すぎることで何か新しいことをやる時のやりづらさを感じていたからです。他にも組織の文化を形作ることや、管理部門の業務効率を上げるなど小さい組織からコツコツやりたい!と思っていたことから転職をしました。

おかげさまで採用の場面でもコツコツやらせていただいております!

経営管理部の立ち上げ

経営管理立ち上げなんて言うんだから労務歴長いんだろうなって見られそうですが、現職に来て初めて労務をやりました。恐ろしいですね、末恐ろしいですよね。(今では労務歴は1年半!)

私が入社して2カ月後には従業員数が10人を超える採用計画だったので、入社して直ぐに顧問社労士を探し、就業規則や36協定の整備・届け出を行いました。左手には初心者向けの労務の基礎本、右手には社労士に質問するために常にスマホ、そんな状態が3~4か月続きました。兎にも角にも自分しか管理部門の業務を分かる人がいなかったので、常に何が何でも何とかする。と思いながらやっていました。本当に何とかなるものです。笑

経営管理の立ち上げなんて言っていますが、正直大したことではないです。入社当時を振り返ってみると、初心者の私が立ち上げることが出来たのは以下の3点をしっかりやったからだと思っています。ごくごく当たり前で基本中の基本です。

・ベンチャーに理解のある有識者を見つける(顧問社労士や顧問税理士)

・相談をしやすい環境づくり(コミュニケーション頻度をあげる)

・自分との闘い(勉強をし続ける、常に1人の部署にいる精神面)

こうして社外で強力なチーム体制をつくることが、1人経営管理部を何とか生き抜く必須条件になります。

POPERの状況について

前置きが長くなってしまいました、本題に移ります!

今のPOPERの社内状況にお伝えしますと、計画通りに採用が進みまして、メンバーは24人にまで増えました。なかなか珍しいことだと思いますが、24人しかいない組織で外国人比率が40%!

画像1

POPERの経営陣に中国人の方がいるおかげで、非常に多くの外国人の方からご応募いただいて採用に結びついております。

外国人採用と労務

さて、労務初心者の私にハードルが高い業務がやってまいりました。

POPERの外国人採用の特徴は8割が日本で働いたことが無いメンバーです。東京入国管理局へ行って就労ビザの手配、日本での住居探しと契約手続き、生活インフラの整備まで労務としてしっかり行います。もはや家探しに関しては人より絶対に良い物件見つけられる自信しかないです。

もちろん入社後もなるべくスムーズに会社に慣れてもらうように、就業規則の読み合わせ(同時通訳)をし、細かいルールの確認を行います。

言葉が通じない部分があるからこそ、細かいコミュニケーションが必要になり、時にはGoogle翻訳の助けを借りることもあります。日々の積み重ねが大事です。

外国人比率が高い会社での労務の心得

特殊な環境の中で、私が考える労務の心得は3つあります。

①コミュニケーションを諦めない

話しても分からない、通じないだろうと勝手に仮定せずに何でも話してみて相手の思いを汲み取ることをし続ける。

②特別扱いをしない

当たり前ですが、日本人だから~、外国人だから~という理由で何かを特別にする、しないの区別はしません。

③労務は真心

労務は初めましての入社から始まり、昨日まで一緒に働いていたメンバーとの別れ(退職)までの立会人みたいなものです。

勤怠管理や給与計算、人事制度などメンバーが安心して思いっきり働ける土台作りをおこなう労務の仕事は流れ作業で出来るものではありません。

今いるメンバーの顔を浮かべながらどうしたら働きやすい環境を作れるかを考え、未来のメンバーのためにどんな土台を作っていくかを真心こめて考える、そんな素敵な仕事です。


まだ経験も浅く、初めての業務だからこそ想えていることだと思うので、今後仕事に慣れて雑になっているなと感じることがあれば直ぐにこのnoteを見返そうと思っています。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?