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Pro Toolsの改定で非HDXユーザーにも多チャンネルI/Oへの道が開けた!

この春、Avid社の音楽制作ソフトPro Toolsの製品ラインナップが大幅改定され、それぞれのクラスで基本性能がアップした。私は従来より"Ultimate"という上位クラスを頑張って使用していたしWindows版ユーザーなので、やれることにそれほど変化はなかったが、勝手に"FlPro Tools 2022.4ex"というコースに加入させられ、次回更新時より年間約13万円の年間サブスクリプション料金を徴収されるらしい。

一気に倍以上の価格に値上げされ、現状でもUltimateお布施料金に青息吐息だったのに、もう死亡寸前という感じだ。

そんな中、(すでに2022.5がリリース済み)のアップデートで私が注目したのはI/O数の増加だ。FlexではNative I/O環境でも最大256のI/O数がサポートされた。「I/O数」とは簡単にいうと、扱えるオーディオインターフェイスのアウトプット/インプット数だ。

今までNative I/OでサポートされていたI/O数は64だったので大幅増となるが、私が使用しているDigilink接続のAvid純正I/O「Pro Tools HD Native」は64入出力が上限なので、64を超える入出力を使用するためにはCore Audioの非Avidインターフェイスに移行する必要がある。

今まで64を超える入出力を実現できるのは、Pro Tools Ultimateユーザーの中でもHDXカードを複数枚使用する勇者(基本的には業務スタジオ)だけだったから、非HDXユーザーにもその多チャンネルI/Oへの道が開けたのは大変嬉しい。

今日は前置きとしてここまでにしておく。



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