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YAMAHAフォーマットのデジタルオーディオマルチケーブル、ついに常設用の本チャンケーブルを製作しました

最近お騒がせしておりますYAMAHAフォーマットのデジタルオーディオマルチケーブル。3本の試作品を経て、ついに常設用の本チャンケーブルを製作いたしました。

完成したYAMAHAフォーマットのD-sub25からXLRへの変換AESケーブル

試作品は「YAMAHA ⇔ YAMAHA」仕様、「Pro Tools ⇔ YAMAHA」用、「YAMAHA ⇔ XLRバラ」と3種作ってきましたが、この経験を経てやや特殊なヤマハピンアサインがだいぶ体に染み渡りました。今回作ったのも、YAMAHA仕様のD-sub25からXLRへの変換AESケーブル。

ケーブルはインピーダンス110Ω MOGAMIの8chデジタルオーディオケーブル3162、XLRの端子はノイトリックで、部材だけはタックシステムさんがレコーディングスタジオ用に納入しているケーブルと同スペックになります。

MOGAMIの8chデジタルオーディオケーブル3162。外径13.8mm

今回は材料が手に入ったのでMOGAMIを使いましたが、もし次があればカナレのデジタルオーディオマルチケーブルも使ってみたいと思っています。MOGAMIのケーブルの外径が13.8mmなの対し、カナレは11.5mmで2.3mmも細いんですね。小さなハウジングの中にケーブルを収めることを考えると、少しでもケーブルの外径が細いほうが作業がしやすいので。

でも、MOGAMIのデジタルマルチケーブルも加工しやすかったです。


試作品の歩み


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