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聴いてみたかったRAMSAのDAコンバーターを入手

私の好きな機材にAD/DAコンバーターがあります。アナログ信号をデジタル信号に変換、またその逆をする機械。オーディオインターフェイスの中に機能としてだいたい搭載されていますが、単体の機材も存在します。

録音をするとき、マイクプリアンプの違いというのは、僅差とはいえ音作りに大きく影響を与えると言われていますが、AD/DAコンバーターの音質差は、さらに僅かな違いかもしれませんが傾向があります。

私はPro Toolsを使うときはAvid製のオーディオインターフェイスを使っているのですが、動画編集や普段のPCワークの際に何の音を聞いているかというと、その時々でいろんなDAコンバーターを使ってきました。

あまり高級なものは買えないので、中古で手に入る一世代前の業務機を買っては、試して楽しんできました。RMEやApogee、TASCAM、YAMAHA、Fostex、SSL、最近だとRolandを。

RAMSA 8ch D/A コンバーターWZ-DA96。2001年頃の製品です。

RAMSAのコンバーターは分野としてはSR系の機材だと思うので、あまり縁がありませんでしたが、わりと見た目がくたびれた中古品が安く出ていたのでゲットしてみました。

記念に内部写真を撮った上で音出ししてみましたが、なかなか好印象です。プロの作業で使える音だなと思いました。内部クロックの音も聞いてみましたが、落ち着いていていい雰囲気でしたよ。

96kHzにも対応しているし、クロック周りの機能も充実、アウトプットの出力レベルをマイナスドライバーで回してキャリブレーションできる点も私好みです。

しばらく使ってみようと思います。

<3日後、追記>
まだ使って数日なのですが、クラシックとかJAZZとか聴いたときに、音質がすごくいい感じがしてきました。疲れないんです。

フォトギャラリー

電源スイッチ陥没→直しました
ひん曲がったラックの耳→直しました
背面。左側が8ch分のアナログアウト、入力は取替式のカードになっており、本機にはAES/EBUカードが叢雨着されている。
AES/EBUデジタル入力が4系統
天板上にアウトプットレベルのキャリブレーション用の穴が開いている。
なかなか豪華なパーツ類

コンバーターあれこれ


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