見出し画像

白金ピアノスタジオの機材紹介、各機材ごとにコメントあり

白金ピアノスタジオ 、今週末のスタジオ作業は終了。しかし、データのバックアップ作業は続く。

来週末は土日を使って77曲もの動画撮影をするというタフなプログラムが待っている。体調だけは気をつけなきゃな。

スタジオの機材の一部を、写真ごとにコメントを添えてご紹介します。

P1070663 - コピー

白金ピアノスタジオのピアノは、セミコンサートグランドピアノのYAMAHA C7です。約2メートル30センチの長さがあり、重さは約400キロ。

P1070667 - コピー

最近、レンズが大型化した俯瞰カメラ。天井から真下を向いた状態で常設されています。普段見ることの出来ない角度から演奏者の両手や体の動きを撮影することができ、大変好評をいただいております。

P1070676 - コピー

マイクはメインでAston Microphonesの「Spirit」をステレオペアで使用しています。低音から高音まで広いレンジの音を録音することができます。見た目はビンテージ風ですが、ノイマン的な上品な音がします。

使い続けているうちになんとなく「うちのスタジオの音」っぽくなってきました。

P1070679 - コピー

この週末は珍しく2台のカメラを接近させて設置。1台は手元のアップを、もう2台は演奏者の全身とピアノが両方映るように。

P1070693 - コピー

撮影、録音はすべて私が一人でオペレーションします。

いわゆる音響ミキサーは使用せず、すべての音をAVID Pro Toolsで処理します。映像マスターレコーダーはAJA Ki Proを使用していますが、Ki ProはIP経由で遠隔操作できるので、本体に触る必要はありません。

P1070696 - コピー

4台のカメラの映像がマルチビューされた状態です。Camera 3は演奏者の顔を正面から撮るカメラですが、譜面台を立てたときには使わないカメラになります。

コントローラーはJUNのLiveCommand TVSで、2ボタンのフットスイッチが接続できる特注品。

画像7

古いシンセサイザー、Roland XV5080です。ずっとアナログアウトから音を出力していたのですが、最近、外部からのワードクロックにスレーブさせた状態で、音をデジタル出力して使用し始めました。こんなにクリアな音だったのだなという再発見。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?