自分の心が喜ぶことをしよう



「自分の心が喜ぶこと」と聞いて何を思い浮かべるだろうか。



私は、喫茶店やスターバックスでゆっくり珈琲を飲むことと答えるでしょう。もしくは、書店で時間も忘れて気になった本を手に取り読み漁ること。



そして、年に一度は好きなロックバンドのコンサートにも行きたいし、飼っている愛猫のゴロゴロ鳴く声を聞くことも癒されます。



読者の皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
中には全く思い浮かばない人もいるかもしれません。


私達現代人(特に日本人)は多忙な生き物のようである。多忙さ故に自分自身と向き合うことも後回しになってしまう。そんな傾向はないでしょうか。

仕事や学業、日々の生活に追われてストレスフルな毎日を過ごしてはいないでしょうか。


私自身も実のところ、目の前の現実との戦いで精一杯になって、ひと息つく間も忘れ、そうこうしてると日は暮れてまた朝になってしまっている。ということも少なくありません。


そうなってくると自分自身のことはいつになっても後回しで、それが積み重なって気づいたら心が疲弊してしまいます。そんな気がしています。


最初に一つ伝えておきたいのは、1日の中で自分と向き合う時間を作るということ。これがとても大切です。


今の自分の心の状態について俯瞰的に捉えるのです。そうすることで自分自身に今必要なことは何なのかが少しずつ見えてくるようになります。


気づきから意識を変容させ、行動に移す。そしてまた自分自身と向き合う時間を作る。

慣れてきた頃には忙しさにもストレスにも順応しながら、暮らしがより充実していくでしょう。


私達現代人は時に、自分自身を優先させて物事を考えていくことも必要なのです。




私は以前、精神疾患により不調となった患者さんの心理面や社会生活面のサポートをしていた事がありました。

その時私がアプローチしていたことや、学び経験したことも含めて『自分の心が喜ぶことをしよう』について少し掘り下げていきたいと思います。


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