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広告運用初心者がまず取り組むべき6つのポイント|最速で広告運用スキルを技術習得

川手  遼一

はじめまして。川手と申します。

直近過去8年ほど運用型広告に関する仕事を生業としている者です。

本記事では初心者でも、未経験者でも、新卒社員でも「たった6つのポイントさえ抑えることができれば、最速で広告運用をする上で欠かせないスキルを技術習得することが可能である」にというテーマについて、解説していきます。

下記3つのうち、1つでも当てはまる方にオススメの記事です。

・広告代理店で1年目から圧倒的な成果を出したい方
・広告運用にこれから深く関わっていきたい方
・まずはしっかりと広告運用をできるようになりたい方


社会人2年目以降の方はこちらの方がしっくりくるかもしれません。例えば本記事の目次を一読して頂き「自分はすでにマスターできているな...」と思われる方はこちらをどうぞ。

また本記事は2023年1月28日に最終更新された内容となっています。今後も都度更新など入る可能性あります。予めご了承下さい。


最速で広告運用を技術習得するための6つのポイント

以下1.〜6.が最速で広告運用スキルを技術習得するためのに取り組むべき6つのポイントになります。

1.公式ヘルプを熟読する

広告運用経験が全くない場合、まずは公式ヘルプの情報だけを熟読してください。

例えば経験がない状態で広告代理店などのブログなどを読んでしまうと情報真偽の見極めができないため、また情報の陳腐化が激しい業界であるため、間違った、または古い知識を身につけてしまう可能性があります。

またこれは私見ですが腕の良い運用者ほど、周りの動きに左右されず、一時情報や公式ヘルプを参照し、広告運用している傾向にあります。

実際の広告運用の現場ではヘルプを熟読し、理解した上で敢えて管理画面の数値をみて、ヘルプ上のガイドラインを無視する人もいます。しかし、ヘルプを理解した上で無視するのと、理解できずに無視するのとでは雲泥の差があります。

基本を抑えなければ応用を理解、実践できません。

主だった公式ヘルプのリンクは下記の通りです。参考になれば幸いです。

<リンク集>
Yahoo!広告ヘルプ
Google 広告 ヘルプ
Facebook広告ガイド
Twitter広告ヘルプセンター
広告 | ビジネス向け Pinterest ヘルプ
Microsoft 広告ヘルプへようこそ
広告プロダクトと広告ソリューションを理解する | Amazon Ads
【公式】TikTok for Business: TikTok広告

よく初心者の方から「公式ヘルプのどこを特に読めばいいですか?」と聞かれることもあるのですが「はじめのうちは全てを一読すること」を強くオススメします。

さらっとでもいいので、網羅的に一読しておいて頂きたいのです。

それはなぜか。

一度でも網羅的に一読した経験があると、それによって自信が身につき、自信が身につくと運用型広告の「面白さ」「楽しさ」を徐々に感じられるようになれるからです。

特に初めのうちは面白さ、楽しさを感じられることによって、それらが原動力となり、徐々に実力が身についていきます。

そのためまずは公式ヘルプを熟読し、参照して頂きたいのです。

そして特に興味を持ったところをどんどんと深掘りしていく形が一番良いのではないでしょうか。

2.コミュニケーションコストを削減し、余暇時間を創り出そう

広告運用には直接関係ないものの、社会人としての経験が少ない場合、必要な基礎コミュニケーションスキルを身につけることによって、大幅な時間短縮や、結果的に非常に高いレベルでの業務効率の良い状態を実現できるようになります。

この点については、下記書いたブログ記事が参考になるかと思います。

「時間がない」
「常にキャパオーバー気味」
「もっと時間があれば品質の高い広告運用ができるのに...」

などと日々感じている広告運用者の方の中には、コミュニケーションの取り方にちょっとした工夫を加えることで改善できるケースも多くあるでしょう。

3.余剰時間にひたすら実践し経験から学ぼう(読書は必要最低限でOK)

時短を積み重ね「余暇時間」を創りだし、その余暇時間を学習、実践に投資していきましょう。そうすることで経験値を積み上げていくことができるようになります。

前述した通り、情報が陳腐化しやすいため本で学ぶことはオススメしません

ただし例えば直近1年以内に刊行された書籍であれば情報も古くなく、比較的管理画面のキャプチャなども記載内容と相違ないため(1年もあるとだいぶ変わるので)Amazonなどで購入し読んでみても悪くないと思います。

以前にも下記のようなツイートをしましたが、例えば直近でUAのサポート終了、GA4の登場に頭を悩ませている方は多いかと思いますが、近年刊行された GA4 関連書籍を数冊読めば、GA4に対する理解を効率的に深めることも可能です。このような大きな変化のタイミングは新規参入者にとってはチャンスでもあるので、是非ものにして頂ければと思います。

Pinterest アドや Microsoft 広告などの新しい広告媒体の登場についても、また同様です。「本が出てからゆっくり学べばいい」では、遅れを取るので先行者利益を得られません。

素早く触れ、運用しながら学んでいく、もしくは学べるような技術を身につけていけるようになることが重要です。

自分の場合、悩んでいても時間の無駄なのでさっさと触れて下記のような解説記事を書いていたり、解説セミナーを行ったりしています。

こういう事をコツコツ積み上げて学びを継続できるかどうかは結構重要なのです。

また「基本的な運用型広告に対する向き合い方」に関して書籍で学ぶ場合は、下記2冊がおすすめです。刊行からかなり時間が経過していますが、全く陳腐化していません。

書籍で知識を身につけたい方は下記2冊を特に優先的に読まれることをオススメします。

こちらの2冊については、過去に書評記事も書いていますので、興味があればそちらもご一読ください。

4.運営堂メルマガ(毎日堂)を毎朝読む

運用型広告に関するトレンド情報を拾おうとする際に Twitter は最適なツールです。自分は以前 GMOペポパ社のオウンメディア「よむよむカラーミー」で情報収集方法について問われ、下記のように回答しています。

ネットショップオーナー さんが情報収集するなら、Twitterのトピック機能で気になるものをフォローして、表示される内容を見てみるといいと思います。例えば「広告」のトピックをフォローしておくと「広告」に関する人気のツイートなども自動で出てくるので、トレンドを掴めるかもしれません。

Web広告でショップの売上をもっとあげたい!広告運用で成果を出す極意について川手さんに聞いてみた。」より引用

しかし実際にTwitterで情報を拾うにもある程度の前提知識が必要ですし、意外と効率の良い情報収集は出来なかったりします。

特に初心者のうちほど、Twitter による情報収集は時間対効果がよくないのです。

そのため最初のうちは特に、情報収集を外注するのが一番です。そこでオススメなのが森野さん@uneidou によるキュレーション。つまり運営堂メルマガ(毎日堂)です。

月額500円で上質な情報だけ、土日を除く毎朝7:00頃にカテゴリー別に分けて記事をメールで送ってもらえます。もちろん運用型広告に直接関係性の高い「■ 運用型広告関連」は必読ですが「■ マーケティング全般」「■ EC関連」など幅広い、専門性の異なるジャンルの情報を参照することも可能です。

初心者のうちは情報の真偽・重要性の有無が判断できないため、プロに月500円で外注できるのであれば利用しない手はありません。

森野さんのキュレーション技術は大変優れており、とてもマニアックな記事であったとしても探し出してきて教えてくれます。そのため自分でも発見できなかった記事を読めることも多く、無料時代から愛読しており、現在に至るまで契約しています。

前述「(1)まずは公式ヘルプを熟読し参照にする」で書いた通り、初めのうちは「公式ヘルプ」の情報を重視した方が良いです。ただ慣れて始めてきたら、広告代理店やフリーランスの方が出す良質なブログ記事などにも目を通した方が良いでしょう。

「良質かどうか」の判断は、森野さんがして下さいます。

5.情報をアウトプットする

広告運用に慣れてきたら、 Twitter 、ブログ、 note で自分の考えや現場で学んだことをアウトプットし、情報発信してみることをオススメします

自身で情報発信をすることで情報が整理され、改めて気づきがあることも少なくありません。

また上記したような拡散性があるメディアで情報発信することで、自分にとっては小さな気づきであったとしても、世の中全体では大きな気づきとして扱われることがある他、世の中と自分自身がどれぐらい乖離しているのかといった点も楽しむことが出来るようになります。

ただし会社組織、代理店によっては SNS の使用に関して制限、制約やルールを課していることもあります。特に実名、社名を出す場合の情報発信については、可否について、事前に社内確認を行なっておくべきでしょう。

参照:技術ブログを書く15のメリットと4のデメリット

6.無理してオフラインイベントに参加しなくてもいい

外部の勉強会、社外での交流会は基本的には業界1年目では不要です。

特に代理店に所属している場合、社内勉強会の制度があるような制度の整った代理店の場合、社内の優れた運用者に師事を仰いだ方が良いでしょう。

「社内に参考になる人がいない」という場合は、上記「1.公式ヘルプを熟読する」「3.余剰時間にひたすら実践し経験から学ぼう(読書は必要最低限でOK)」を参考に時間を使ってください。

勉強会の主催者、参加者の質にもよるのですが、内容が全く理解できないケースもあれば、質が低すぎて時間対効果が悪い勉強会も数多く存在します。

特に自分のレベル感がわからない初期の場合などは、勉強会やセミナーに参加しても無駄に終わることが珍しくありません。

有料(最低参加費1万円以上ぐらい)のものであればある程度は品質に期待が持てるため、試しに参加してみても良いかもしれません。

また近年増えているウェビナーなど、いつでも退席が可能である、移動コストが発生しないセミナーであればまずは試しに参加してみてもよいでしょう。

ただいずれのものに参加する場合も、参加する場合は要項をよく読み、誰がターゲットになっているかを見ておくことをオススメします。

最後に

これは完全に個人の見解ですが、上記1.〜6.を全て実践できている運用者は、市場全体の0.5%もないと思います。まずは2つ、3つできるようになれば市場でも上位10%ぐらいの実力のある広告運用者になれるのではないかと思います。

まずは実践あるのみです。

本記事には元ネタがあります。谷澤悠実さん@Hamsubterの「SEOを学ぶ最短距離の仮説について真面目に述べる」に関する一連のツイートです。こちらのツイートにインスパイヤされて、本記事は執筆しました。

元ネタとなったツイートも是非、あわせてご一読よろしくお願いします。

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