アキレス腱障害の次なるステップ

みなさん、こんにちは。小林龍樹です。

この記事ではアキレス腱障害に役立つ運動療法・エクササイズについて紹介していきます。解剖の基本的な内容に関してはこちらの記事を先にご覧ください。無料で全文見れますので、気軽に立ち読みしてください！

今回の記事の内容は

🔻アキレス腱障害を”足以外”から攻略する
🔻アキレス腱障害のエクササイズの思考整理
🔻セルフエクササイズにも活かせる運動療法

これらを学ぶことができます！

9月6日　　 初版リリース　¥500

9月11日　　約4000字追記（複数レビュー）
　　　　　  画像追加　¥500（価格据え置き）

9月13日　　¥500→¥980（価格引き上げ）

今回の記事の読者の感想になります。

"負荷耐容能の向上"
"代償能力"

特にアキレス腱への負荷軽減の為の
股関節衝撃吸収能を高めるエクササイズがとても勉強になります！
実践して、感じて、提供して行こう！

龍樹さん(@Rk_note14 )のLINEいつも凄く勉強になります🤓https://t.co/pSQXlegzbOhttps://t.co/OV5cDXm85n

— 神藤🏃‍♂️臨床疑問を楽しむPT (@kntu_tsk0809) October 18, 2021

読ませて頂きました😊
アスリートなど関わる機会はないですが、アキレス腱障害についての考え方、エクササイズの方法や意図、セルフに繋げる指導までわかりやすくまとまったノートでした。
ありがとうございます♪
このノートを参考に足関節障害やその他の疾患に対しても活かしていきたいと思います💪 https://t.co/WPbShBGPSD

— だいき/デイで働く理学療法士 (@daikinngu43211) September 13, 2021

読ませていただきました！
アキレス腱障害に悩んでいる方が身近にいるので、基礎知識の部分からエクササイズまでとても分かりやすく勉強になりました！
より分かりやすく伝える為に、自分自身もエクササイズに取り組みます😊 https://t.co/4pO41b7I7X

— 松本有斗 (@matsu_et_k_t) September 13, 2021

読ませていただきました！

自分はアキレス腱障害の担当患者は少ないですが、他の下肢疾患にも応用できる内容となってます😊

アキレス腱の基礎から介入までとても分かりやすく、勉強になりました！ https://t.co/eda2IXwq36

— リョウ (@dianoace1) September 22, 2021

今更ながら読ませて頂きました。非常に分かりやすく文章化されていて凄く腑に落ちました。感想が遅くなってしまいましたが非常に助かりました！ありがとうございました🙇‍♀️ https://t.co/YDWRFgCPKi

— 照美 (@terutenteptepto) September 23, 2021

小林龍樹(コバヤシ　リュウジュ)
Twitter：@Rk_note14
Instagram：@rk.note

理学療法士　勤務経験6年目
・整形外科クリニック（スポーツ班チーム所属、院内運動療法専門PT）
過去3年間で年間1000名以上の指導経験あり（育成年代〜高齢者）

アキレス腱障害は

ジャンプの反復動作
アキレス腱・周囲組織の伸張ストレスの増大

上記の要因となり生じることがあります。

アキレス腱障害の運動療法・エクササイズの現状

アキレス腱障害に対する保存療法のエビデンスはgrade Aとされています。

Martin RL, Chimenti R, Cuddeford T, Houck J, Matheson JW, McDonough CM, Paulseth S, Wukich DK, Carcia CR. Achilles Pain, Stiffness, and Muscle Power Deficits: Midportion Achilles Tendinopathy Revision 2018. J Orthop Sports Phys Ther. 2018 May;48(5):A1-A38. doi: 10.2519/jospt.2018.0302. PMID: 29712543.

ヒールドロップエクササイズのような遠心性収縮かつ強度が高い内容が推奨されています。

Sussmilch-Leitch SP, Collins NJ, Bialocerkowski AE, Warden SJ, Crossley KM. Physical therapies for Achilles tendinopathy: systematic review and meta-analysis. J Foot Ankle Res. 2012 Jul 2;5(1):15. doi: 10.1186/1757-1146-5-15. PMID: 22747701; PMCID: PMC3537637.

しかし、アキレス腱障害に対するエクササイズとしてヒールレイズは単純すぎるかもしれません。変形性膝関節症に対してパテラセッティング、腱板損傷にカフエクササイズなど”疾患に対するエクササイズ”ばかり展開してしまうと競技復帰までうまくいかないケースもあります。疼痛の評価や動作分析などを踏まえてエクササイズの入口として、ローカルスタビライザーを狙っていくことは多いと思います。しかしなかなかそれだけでは治療が難渋してしまいます。

またエクササイズを処方していくタイミングでアキレス腱周囲の炎症反応があったり、疼痛が強い選手もいると思います。

「炎症期に足関節のエクササイズは大丈夫かな？」
「足関節以外をエクササイズするには何が必要かな？」

このように悩む方はいると思います。私自身も過去悩んでいて「膝OAでは炎症期の場合、股関節や足関節からの影響を考慮すれば良かったが、アキレス腱障害などの四肢末端の場合は、どうすればいいのか？？」なんて思っていました。当時、身体状況を評価をして炎症期の可能性が低いと判断して行ったエクササイズは、ヒールレイズやショートフットエクササイズなど足関節にフォーカスした内容でした。結果的にはエクササイズの影響がどれほどあったのかは不明ですが、炎症反応を再度生じさせてしまうことも度々ありました。

そこで”足関節を使わない身体の戦略を作るべき”と考え、エクササイズの目的を一度整理して取り組むと、アキレス腱障害だけではなく、他のスポーツ患者にもエクササイズを処方しやすくなりました。

最後まで見ていただくと”足関節を使わない身体戦略”を含めたエクササイズ動画と解説を載せております。今後スポーツ患者に処方していく運動療法・エクササイズの”幅”を広げることができます。

無料部分を読んでいただきありがとうございました。

ここまでで参考になった方は”スキ”をしてくれると嬉しいです！

続きを知りたい方はぜひご覧ください！