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韓国の英語教育は日本の10年先を行っている【残念な事実】
韓国人と日本人の英語力の差
今、現在、韓国から世界に留学する人は人口比も加味すると日本人の6倍以上います。なぜ、そんなに差があると思いますか?
所説ありますが、自分はその差は「英語力」にあると思っています。
IIBCのホームページによると、2021年度のTOEIC平均スコアは
・日本:574点
・韓国:679点
(引用:IIBC|一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会:2021年 TOEIC Listening & Reading Test 世界の受験者スコアとアンケート結果を発表)
つまり、100点以上のスコア差があります。
日本人と韓国人の英語力はなぜ、こんなにも差があるの?
理由は、英語教育に関して韓国は日本よりも13年進んでいるからです。
というと語弊があるかもしれませんので事実ベースで話します。
韓国では、1997年の英語教育改革によって、小学校3年生以上で英語が必修科目になりました。
日本でも今は小学生3年生から英語に触れますが、スタートは2020年からです。
英語教育内容の違い
韓国と日本の英語教育内容にも違いがあります。
日本の英語教育では、授業のほとんどが文法や単語、熟語の暗記で進んでいきますよね。英語を話す機会はほとんどないため、外国人と英語で自然にコミュニケーションのとれる人は、ほとんどいない状況と言って良いでしょう。
私たち世代の大人も、中学から約10年間英語を学んできたと思いますが、リスニング力・スピーキング力が圧倒的に低く、ネイティブの英語を聞き取れずにカタカナ英語しか話せない傾向が強いといえます。
つまり、学習はしたものの、英語を使えるようになっていないのです
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一方、韓国の英語教育では「質」にもこだわっています。
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく勉強しながら、コミュニケーションを重視した授業が主流です。日常生活の場面ごとに英語の授業が展開されているため、英語でのコミュニケーション力も高いです。
また韓国では、学校外での英語教育も熱心で、冒頭にも記載しているように留学に行く割合も多く、英語塾に通うことも普通です。
韓国人の英語学習に対する熱心さがこちらでも分かりますね。
英語力の差が社会や個人に与える影響
これがどんな風に影響しているかを考えてみましょう。
国際的なコミュニケーション能力の差
教育や技術分野での影響
文化交流と理解の促進
経済的影響
などに影響しそうです。
グローバル化の進行やテクノロジーの進化が進んでいますので、英語コミュニケーション力がある人ほど、国際的なビジネスや学術交流などにおいても、異なる文化や視点をより深く理解することができるようになります。
また、英語力のある人材の年収水準は依然高い傾向にありますので、国際的な市場での競争力が高まり、経済的な利益も享受することができるかもしれません。
つまり、生涯賃金にも影響しています。
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韓国人と日本人の英語力の差を埋めるためにはどうする?
早い時期から、英語に触れされる(早期留学含む)
英語を使わなければいけない生活経験は、英語コミュニケーション力の向上に大きく寄与します。高校生までの英語学習は完了していることをお勧めします。
テクノロジーの進化とグローバル化の進行に伴い、日本でも早期から留学を検討する層が増加しているのも事実です。
人間は体験的学習能力は12歳前後で失っていきます。以降は論理的に英語を学ぶ、つまり英語を英語として自然に学ぶスタイル、つまり子供ならでは学び方をするのが難しくなるという研究もあります。
自分が経営にかかわる留学情報館でも、親子留学やジュニア向け短期留学のプログラムの拡充を進めていますが、年々ニーズが拡大しているのを肌で感じます。
ぜひお子様がいらっしゃる方は、1つの選択肢として、お考えください。
英会話を日常的に使うことを重視する
日本の英語教育では、リーディングやライティング力・文法や単語力についてはしっかり学んでいきますので、英会話クラブや外国人との交流イベントの場に参加することで、実践的な英語力の向上が期待できます。
英語学習の環境を作る
現在では、オンラインでの英会話レッスンや英語学習アプリなども比較的安価に提供されていますので、自主学習の機会も広げやすいかと思います。柔軟で効果的な学習手段の一つにもなりますので、このように英語学習の環境を作ることも大切だと思います。
いかがでしたでしょうか。
また、英語が出来ると必然的に海外にも目が向きます。
世界との距離がどんどん縮まっていく昨今、海外への意識は高くてマイナスな事はありません。
間違いなく「英語が出来る=可能性を拡げる」といえます。
ぜひ我々日本人も英語力を将来へ役立てていきましょう。
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