詩集をつくりたいのです。

2024/06/01(加筆)

※こちらの記事は過去投稿したものですが、
現在も進行中の企画で、参加予定の作家さん、執筆家さんへはお声かけ済みであり、参加者募集の呼びかけ記事ではないことをご了承くださいませ。m(_ _)m

ちなみに、私の地元で住処でもある奄美大島在住の物書きさんを中心に、詩集への参加のお声がけをしております(*^^*)



最近ポっと浮かんだ、
「詩集をつくりたいなー」の気持ち。
それを大事にして、実現しようと動いている近頃。😌

自分だけのものじゃなく、複数人で、
いろんな方の言葉を集めてつくりたいなと思い、その中でも、コンセプトというか、どういう方向性で作っていくのか、っていうのがひとつ悩み?というか、考えたりしてるとこで。

(みんなにテーマを出した方がいいのか…とか)

でも結局、
何がテーマでも、
「その人らしさ」とか
"その人のもつテーマ"が出ていればいいなと思っていて。

書き手の人生で経験して、実感を持った、
手応えのある言葉というか。
そういうのに、重みや力が宿ると思っていて。

今まで生きてきて、考え抜いてきたこと、
悩み抜いてきたこと、人生を通して、
ずっと心の中や頭の中のどこかに居続けた思いなんかを、言葉に託して、表現してみて欲しいなって。思っているです。(日本語大丈夫か笑)

でも、企画自体、急に思いついたものだし、
そもそも「詩集をつくろう」なんて、やり方も進め方もわからないし、詩、そのものの形態としての「正解」みたいなものもわからないわたしが、
作家のひとり兼編集もやろうとしているので、
まぁみんなで(お力も大いに借りながら)、楽しく豊かなものを作れたらいいなと思っているところであります。

ご参加、ご協力頂く方には、なるべく楽しんで頂きたいところです。
企画・編集、取りまとめ役としては、完全なる初心者ですが、どうぞよろしくお願い致ししますm(*_ _)m(私信)


ほんで、
ここからはわたしの個人的に好きな詩について少し。

「詩集をつくりたい」といいながら、
わたしはたくさん詩集を読んできた人ではないのです( '꒳' )(堂々とすな)

有名な詩人の名前もあげられないし、
なんとなくお名前を聞いたことがある詩人の方でも、代表作は何か、と聞かれれば出てこない…。

(※ここでは歌の歌詞は省いております
好きな歌詞は逆に、あげ出したらきりがない😂)

そんな、あまり「詩」に触れてこなかったんじゃないかって人間が、かろうじて、

過去の記憶を引っ張り出して、というか、
「詩」に関する脳内の引き出しの手前の方にずっとあったのが、とある短歌と漢詩でした。

ひとつめは

「玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする」

式子内親王が詠んだ、百人一首の内のひとつです。
(意訳:玉の緒(命)よ、絶えるならば絶えてしまえ。そうでなくては、この思い(恋心)を忍びきることができなくなってしまうから。

※当時、式子内親王は奥様のある方に恋をしていたとか…?忍ぶ恋、忍ばなければならない思いを綴った短歌ですね。)

そしてもうひとつは
かつての中国・楚軍、項羽による

「虞(ぐ)や 虞や 汝を如何(いかん)せん」

(楚の国の軍師であった項羽が、漢軍に負けそうになったのをさとった際に、愛していた妾・虞美人を思い、「愛する貴方をどうすればいいだろう、どうすることもできない」と書かれた詩です。/歴史に疎いので、ちょっとそこらへん間違っていたらごめんなさい😂)

どちらも、学生の時に、教科書で出会ったものでした。

そしてどちらも、愛する人を思う心に胸が締め付けられそうに、潰れそうになっている心情が伺えて、とても切なくて、その様が辛くも美しいなと感じたのです。

こんなふうに、自分が苦しみもだえるほどに誰かを思う気持ちがあること、そしてそれが言葉になり漏れ出てしまう程の人の心って、すごいなと思ったのです。人の心って美しいなって。

そしてその心が、こんなに短い言葉で表されていることも。

わたしはこんな詩(し/うた)が好きだなぁと思います。

誰かを思って書かれた詩が。

今まで好きになった「歌」も、そういうものが多いなとも思います。

誰かを純粋に、情熱的に思えるのって、
人生にどれくらいあるかしら。
わたしにもそんな時、あったかしら。

。。。笑

とにかく、詩集をつくるにあたってのわたしの思いと、わたしの個人的に好きな詩について今回は書いてみました。

もちろん、「わたしの好きな詩」に関しては、詩集に参加して下さる方の参考にしてもらってもいいですし、冒頭にも書いたように、ぜーんぜん別のもの、とても個人的な思いやテーマで綴って頂いても構いません。

繰り返しになりますが、言葉を大事にし、言葉に重きを置き、言葉を細やかに感じとり、表現できる、そんな人たちに、最大限、言葉で遊んでもらって、思いを込めてもらって、
そしてまたそれを「表に出す」ということも、楽しみに、ちょっとドキドキしながら、チャレンジしてみて欲しいなと思う次第です😌

ほんでわたしも、どんなものを出すか、まだ決めきれていないので、改めて自分でも、
「今」出したい思いや、表現したい思い、誰かに知らせたい、見せたい思いを上手く言葉に、文字に、紙に託せるように、考えたいなと思っています。

それでは長々なりましたが、ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます!😊

詩集、どんな作品が集まりカタチになるのか、わたし自身とても楽しみです!

それでは、今日はこの辺で…。(*´︶`)


りずむ



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