歯医者さんでのノンデュアリティさ
「味わう」感じの素敵なタイトル画像をお借りしました。
クリーニングに通う歯医者さんでふと。
機械?を使ってのクリーニング中に、一瞬痛みを感じることがある。
痛い時は手を挙げてくださいね~
と、事前に言われるけれど、
痛っ!
って思う瞬間は、その瞬間だけ。
痛みが継続されれば手を挙げようと思うけど、次の瞬間には痛みはなくなってしまっているから、手を挙げられない。
その瞬間に手を挙げても、すぐ痛みが消えてしまうから手なんて挙げられないんです~
と言いたいけど、ご厚意で言ってくれていることだからそれはさすがに遠慮してるけれど、手のひらを胸元に準備くらいしてないと実際は挙げられない事実。
何回か痛かったとしても、すべての回で瞬間に手を挙げることは不可能。
事象の次に感情や思考が湧いてくる。
事象➡反応
この順番は永遠に変えられない。
先に思考や感情を作り、あとに事象を起こすことなんてできない。
引き寄せの法則などは、まさに逆バージョンをしましょうってことだけど、
何かを起こすことが思考でできるならば、魔法使いなのだ。
ただ引き寄せたいことが起きることもあれば、起きないこともある。
意図したことが起きたのなら、時間が経過しているように感じていることによって、自分で起こしたように「考えている」ことになる。
起きないとしても、起きないことが起きているのみだ。
起こるか起こらないかを事前に操作することは誰もできない。
次に何をするかは、事象が起きた時の反応でしかない。
こんな夢も希望もないことは誰も聞きたくないし、認めたくもないのが普通。
本当にどうしようもないことなのだけど、そうだからどうしようもない。