グループ約70社! RIZAPグループならPMとして幅広い事業のDX推進を経験できる
大小あわせて約70社!
RIZAPグループのDX推進を行う部署
――まずは簡単な自己紹介をお願いいたします。
永嶋義憲と申します。
20代は独立系のSIer2社で、プログラマー、SE、PL、PMを担当し、20代後半からは会社の組織運営や事業推進などのラインマネジメントも担当しました。
その後、BtoB事業会社のシステム部門へ転職し、AWSメインでの開発推進やプロダクト運営、および、組織運営等を行っていました。40代前半で部長職をいただき、30名程度の社員をマネジメントしていました。
RIZAPグループには、さまざなBtoC事業を行っていることに魅力を感じ、2022年1月に入社しました(その後、RIZAPテクノロジーズ社設立に伴い移籍、現職)。
――今回PMを募集するプロダクト開発統括2部は、社内でどのような業務を担当する部署でしょうか。
一言でいえば、RIZAPグループ全体にまたがるDXを推進する部署となります。
現在RIZAPグループには大小約70の会社がありそれぞれ事業を行っていますが、一番大きいのはやはりRIZAP株式会社です。最近のトピックとしては「chocoZAP」という24時間営業のコンビニジムの立ち上げがありました。
弊社にはプロダクト開発統括という部署が1部と2部に分かれて存在していますが、1部は主にこのRIZAP事業を中心としたDXを推進し、我々プロダクト開発統括2部ではグループ全体のDXを推進しています。
「データ基盤の構築」「RPA推進」
「コールセンターのDX化」が主な業務
――プロダクト開発統括2部が現在取り組んでいる課題についてお聞かせください。
大きな取り組みとしては3つあります。
1つ目は、グループ横断データベースの構築です。
RIZAPグループには大小さまざまなグループ企業がありますが、これまでは、「RIZAP」は「RIZAP」、「REXT(※1)」は「REXT」、「MRK(※2)」は「MRK」等、それぞれのグループ企業で、個々で事業を推進していました。
しかし今後は、「RIZAPに通ったことで体型が変わったお客様に対して新しい洋服を提案していく」というようなクロスセルや付帯サービスの提供によって、LTV(Life Time Value=顧客生涯価値)をより一層向上したいと考えております。
そのために各社に散逸しているものすごい数のデータを、経営判断ができるレベルにまで煮詰め、1か所に集めようというのが1つ目の取り組みです。いわばデータドリブンで経営活動をしていくための母体作りですね。
さらに、グループ横断データベースの構築後は様々なデータが集まるので、経営判断しやすいダッシュボードの構築や、データ分析など様々なPoCを実施していき経営層に提案するなどしていきたいと考えています。
2つ目がRPAの導入です。
もともと、自動化はあまり進んでいない状況でした。理由としては、例えば人事の業務一つとっても、RIZAPならRIZAPのやり方があって、グループ内の別企業ではまた別のやり方が採択されているという状況であり、個別最適の自動化が進むだけだったからです。
そこでまずはプロセスの統合が行われ、主要業務についてはベストプロセスとしてプロセス自体を統合、昇華していました。現在は次のフェーズとして、各種業務の自動化を目指しRPAの導入を進めています。
日々の定型的で反復性の高い事務作業をどんどんRPA化していくことで、担当者の作業負担を下げていくことを狙いとしています。さまざまな業務の方とコミュニケーションを取り、業務を整理しながら自動化を進めております。完成して動かした時に担当の方から感謝の声を頂いた時にはとてもうれしくなりますね。
3つ目はコールセンターのDX化です。
RIZAPグループの事業会社である「健康コミュニケーションズ(コンタクトセンターサービスが主な事業内容)」では、通常であれば「問い合わせはメールにて受付、返信は2日後」でもおかしくないようなケースでも電話で対応しています。
これはお客様への「寄り添い」を大切にしているRIZAPグループならではといえる強みですが、DXの力を使って労力の削減と品質の向上を目指しています。
たとえば自動音声テキストの導入です。これまでコールセンターの担当者の方はお客様からの電話に出て、その内容を手作業で文字起こしして顧客管理システムへ登録していましたが、この作業を軽減することが目的です。
通話をテキスト化することで、トラブルが起きた場合もどこでトラブルが発生したかが見つけやすくイチから通話を聞き直す労力が省けるほか、テキストマイニングでキーワードをハイライトすることで、どういったお問合せが多いのか分析しやすくなります。
これらのミッションを遂行するために、各プロジェクトのマネジメントをして下さる方がまだまだ不足していて、今は僕が全部担当している状態です。一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
「縦割り」よりも「横断型」がグループのシナジーを高める
――具体的な業務内容についてお聞かせください。
チーム内の管理も含め、担当する領域についてプロジェクトを推進していただきます。
もう少し細かく言うと、データベース構築であればまずデータを取ってこなければいけませんので、各グループ企業の担当者の方と「どういうデータが必要か」などの仕様調整も含めコミュニケーションを取る必要があります。
反対に、今度はそのデータを使う側の方達と「どういう使い方をするのか」を会話して、使いやすい形のデータを置いてあげる必要もありますので、いろいろな方とコミュニケーションをとりながら、円滑に、スピーディーにプロジェクトを推進していただきたいと思っています。
――どういう方がこのポジションにマッチしていると思いますか。
一番求めているのは、プロジェクトの目標に対してグループ企業の方やステークホルダーを引っ張っていく意思がある方です。
縦割りであれば「自分の役割はここだけだ」という話になりますが、そうではなくて、目的のためにプロジェクトや組織といった垣根を超えてやっていけるようなマインドを持っている方にぜひ来ていただきたいですね。
さらに自ら課題を見つけて改善することを楽しめる方であれば、やりがいを持って取り組んでいただけると思います。
――横断的に取り組める方を求めているのですね。
はい。DXを推進しグループ全体のシナジーを高めるためには、何事も組織を横断して行う必要がありますからね。
出身業界やスキルを超えて
「主体的に動ける人」が活躍できる環境
――出身業界などは問われますか?
いえ、そこはあまり気にしていません。
ボディメイク業界や物販・アパレル業界出身でなければいけないということはなくて、業務のことは入ってから学んでいただければいいと思っています。
――それは、RIZAPグループに業種の異なる企業がたくさんあるからでしょうか?
はい。僕らのミッションは、まさにその「業種の異なるグループ企業」のDXを推進することです。
僕自身も「コールセンターの業務ってこうなんだ」「ボディメイクの事業ってこうなんだ」と日々学びながらプロジェクトの推進に当たっています。
また、会話の相手もシステムの人に限らず、バックオフィスや人事の方などさまざまです。時には相手先に行ってこちらからの依頼内容について説明することもありますし、相手の事業内容を学ぶことも必要です。
ですから、出身業界や経歴よりも、主体性や臨機応変さなどを重視しています。
DX推進は事業を推進していく側面もありますので、そこを意識して行動できるかどうかも重要ですね。
――求めるスキルなどはありますか?
主体的に動ける方であれば、スキルにそこまで自信がなくても活躍していただけると思います。
むしろ「いままでPMとして自分の担当領域だけしっかりやっていました」という方は、スキルや経験があったとしても、マッチしにくいかもしれません。
短期間で場数が踏める!
PMとして経験値を上げるなら今
――今のこのRIZAPにPMとして入ることで、どんなメリットがあると思いますか?
本当にいろいろな業種や業務、プロジェクトに携われるところが大きな魅力だと思います。他の会社であれば業種が偏ったり、1つの業務にずっと携わることになりますが、RIZAPであれば業種に偏らないことで、どこにでも通用するようなプロジェクトマネジメントを学んでいけるのではないかと思います。
スピード感も早く課題も多いのですが、その分、成長の場としてはうってつけではないでしょうか。僕は今でも日々成長を実感しています。
またシステムのPMでありながら、他部門と連携して主体的に業務をするので、事業を推進している実感が非常に持てます。
――短い間で場数を踏むことができそうですね。最後に、応募者の方へ一言お願いいたします。
仕事って、人生の中で大きなウエイトを占めていると思うんです。
時間的なこともそうですが、働くことが人間としての成長にも大きく関わっている。だからこそ、僕は「仕事は明るく真面目にやる」ことをポリシーとしています。
仕事はたくさんありますので正直大変ですが、悩んだり落ち込んだりする必要はありません。僕たちと一緒に楽しく真面目に頑張ってくれる方をお待ちしています。
スキルよりもチャレンジする気持ちがあれば、サポートする体制は整っています。やる気がある方はぜひお気軽にご応募ください。
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