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地方在住でも、話題の新事業で活躍できる!chocoZAPアプリ開発PM対談

スタートから約1年で会員数日本ナンバーワンとなった話題のコンビニジム、chocoZAP。RIZAPテクノロジーズでは、このchocoZAP事業の核となるアプリ開発に注力。これをリードするPMを増員するべく、新たな仲間を募集しています。フルリモート勤務なので、地方在住でも大規模案件に関われるのが特徴です! 
そこで今回は、実際にPMとして活躍するメンバー2人が「RIZAPテクノロジーズでPMとして働くこと」「地方在住のメリット」などについて対談しました。「地方に住み続けながら、PMとしてチャレンジングな仕事がしたい!」と思っている方は必読です!


▶︎プロフィール
鈴木昌博/プロダクト開発統括1部PM
遠藤崇史/プロダクト開発統括1部PM





chocoZAPアプリ開発における
PMをしています

ともにPMの遠藤崇史(左)、鈴木昌博(右)


――自己紹介をお願いします。

鈴木:プロダクト開発統括1部でPMをしております、鈴木昌博です。
大学院卒業後、インテリアショップにインテリアコーディネーターとして就職しました。
Web制作会社に転職し10年ほど働いたのちに、2022年11月にRIZAPへ入社しました。新潟生まれ、新潟育ちの新潟在住です。

遠藤:同じくプロダクト開発統括1部でPMをしている遠藤崇史です。僕は新卒からずっとWeb業界なんですが、エンジニアとして入社したつもりがディレクション業みたいなことを担当していました。
2度の転職を経て、RIZAPには2023年の7月に業務委託として参画、8月に入社しました。
大阪出身。東京在住を経て、5年ほど前から福岡在住です。

――お二人はそれぞれ、現在どのような業務を担当していますか?

鈴木:chocoZAPのアプリ開発です。
遠藤さんと私の役割をあえて分けるなら、私は企画部や事業部とのハブになることが多くて、彼らの要求や社長の要望などを吸収しながらビジネスレイヤーの要件定義をしたり、デザイナーと一緒にビジュアライズしたりしています。
それによって、最終的にお客さまにこんな体験してほしいとか、こんな操作性をアプリに導入したい、ということをドキュメントにしたり、それこそ遠藤さんに伝えたりするのが主な仕事です。

遠藤さんはそれを受けて、実際にどうプログラミングしたらいいのかを設計したり、効率がいいやり方をほかのメンバーと議論しながら実際の設計の着地まで持っていき、それをエンジニアにお渡しする、みたいな流れになりますね。

遠藤:鈴木さんがおっしゃってくれた通りです(笑)。


結論:リモート勤務はとにかく効率がいい!


ーーRIZAPテクノロジーズはフルリモート勤務が原則ですが、コミュニケーションの取りやすさについてはいかがでしょうか?

遠藤:全然問題ないですね。僕は前職もリモートだったので慣れているということもあるのですが、とくに鈴木さんとは、まるで隣に座っているかのように日々やりとりしています(笑)。

鈴木:確かに。私はこの会社が初めてのリモート勤務なのですが、結論から言えば、自分はリモートにめちゃくちゃ向いていると思います。
SlackでもTeamsでも、基本的に対面と比べてコミュニケーションの質が落ちないと思っていることが一つ。

あと、移動時間が本当に無駄だとずっと思っている人間なんです(笑)。出社も会議室移動も不要という考えが根強くあるので、リモートはとにかく効率がいいと思っています。

遠藤:ですね。あえて言うなら、先日カンファレンスで鈴木さんと実際にお会いしたときになんかこう…「あ、本当にいるんだな」って思う感じはありましたけど(笑)。

鈴木:わかります。「おお、実在してるぞ」みたいな(笑)。


お互いが実在を実感したDroidKaigi


ーー日々のやりとりはSlackが多いのでしょうか。

鈴木:それもありますが、2人ともいつも何かしらのミーティングに出ているので、1日に何回もこうして顔を合わせてしゃべっています。

開発のほかのメンバーもそうでしょうけど、とくに私や遠藤さんといったPMは、たぶん1日中ミーティングしたりSlackしたりっていう感じです。


新潟と福岡。それぞれの「地方在住のワケ」

博多駅前はご覧の通りめっちゃ都会です


――お2人がそれぞれ現在の場所を拠点とされている理由はなんでしょうか。

遠藤:自分は地元が大阪なんで、もともと福岡に縁はないんですよ。
じゃあなんで移住したかというと、社会人2年目のときに友人から「福岡にすごくかわいいアイドルがいる」と誘われて、たまたま遊びに行ったのがきっかけです(笑)。それからちょくちょく遊びに行くようになって、かつ仲がよかった会社の後輩が福岡に転職したものだから、余計に行く機会が増えて。

福岡ってちょっと歩けば自然溢(あふ)れる公園と山と海があるのに、博多駅とか天神駅とかは東京や大阪に負けないぐらいの都会感があって、その「都会と自然が両方混じり合って近い位置にある」ところに引かれました。

そのうち「なんで僕、東京で毎日通勤電車に揺られながら仕事してるんだろうな」って思うようになって。そんなとき福岡にいい会社が見つかったので、思い切って転職、移住したんです。それが5年ぐらい前のことです。

最初は普通に博多駅の近くまで通勤していたのですが、コロナの影響で会社に出られなくなって、そこからリモート勤務になりました。


そんな博多駅から車で15分ほど走れば、自然豊かな海浜公園に到着


鈴木:僕の場合はただ新潟に生まれたというだけで、遠藤さんのようにどこか別の土地に引かれるようなタイミングが一切なかったんです。
大学も新潟大学(新大)なので、東京に進学することもなかったし…。
新大では、工学部情報工学科という学部でプログラムとかを勉強していたのですが、大学院の1年目でプログラムが嫌になったので、全然関係ないインテリアコーディネーターになったんです。

でもそこで「なんだお前、プログラムできるんならサイトやれ」って言われて、結局Webの仕事をやるっていう(笑)。そこから転職するんですけど、それも家から近いところにWeb制作会社があったんで、そこに行ったと。

なので、たまたま人生のいろいろなタイミングで「こっちのほうがいいな」と思ったことが新潟の中にあっただけです(笑)。


移動時間ゼロ! 
ワークライフバランス爆上がりです


ーーRIZAPテクノロジーズがフルリモート勤務であることは、入社の決め手になりましたか?

鈴木:それはもう、おっしゃる通りです。私、結婚していて家も持っていますし、子供が小学校と保育園に行っているんで、今から東京に住むのはかなりハードルが高いんです。
先ほども言ったように、RIZAPは大企業なのにベンチャーのようなスピード感というのも魅力でしたが、その上東京に行かなくてよいっていうのが、もう奇跡のような好条件でした。

ーーワークライフバランスも実現できる、と。

鈴木:私は乗り物酔いがひどいので、通勤がなくなっただけでワークライフバランスはもう爆上がり。
あとは、朝晩子供の送り迎えができることもありがたいです。
18時にミーティングが終わった瞬間に車に乗って、子供を迎えに行っています。ほかのメンバーにも同じような人がいてそれが普通なので、周りから白い目で見られることもありません。


子供たちとの時間もとれています!


遠藤:確かに、社内には男性でも育児をやっている人が多いですね。

鈴木:はい。上職の人でも普通にあります。なので、お互い子供を迎えに行って、ご飯食べてお風呂入れた後にミーティング、みたいなこともあります。ワークライフバランスの観点では、このフルリモート勤務はかなり魅力ですね。

遠藤:洗濯機を回したり洗濯物をたたんだり、ちょっとした家事が片手間でできるのは本当にめちゃくちゃいいと思います。


物価は安いのに給与水準は東京レベル


ーーでは、地方在住によって得られていることはなんでしょうか?

鈴木:圧倒的に物価ですね。
同じ面積に住むのに1ヶ月にかかるお金が段違いです。

遠藤:確かに、それが一番でかいですね。しかも東京の給料で。

鈴木:それそれ!
私の年齢で比較すると、新潟と東京の平均年収は200万円以上違うんですよ。RIZAPは東京の会社なので給与水準は東京レベルですが、新潟に住んでいるので物価は安いんです。もう、ハッピーしかないですね。

――地方在住と東京勤務、それぞれのいいところどりですね。

遠藤:そうですね。あと、福岡に関して言えば、便利だけどゆったりしているところもいいですね。
僕も奥さんもカフェ好きなので2人でよく出掛けるんですけど、福岡にはおしゃれなお店も十分あって、しかもすいています。
東京って、とくに新宿の辺りなんかはいつ行っても満席ということがざらだったんですけど、福岡では人気のところとかも普通に入れたりしますし。そういうところもいいですね。


福岡にはおしゃれなカフェがたくさん


遠藤:
いっぽうで、音楽イベントなんかは東京とかでしかやってなかったりするので、そこは都会がうらやましいです。

鈴木:確かに。子供を連れて出掛ける場所に関しても、東京はいいなーって思います。新潟で新しいお店ができるのは、デイサービスとクリーニングだけですから(笑)。
ただ、新潟は車社会なので、その日に思い付いたところに車で行けるのはありがたいかなあ。乗り物酔いがひどいので、自分で運転したいんです。


ユーザー数100万人規模!
やりがいと達成感がすごいんです



ーーPMというポジションはさまざまな部署とのやりとりもあると思うのですが、フルリモート勤務の影響はありませんか?

鈴木:私は感じたことないですね。
最初は、たとえば「急いで(資料などを)見てほしいのにレスがない」というシチュエーションも想像していたのですけれど、それもないです。

遠藤:僕らみたいな開発側の人間からしたら、リモート勤務はすごくありがたいですね。
というのも、出勤していると急に営業の人から「ちょっといい?」と声をかけられて、長らく手が止まってしまうことがよくあるんです(苦笑)。あれが究極、シャットダウンできる。
「すぐに開発メンバーと話したいのに、リモートだからレスポンスがない」と思わせていたら申し訳ないでのすが、開発業務に集中できるぶん、トータルではメリットのほうが大きいですね。

鈴木:最終的にちゃんと返事はしますけどね(笑)。
あとは、移動時間で無駄に体力が削られないぶん、1日の密度が高いです。フルリモートであることは仕事のパフォーマンスには完全にプラスになっています。

――仕事のやりがいという面ではいかがでしょうか。

鈴木:大規模案件ができるところも魅力ですよね。私が入った時点でchocoZAPの会員数は10万人だったんですけど、その時点でも結構強烈だったんです。それが間もなく100万人になろうとしています(※)。
もちろんプレッシャーもありますけれど、なんていうか誇りが生まれますよね。自分が作ったものを100万人の人が触っているんだと思うと、それだけでいきなり達成感が生まれちゃう。

※取材は2023年10月に行われました。同11月23日時点で会員数は101万人を突破しています。

遠藤:店舗に行ったら実際にアプリを使っている人がいるっていうのもいいですよね。

鈴木:chocoZAPに行って隣に座っている人が一生懸命アプリで記録をつけているのを見ると、「それ作ったの、俺だぞ〜!」って言いたくなりますよね。

遠藤:なりますなります。
やっぱりすごい人数が使ってくれているサービスの開発を自分たちが担っていることに、やりがいを感じますよね。
しかも限られたメンバーでこれだけの規模のことをやっているので、裁量が広い。そのぶん自分が関わっているという実感を得やすいです。

ーーでは反対に、課題はなんでしょうか。

遠藤:これもベンチャーのようなスピード感がある故に起きることなのですが、急速な仕様変更や急ピッチでリリースすることによってバグはいっぱい出るけど、それを直していく余裕すらない、みたいな状況であることですかね。
悪い意味でもカオスみたいなところがやっぱり課題だし、それが原因で優先度がうまくつけ切れないところもあるので。

これから徐々に大きい組織になっていくに当たって、そこは整えていく必要があるし、それができるとみんなもっと働きやすくなるのかなとは強く感じています。



鈴木:
プロダクトに関しては遠藤さんが今おっしゃった通りで、私も全く同意でございます。
働き方についての課題感は、あれですね、もう一分の隙もなく次の予定が入れられちゃうのが、リモートの1番きついところですよね。なので、お昼の時間は自分で予定を入れて休憩時間を確保しないと。

遠藤:確かに!(笑)

鈴木:あと、運動不足がひどいです。隙間なくミーティングが入ってるんで、おしりが椅子とくっついちゃうんですよ。本当に意識して運動しないと、たぶんやばいと思います。もっとchocoZAP行かないと(笑)。


コミュ力に自信のある方、お待ちしています!


ーー間もなく100万人規模になるとのことですが、この先chocoZAPをどのようなアプリに成長させていきたいですか。

鈴木:さっき遠藤さんも言った通り、今までって「あれもこれもやろう」というのがどんどん出てきて、スピード感をめちゃくちゃ求められていたので、「ひとまず最低限の仕様でリリースする」みたいなことをやっていたんですよ。

ただ、ゼロイチで作るものはある程度やれましたし、これからユーザーの数も100万人、200万人とどんどん増えていくので、これからエンハンスをかけるという意味ではクオリティーに注力したいですし、求められていくのも、おそらくそこなのだろうと思います。
「やっぱり安かろう悪かろうだね」「月額3000円はとても魅力的だけど、しょせんその程度だよね」と思われないようにするのは重要だと思ってます。

遠藤:本当にそこですよね。僕ら開発部としては、いかに品質を上げていくかということに今後取り組んでいきたいです。今までつぎはぎでやってきた部分の悪影響も出てきているので、しっかり土台を作ることにフォーカスしていきたいとすごく思います。

ーー最後にお二人から、どんな人と一緒に働きたいかについて、それぞれお聞かせください。

鈴木:やっぱりコミュニケーション能力が一定以上ある人ですよね。
僕たちが所属しているプロダクト開発統括1部でchocoZAPアプリの開発に携わっているメンバーは、今たぶん40人ぐらいいるんです。関係部署も含めるとすごい数のチームでやっているので、クオリティーとコストと納期のバランスっていうのが求められます。

RIZAPは資本をめちゃくちゃ投入している大きな会社ですが、そのやり方だから成功しているわけですよね。
それに対して「自分はこういうこだわりがあるんで、その働き方は嫌だ」とか「自分のエゴをどうしても貫きたい」とかっていう人は、たぶん難しいんじゃないかなと思ってます。

あとは「これ間違えた」「こっちが新しい」となって、クイックに向きを変えるとなったときについてこられない人も厳しいのかな。逆に言うと、そういうことに柔軟に対応できる人とぜひ一緒に働きたいです。

遠藤:僕も鈴木さんと同じで、一緒に働いていてお互いやりやすくあるためには、最低限話しやすい人であることですかね。
あとはやっぱリモートワークなので、文字会話ならではのニュアンスや言葉選びが問われていると感じるので、「直接話さないと無理」という方だと結構しんどいかもしれません。

鈴木:あと、やることは無限に増えていきそうなので、飽きる暇はないと思います。プロダクト制作に携わりたくて、その中でもスピード感を持って面白いことをやりたい人にとっては、結構魅力的な職場なのではないでしょうか。

遠藤:うんうん。やっぱり地方の会社と比べたら東京の会社ってスピード感や社内に蓄積されている知識、やっていることのレベル感が違うので、地方でどうしても仕事を探さなきゃいけないのだけれど、最先端のことや大きい仕事をやりたいという方にとってはすごくいい環境なのかなと思います。

地方にお住まいで、もし今の仕事内容にもんもんとしている方がいましたら、1回お話しましょう。
お気軽にお問い合わせください。お待ちしています!


(了)

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