[未来へのSTARWAY]観にいってきた!穏やかじゃなかった!(ネタバレ注意) #アイカツ10thレポ
ニャオ―ハ―! リユルン(@riyulun)です
先日、待ちに待った[アイカツ!10th STORY〜未来へのSTARWAY]を鑑賞してきたので、今回は その感想兼レポート記事を書こうと思います
目次
前回と同じ…?
ついに[未来へのSTARWAY]が始まり、スクリーンから いちごちゃんの「フフッヒ」が…!
しかし その直後、何だか見覚えのあるような…
そう! これは夏の時期にプラネット!と同時公開された時のPart、
「折角 気持ち新たに映画館にやってきたのに同じ描写…?」と疑問に思いましたが、
まぁ 本編の破壊力がエグかったので、そして、復習しておかないといけない設定を復習できたので あまり気にすることもなかったですけどね
(このPartは夏に感想を既に書き留めたので省略させていただきます)
意外とあっさり
で、前回まで見たPartが終わり、唐突に いちごちゃんが
「卒業記念ライブ、やらせてもらおうよ!」
さっきまでの(「星空のフロア」が流れた)シーンと脈絡がなかったのもあって あの場にいた いちごちゃん以外のアイドルと同じように「え?」とは思いましたが、
それはそれとして まだ見ていない部分が始まったんだなぁ と気を引き締めて視聴する
瞬間となりましたね
しかし、(この項の題にもあるように)何かあっさり卒業ライブが終わって、何かあっさり あおいちゃんがLAへ
この一瞬、こんらんした人は多いと思います
あれだけ予告映像では卒業記念ライブなりの描写を映し出していたのに、一瞬で終わったんですもの
(個人的には いつも使ってた寝室を後にするシーン、絶対もっと溜めてやるべきだったのでは?と感じる)
しかし、何故一瞬で終わったか
その答えは次の瞬間から始まるカットに
ありました
結局この描写は、みらいよちということ…?
そう、一転して本当に未来の描写になったのです
「あぁ なるほど、未来がどうなるのかに
重点を置くんだな」と気づいた瞬間でした
鑑賞するまで その発想はなかったので たんじゅん に参考になったり驚愕してましたね
そんなわけで、ここから話すのは ※未来編のシーンについてです
・蘭が車を操縦 からの
未来編最初に映ったのは 車を操縦する紫吹蘭、
つい この間YouTube上でアイカツスターズ!、[情熱とプライド!]を見たばかりなので、
「ああ、誰かに引っ張られてもらって(ドラマ)撮ってるのかな」と思ってました
しかし その数秒後、蘭が本当に操縦していた→大人となって車を操縦できるようになった、と認識することになります…
・論文手厳しいらしいからね…、
ソレイユの残り2人にも変化が、
あおいちゃんは特に髪型が変わって、大学の論文に苦労してるシーンが
…[大学の論文に苦労する]シーンなんて、そんな描写 今までになかったのでは!?
それもそのはず、本来アイカツ!シリーズのメインターゲット層は女児です、
その子達は論文なんてものを普通は観測しないでしょう
ここからは私の推測なのですが、こういう事情があるのに何故そんなシーンを映したか、
その理由は
アイカツ!(無印)をリアタイしていた人々も年を取ったから
だと感じます
もはや この映画のメインターゲット層は[当時リアタイしていた(今はせいちょうした)子]なんですね
正直な話、アイカツプラネット!にハマっている小さな子でも、
ぞのプラネット!とは全く違うアイカツ!世界の映画、
しかも10〜6年前に放送されていたものがベースのお話に ついてこられますかね?
だったら もう[初代アイカツ!を懐かしめるような (年取った)人達が共感してしまうお話の構成にしよう!]
と思って作られていてもおかしくないのではないでしょうか
感想というより考察を垂れ流しましたが ここから暫くは 未来の姿の いちごちゃん達について驚いた あれやこれやに触れていきます
・いちごちゃんがひびきさんみたいになってる!
いちごちゃんは相変わらずアイドル活動を頑張っている、と思いきや変わった点が。
まず、スタッフさんを「○○ちゃん」と呼んだシーンがありまして…
とどのつまり、スタッフさんに軽く話しかけられるぐらい いちごちゃんが年を重ねたということになるんですよね
そして もう1点、自身のステージについて色々考察している描写が
そんなオペレーションが出せるぐらいに まで せいちょうした…
これもつまり、それぐらい時が経ったことの証拠な描写で、クるものがありましたね…
それにしても まさか、予告映像でいちごちゃんが苺のシャツ来て呟いてたシーンが未来編のシーンだったとは…!
――――――――
そんな 3人それぞれのシーンが終わると、時と場所は移り(恐らくいちごちゃんの)家のシーンへ
(このシーンカットで いちごちゃんが呼びかけたシーンで「もしかして子ども産んだ!?」って思った人いません? 私は思っちゃいました)
いやぁ、ここから鍋を囲むシーンカットも衝撃でしたね…
・らいちが1番高くなってる!
というわけで、鍋パをする際 最初に家にお邪魔したのは星宮らいち…
キミめっちゃ変わったな!?
パッと見 分からない人もいたろ!!
(まぁ自分は あのメンバーに馴染みのある男の子と言ったら…、
ということで らいち君かなと予想はしてたのですが)
後のシーンでは(たかさが)その場にいた誰よりも(年下なのに)高くなっているのに驚愕…!
(いちごちゃん自体も「高くなった?」と思
っていたのに)
変わったのは姿かたちだけでなく声も、
声変わりしてる事実もびっくりですが、
瀬戸麻沙美さんの演じ分けにもびっくりです
・かえでちゃんのとユリカ様の髪変わってる!
そう、変わってたんですよね
いちご・蘭の2人は (髪型)そんなに変わってなかったものの、未来の姿として登場した この2人に驚いた人も多いかと思います
そうそう、あのシーン、結局ぽわぽわプリリンの3人は来なかったんですよね
…ん? ぽわプリはハブられた… あ! あ!
これってそういう!!
(これは 5人が未来の姿であることに全く気づかなかった時のツイート)
(割と やぐちひろこ氏の特殊な描き方だから特別に髪型変わってても おかしくないな、とか思うなどしていた)
・お酒の話!
(確かここら辺で みんな22才の姿であることが言及された)
そう、いつの間にか20才を超えたので お酒飲むシーンがあったんですよね…!
先ほど、(この映画の)メインターゲット層は[当時リアタイしていた(今はせいちょうした)子]という話をしましたが
まさに それの権化みたいなシーンでしたね、
何の躊躇いもなく飲んでるのですから
ずっと スターライトの学生のいちごちゃん達を見てきた私達にとって(ある意味)驚きのシーンだったことは言うまでもないでしょう
「(酒飲んだから)タクシー呼んであるよ」とかいうセリフも、今までの感覚じゃあ(オタクの2次創作くらいでしか)考えることなかったので、ね
まぁ さすがに ちどりあし になるカットとか、タバコとかは登場しませんでしたが
・仕事の話しないという それは…?
そして [未来へのSTARWAY]にて新たに明らかになったユリカ様(未来の姿)の設定、
[(酒に)酔いやすい]…!
[酔う]という言葉やシチュエーションに対する驚きも さることながら、
「皆さん、仕事の話しませんね」と疑問に思った らいち君にユリカ様が一言、
「当ったり前でしょ! 仕事のことなんて…」
(直後 酔いによりダウン)
このシーン、「こんな休息の場でも仕事の話なんてしたくないから」みたいな発言が飛び出すんじゃないかと思ってたので結構ドキドキしてしまいましたね
私が想像した上記のような発言は、特に からげんきが自慢の技である社会人なら痛いほど分かることでしょう
やたらリアルな描写があるアイカツ!で、しかもEDが「氷の森」と不安を煽るタイトル(詳細は後述)で、
しかも酔ってるという(本音が毒を含んで飛び出しやすい)シチュエーションなら、そんな発言が飛び出してもおかしくないと、
(鑑賞時)本気で思っていました
しかし タクシーで帰るシーンでの ねごと で上記の心配が否定されたので一安心
卒業記念ライブPart
この辺りで私達の観測範囲が卒業記念ライブに戻ってきました
(正直 未来編での時の流れを正史とする
流れだと思ってたので回想というわけでなく戻ってきたのに びっくり)
今までは ほとんど物語の一旦でしたが、ここからはステージパートとなりましたね
・こ、ここでSignalize!…!
美月さん、その一言は笑うってw
最初は ぽわぽわプリリンとトライスターの計6人によるステージ、
楽曲は まさかの「Signalize!」…!!
「Signalize!」という楽曲はアイカツ!シリーズのOPの中でも唯一クール系の楽曲という印象にプラスして、
signal、つまりシグナルビームは あくタイプに弱点を突ける→世の中の闇に対して、
輝いていることで立ち向かえるという暗喩がある曲だから、
予め みらいよちして イメージと違うリアルも見た視聴者へのメッセージ性が込められてセレクトされたのかも!!
なんて深読みしてましたが、多分これ最初のOPだから ここで使われたってのが大きいでしょうね
(逆に言えばアイカツ!シリーズは これで幕を下ろすことの暗喩)
まぁ考察・解釈については シグナルビームの例えも正解かもしれませんがね
あ、そうそう、美月さんが
「盛り上がっていこうね―! そんなものなの―!?」って言ったのは さすがにクスっときましたね
(製作者がアイカツ!オタク)
・観客のチョイスがオタク
はい、製作者がアイカツ!オタクなポイントその2です、
観客に チョコレート探偵の回で登場した「ワッショイ」が口癖の あの監督と、
ユリカ様が やぎ座のドレスを手に入れた回で出てきた女の子(しかも せいちょうして目をしっかり観測できる)が観客に紛れ込んでました
後者は人気の高いお話での登場だったから まだ分かるものの、
前者を観客に入れよう! と提案した製作スタッフはアイカツ!オタクですね
…多分ここ以外にも(観客を始めとして)制作者がアイカツ!オタクなポイントは隠れてると思いますが
・ふいうちTRAVEL RIBBON
ルミナスのライブシーンでは まさにふいうちで あかりちゃんが
「聞いてください、TRAVEL RIBBON!」
ソレイユが新曲をうたうことには劇中で触れられていたものの、
唐突に聞いたことない曲名を聞かされて、まさに心中「穏やかじゃない!」状態。
さすがに1回聞いただけで歌詞の内容を
把握するのは無理なので詳しく触れられませんが、
曲名の通り なんだか「トキメキアンテナ」に似たテイストでしたね
・いちごちゃんの「キミ」の破壊力!!
さて、卒業記念ライブはソレイユパートへ、
フィッティングロードを終え、ステージ上に飛び出した3人は それぞれ思いの丈を語るのですが、
ここで特に注目すべきは いちごちゃんパート!
(1度見ただけなので その時のセリフ覚えてないのですが、)
「キミ」という単語を3回ほど織り交ぜて話していたことが ある意味衝撃的でした
というのも、ああいう場って基本的にファンの人達に対して言うものじゃないですか、
だから3人称は「みんな」とかが基本だと思うんですよ
しかし、違和感を抱く「キミ」という3人称(地味に単数形であるところもポイント)、
これは(恐らく)スクリーンの向こう側、私達に対してのメッセージなのです
(じゃあ そんなメッセージ性のあるセリフ覚えてないのダメじゃねーか)
フォトカツぐらいでしか言及されなかった「視聴者」に対して 直接的な いちごちゃんからのメッセージの破壊力は クるものがありますね…
「辛いこともある」みたいな発言をしていたのを思い出しました。
特に私は アイカツ!シリーズの やたらリアルな(闇も映す)ところが他のアニメと一線を画す差別化要素だと感じて大好きなんですけど、
そんな リアルさについての言及がされたのは 期待に応えてくれた感じがあって嬉しかったですね…!
私、個人的にアイカツ!(特にスターズ!)を人生の参考書と例えているのですが、まさにそれを感じられるセリフでしたね…!!
・みらいよちを経て聞く「MY STARWAY」
そんないちごちゃん達が披露する曲は、「MY STARWAY」。
OPでも1度聞きましたが その時とは異なり、我々視聴者は いちごちゃん達の未来を
観測しています
彼女達の未来がどうなるか分かった上で聞く「MY STARWAY」は
まるで[まずはそのまま、次に○○をつけると2度美味しい!]と謳っている食品のよう
頑なに隠した2番以降の正体
そして (アイカツ!最終回あるあるである)楽曲を最後まで流して それをED映像にさせる演出が、
そう、ここで ようやっと、(楽曲配信アプリでも)頑なに隠されていた2番以降の歌詞が明らかになったのです
・ス、スターゲイザー!?
途中に出てきた[スターゲイザー]という歌詞、パワーワードで脳裏に焼き付いてました
ゲイザーなんて単語、まさか(英語の単元か)フォトンゲイザー以外で聞くことになるとは
ちなみに、そんなゲイザー(geyser)は間欠泉という意味です
・未来のシーンでも流れる「MY STARWAY」
2番以降の歌詞が流れている途中から 映像が未来へ切り替わることに。
この映像により、卒業するにおいて これからを意識した 時間軸と、
実際に卒業して3年半経った時間軸が繋がることとなりました
その証拠として いちごちゃんが📱から「MY STARWAY」を聴いてるんですよね
未来の姿となっても [未来に向けて作った曲]である「MY STARWAY」が糧となっていることが分かります
そうそう!そしてそして!
「MY STARWAY」の最後、「SHINING LINE*」のフレーズが入ってましたよね!!
一瞬でしたが、これは確かに この映画公開まで隠すべきもの、と理解した瞬間でした
「氷の森」の正体
[未来へのSTARWAY]公式サイトで そのタイトルが発表されてから ずっと頭を悩ませたアイカツ!勢は、私も例外ではありません
スターズ!から こおりタイプ楽曲というのは 何かと悲しいようなシチュエーションを
彷彿とさせてしまい、普通に考えたら そんな感じの楽曲となるように感じます
特に 未来世界というと ポケダン時・闇・空での ほしのていし により時間が止まった世界が印象的なこともあり、
バッドエンドとまでは いかなくとも、大人になって闇を目の当たりにしてしまうエンドもあり得ると想像してたんですよね
だからユリカ様が「仕事の話なんてしない」なんて言った時に不安を抱いたのです
しかし それとは別の考えで、ソレイユ→
太陽→はがねタイプ、ほのおタイプ→こおりタイプにバツグンだから
[心が閉ざされるような氷の世界を救うドラマ的な楽曲になる]と予想した方もいました。
目からウロコの考察で びっくりしましたね
しかし、実際はどちらでもありませんでした
印象的だった最後の歌詞(そこしか覚えてない)には[美しい 氷の森]とあるように、氷の森をポジティブにとらえているではありませんか
これは一体…?
時に、皆さんは こんな話を聞いたことありますか
[(適切な温度で)冷凍することにより、人体でも その体を維持できる]という話を
私は以前 都市伝説の番組で聞いたことあるのですが、この方法により 全く動けない代わりに老化もしないんだとか
(確か[クライオ○○]という名前だった気がしますが、
いかんせん1年くらい前のものだったので色々うろ覚えです、ごめんなさい)
まぁ この現象、分かりやすく言えば冷凍食品ですね、
生のまま置いておくよりも、冷蔵庫に入れた方が保存ききますよね、
それと同じように、[冷凍することで そのままでいられる(悪化せずにすむ)]のです
これ、いちごちゃん達の色褪せない思い出と重ね合わせられませんか?
冷凍して そのままでいられるもののように
思い出は未来の中に ちゃんと色褪せず残っている
「氷の森」が表現しているのは こういうことではないでしょうか
…まぁハイコンテクストすぎると言われたら それはそうなんですが
PS:
え!?まだ続きがあるんですか!?
「氷の森」が終わったかと思いきや 続いて「SHINING LINE*」が…!
映像としては 左右の帯に アイカツ!独自のマークがあるぐらいで、ほとんどクレジットを流すだけでしたが、サプライズでしたね
…「氷の森」は 先程の例えをやりたかったがために作ったんじゃないかと思ってしまいます
(単にクレジットを表記するのに1曲だけじゃ足りなかったのかもしれないが)
ただ正直なことを言うと、言うほど[未来へのSTARWAY]と重ね合わせられる楽曲かなぁと疑問でしたね
あ、良い楽曲ではありますし、「MY STARWAY」の最後からリンクさせるための
楽曲でもありますけどね
他の方の感想記事に[「SHINING LINE*」のバトンタッチを彷彿とさせる歌詞は いちごちゃん達→視聴者へのバトンタッチである、
アイカツ!シリーズによって元気をもらった視聴者が誰かに(その もらった元気を)バトンタッチする]という考察がありました
その考察も間違いと言い切れないですが、個人的には
という点から、「アイカツ!シリーズの最後の曲はこれしかない」という考えで(MY STARWAYの歌詞とともに)使われたのでは、と考察しています
――――――――
私の[アイカツ!10th STORY〜未来へのSTARWAY]の感想は以上となります
長くなりましたが、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました
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