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アイドルは大自然

自分は誰かを推したが無い気がする。

wowaka、ジョンレノン、グレアムコクソン、トムヨークetc...。
勿論好きなアーティストやクリエイターは大勢いる。しかし、「私の推しはジョンレノンです!」というのは何かが違う。

「推す」という行為には少なからず才能が必要なのだと考える。

自分はアイドルを好きになった事がない。誰かに自分本意な理想を投影する事が苦手なのだと思う。自身のエゴを誰かに押し付けるのはすごく申し訳無い気持ちになる。

だからこそ、アイドルという職業はすごい。
誰か知らないやつのエゴを一身に背負う事なんて私には到底できない。もはや畏敬の念すら覚える。この感情は、人間が大自然を前にして覚える感動に近い。人間が人間に向ける好意とは別ベクトルの感情だ。だからこそ、純粋に推せないのかもしれない。「尊過ぎる」のだ。

“クリエイターの才能”と“推す才能”が合わさって初めて商売が成立する。「推し活」は資本家に必要とされる物なのだ。どんどん金を回そう。それは必要とされる才能なのだから。

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