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『「学び」「仕事」「成長」を軸に人的シナジーを実現する!』  大内武さん 〜モトヤフインタビュー〜

-本日はインタビューよろしくお願いいたします。まず最初にお名前とご年齢をお伺いします。

大内 武(おおうち たけし)です。よろしくお願いいたします。今年で52歳になりました。

-お生まれやお住まいをお伺いしてもよろしいですか。

生まれも現在住んでいるのも、東京都杉並区の阿佐ヶ谷です。

-現在までのプロフィールを簡単にご紹介ください。

新卒で社会人向けPC教育を提供する株式会社アビバに入社、その後、同じく社会人向けの教育サービス企業である株式会社日本ライセンスバンク、ヒューマンホールディングス株式会社を経て、35才の時、2007年3月にヤフーに入社しました。ヤフーには2018年10月まで在籍しました。

-ヤフーに入ったきっかけは何でしたか?

社会人向けの教育機会を提供する自身の社会人経験が活かせる「ヤフー学習」というサービスのビジネス開発ポストがあったことです。それとインターネットビジネスに強い興味があったこともきっかけでした。

-ヤフーに入社後にご経験されたお仕事はどんな内容でしたか?

ヤフー学習のビジネス開発担当から始まり、ヤフービジネスエクスプレスの企画、ヤフーメールの企業版の企画を経て、GYAOでコンテンツビジネスに7年程携わりました。

GYAOでコンテンツビジネスに関わった経緯としては、元々映画を観るのが個人的にとても好きで、誰にも負けないくらい映画の知識もあったので、ジョブチェンの制度を利用して移りました。そして7年間のGYAOのあとはPayPayで加盟店開拓等の営業立ち上げに参加していました。加盟店開拓では千葉エリアを担当しましたが、ヤフーBB当時のゴリゴリ営業のパワーと同じ勢いを感じました。

-ヤフーで学んだことはどんなことでしたか?

ヤフーが急成長していく中でも入社した2007年当時は会社規模もとても大きくなっていて、優秀な人も更にどんどんジョインしてきていた時期でしたので、自身の仕事に対する向き合い方も変わりました。それとサービス展開が多岐に渡るので、いろんなサービスや事業に関われたことも大きかったです。

-ヤフー時代のエピソードをお聞かせ下さい。

クラブ活動ではないのですが、当時はランニングブームだったこともあってマラソンの有志10名くらいで集まって、毎週皇居をランニングしたことですね。その勢いでいろんなマラソン大会やトレイルランの大会に出ました。ホノルルマラソンにも出場しています。

ホノルルマラソンに奥様と出場

あと痛いエピソードとしては、GYAO時代のロサンゼルスへの海外出張で、現地到着早々に痛風になって、同行者に抱えられながら仕事をしたことですね。

この他にもGYAOでのスタジオとの難航契約の突破、サブスクサービスの立ち上げ、メディア各社との配信コンテンツとの取り組み強化などの様々な仕事に関われたのは貴重な経験でした。

-ヤフー退社してネクストキャリアを選んだ決め手は何でしたか?

トップ企業のヤフーで得たものは大きかったのですが、成長産業のスタートアップでもう一度自分の力を試したい、成長したいという意欲が強かったのです。また、ヤフーの卒業生が活躍、自己実現をしているのをみるにつけて、自分もあとに続きたいという思いもありました。

-ヤフー退職後の2018年にキャッシュレス決済の先駆け的存在だったOrigamiに行かれました。残念ながら同社はその後メルカリに買収されたと思いますが、事業撤退という局面ではご苦労はありましたか。

Origamiが六本木ヒルズにオフィス移転した直後に入社しました。その後も増床したりしたのですが、2020年1月に事業撤退とメルカリへの売却が決まり、当時の買収段階で8割程度の社員が削減されました。私自身はメルカリに移籍して大手加盟店にOrigamiPayの撤退の説明に行くといった業務に忙殺されました。

キャッシュレス決済の草分け的存在だったOrigami

OrigamiPayの後に楽天PayやPayPayなどのサービスが続々と登場してきて、市場が席巻されていったことや、必ずしも効率的でない営業活動による経費増なども影響して、経営的には窮地に陥ったのかもしれません。入社時の雰囲気は悪くなく優秀な人材も入社してきていましたが、その後徐々に退職者が出始めたり経費削減も始まって状況が悪化してきているなという肌感はありました。

-辞めたから分かるヤフーの良さというものはありますか?

なんだかんだいっても安定している強みはありますね。特にその後のOrigamiの経営破綻ではとても苦労したので。ヤフーを辞めた判断は自分にとっては間違ってはいなかったと思っていますが、現在までの人生はヤフーを経てなければ実現してないものばかりなので、ヤフー出身でホント良かったという感じで、いつもその点に感謝しています。

-現在の株式会社エスアイイーでのお仕事はどんな内容でしょうか?またお仕事の面白いところや素晴らしいところを教えて下さい。

株式会社エスアイイーという会社で、人材サービス部門と教育サービス部門の執行役員をしています。
弊社は人材サービス部門、教育サービス部門以外にSI部門、ゲーム開発部門、セキュリティ部門、メディア部門など多岐に渡って事業を展開しています。それぞれの事業部がヒト、モノ、コトを連携してシナジーを発揮して、新しい取り組みや新規事業を立ち上げたりしています。また、メンバーにも裁量権を持って意思決定に参加させている点がとても面白いところだと感じています。今年51名の新卒社員を迎え、社員数も1,000名を突破しました。

エスアイイーの2023年度新卒入社式にて。新たに51名の仲間が加わりました。

また、このほか自分でもB Planという会社を経営しており、エステサロンを開業したり投資事業等も行っています。

-今、特に力を入れていることは何でしょうか?

仕事では弊社で今年春にSaaSサービスとしてIT教育のオンライン学習プラットフォーム「BOOKNS」というサービスをローンチしました。従来の概念を覆す非常に画期的なサービスだと思うので、こちらをたくさんの人に使っていただきたいと思っています。このサービスは一ユーザーに対して一人のコーチを付けて伴走する点に大きな特徴があります。

IT教育に特化した学習プラットフォーム「BOOKNS」

-話は変わりますが、ビジネスブレークスルー大学院も修了しておられますが、こちらはいつ頃に学ばれたのでしょうか。

ちょうどGYAOに行っていたときです。基本オンライン授業でしたが、年に何回かスクーリングもあります。1日の学習時間は3時間くらい確保しないと追いつかないので必死でしたね。結局1年留年しちゃいましたが(笑

MBAに興味を持ったのもヤフー時代に会社負担でグロービスのMBA単科講座を受けさせて貰ったことがきっかけでした。

結局、グロービスではなく、大前研一氏のビジネスブレークスルー大学院に進学しちゃいましたが、ここへの入学審査に際して、お世話になったヤフー時代の上司に推薦状をしっかり書いていただいたことは今でも感謝しています。

大学院の卒業式風景。真ん中は学長の大前研一氏

-プライベートなご質問になりますがご趣味は何ですか?

子供の頃から映画鑑賞が好きで、邦画洋画を問わずすべてのジャンルの映画に詳しいのが自慢で、それが縁?でヤフーでもGYAOへの異動が叶ったくらいです。そして映画を観るときは自宅での視聴ではなく基本映画館にいきます。やはり映画館で観るときのあの没入感が好きです。

その他、家の直ぐ近くにある低酸素環境のジムで週2回程度高地トレーニングをしています。温泉行くのも好きで、最近はサウナにもはまってます。

-ライフワークやチャレンジしたいことは何でしょうか?

生きづらい日本で、成長と仕事と資産形成のバランスを保つこと。究極的には人の幸せの追及なのですが、そのために何をする必要があるのか、日々学んでいます。成長産業への貢献、人の成長へのコミット、組織作り、様々な知識の習得、会社のビジネス拡大をしていきたいです。

-イマヤフにひとことメッセージをお願いします。

ヤフーやLINEはいろいろなサービスを展開してますし、そういう会社にいることはチャレンジの機会が多いことだと思います。それはとても恵まれている環境だと思うので、携わる仕事が辛いからとか楽だからという視点ではなく、自分はどうなりたいのか?という点を軸において仕事をしていくと、その後の自分の成長や機会に繋がると思います。

-モトヤフにひとことメッセージをお願いします。

これを機会に、モトヤフの繋がりが深くなると良いなと思っています。仕事上の取引に繋がるもそうですが、人生として最も大規模なOB会になれれば良いなと本気で思っているので、これからも宜しくお願いします。

GYAO時代のロサンゼルス出張にて。

-大内さん、本日は大変ありがとうございました!

(本日のインタビューは川村英樹が担当しました)

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