都道府県庁の組織体制比較(群馬県)

■群馬県
人口:1,902千人(R5.6.1推計)
面積:6,362km2
政令市:なし
中核市:高崎市(370千人)、前橋市(329千人)
市町村数:35(12市15町8村)
職員数(一般行政):4,953人(R3.4.1
R5当初予算額(一般会計):8,197億円

ライバル?の栃木県と初登場のほぼ同規模の人口・面積・職員数・予算額。大きく異なるのが市町村数と市町村人口であり、高崎市が最多であるものの、前橋市のほか伊勢崎市・太田市も20万人越え

知事部局
・知事戦略部
・総務部
・地域創生部
・生活こども部
・健康福祉部
・環境森林部…森林局
・農政部
・産業経済部…戦略セールス局
・県土整備部
・会計局
出典:(R5.6.14)群馬県行政機構図・振興局機構図 (pref.gunma.jp)

独特なものとしては
・戦略企画課、メディアプロモーション課、業務プロセス改革課、グリーンイノベーション課、交通イノベーション推進課、地域外交課(知事戦略部)
・財産有効活用課
・ぐんま暮らし・外国人活用推進課(地域創生部)
・蚕糸園芸課、ぐんまブランド推進課(農政部)
・観光魅力創出課、eスポーツ・クリエイティブ推進課(産業経済部)

山本一太色が全面…さすが安倍政権時のプロモーション担当。
GX・DX・MaaS(交通イノベーション推進課)・EBPM(戦略企画課)・eスポーツ・リトリート(観光魅力創出課)等、トレンド施策はきっちり押さえている。課内室が多いのも機動的に動けるように、ということか。
知事とぐんまちゃんが全面に出ることで有名なプロモーション関係も知事戦略部に。
全国3位の外国人割合という特色を生かした外交や外国人活用、伝統である蚕糸(養蚕)など、群馬県らしさもばっちり。
一方、内陸県であるからか、危機管理部署は(危機管理監は設置されているものの)総務部の一課にとどまる。

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