都道府県庁の組織体制比較(岩手県)

■岩手県
人口:1,167千人(R5.6.1推計)
面積:15,275km2
政令市:なし
中核市:盛岡市(284千人)
市町村数:33(14市15町4村)
職員数(一般行政):4,354人(R4.4.1)
R5当初予算額(一般会計):7,714億円

知事部局
・政策企画部
・総務部
・復興防災部
・ふるさと振興部
・文化スポーツ部
・環境生活部
・保健福祉部
・商工労働観光部
・農林水産部
・県土整備部
・ILC推進局
・出納局
出典:岩手県知事部局行政組織機構図

独特なものとしては
・復興防災部
・県北・沿岸振興室(ふるさと振興部)
・ものづくり自動車産業振興室(商工労働観光部)
・ILC推進局

復興担当部局が3部目に位置づけられていたり、復興関係の所属が3課室あったりと、まだまだ復興は道半ばであるということを示している。
農業県のイメージが強いが、自動車産業・ILC(国際リニアコライダー)など専門部署を設けてピンポイントな産業振興を進めているところに組織としての意図を感じる。
また、他県の者からするとすぐに理解できなかったが、岩手県は(盛岡市周辺を除くと)南部が発展しているようで(仙台市や東京圏との交通のため?)、県北部・沿岸部対策の部署も設けられている。
(参考)
盛岡広域振興局管内 482千人
県南広域振興局管内 514千人
沿岸広域振興局管内 219千人
県北広域振興局管内 134千人

*出典で記載した組織機構図PDFのファイルタイトルがH12のままなのは少し恥ずかしい…

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