経営者のように考えながら仕事をしてみる
サラリーマンと経営者の間には、ものすごく大きな壁があるという話を前にしました。
それはどちらが偉いという話ではなく、経営者には経営者の悩みがあり、サラリーマンにはサラリーマンの悩みがあるということです。
私はありがたいことに幼少の頃から父が経営者で経営者の苦悩というのを直近で見てきました。
サラリーマンは自分のテリトリーの中の心配をし、経営者は会社全体の心配をしている。
だから会社にとってプラスでも、自分のテリトリーにとってマイナスなことは良しとしないというのを何度も目にしたのです。
単純に考えれば、会社が良くなれば全体的に給与が良くなったりするのに、それよりも自分のテリトリーを崩されるのが嫌なのだそう。
それを小さい頃から見てきた私は、人間は合理的な生き物ではないのだなと思った記憶があります。
実際に社会に出て、サラリーマンがなぜテリトリーを崩されたくない意味は分かるようになりましたが、短期的に見るのがサラリーマンで、長期的に見るのが経営者なんだなと理解しました。
そして優秀だと言われる人はどちらのことも理解してて、そのバランスをうまく取っている印象があります。
よく書籍で「経営者のように考えながら仕事をしてみましょう」と書いてありますが、まさしくそれは大事だなと日々感じます。
経営者の近くに幼少期から今までずっといますが、仕事ができて出世できる人の多くは
会社全体のことを考えながら、自分の成績もあげる
ということをしています。
もちろん会社の大小によって、可能な範囲は限られてしまいますが、自分ができる範囲で会社のために行動しています。
もしあなたがそうなりたいのであれば、経営者のごとく考えて行動してみるべきです。
ではまずどうしたらいいのか。
それは