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自分の美学を持つカッコよさ(無料記事)
私はクセがあって、年齢問わず「さん」付けで呼んでいます。もちろん敬語ですし、先輩・後輩とか関係なくそうしているのです。それは私なりの敬意の表れなのかもしれませんし、単に人との距離感を見極めるのが下手なのかもしれません。
ただ年齢や経歴で態度を変える人をかっこいいとは思わず、私がすごいと思う人は全員が敬意を持って接してくださいます。
世の中では怖いと思われているような著名人とお会いさせていただく機会も多々あるのですが、その人たちも私の目を見て「今日はよろしくお願いいたします」と挨拶をしてくださるのです。私はトップのマネージャーという立場なので、正直名前も分からないような人に対してそんな丁寧に挨拶する必要はありません。
でもトップと話している時に、私の方も見てくださり「マネージャーさんはどう思います?」と話題を振ってくださったり、帰り際も丁寧に挨拶をしてくださる方々ばかりです。仕事ができる人のほとんどはそういう人なのだと何度も目にするたびに感じます。
そういう人たちに憧れているのもありますが、敬語で「さん」付けするのは当たり前になっています。それは自分の中での美学と位置付けています。
憧れの人はいくつもいるのですが、その人たちのカッコイイと思う部分に共通しているのは、自分の美学を持っていることです。それは人から言われても変えないという強い意志が魅力になっているのだと感じます。
人は憧れに近づこうと意識するだけで、少しずつ変わっていきます。その憧れに到達できるかは自分次第ですが、まずは一歩目を踏み出すことが大事です。
皆さんは自分の美学を持っていますか?
ぜひその美学を大事にしてみてください。