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優秀なサラリーマンは経営者のごとく考える(無料記事)

よく色々な本で『サラリーマンも経営者のごとく仕事をしよう』と書いてありますが、それに関して私も同意します。
どんなに頑張ってもサラリーマンと経営者には埋められない溝がありますが、心構えとして経営者目線を持つことは大事です。

経営者は先の先まで考えます。
今月の売上目標が達成できたら良いのではなく、今後も継続して売上を達成することで働いている従業員の方々を守っていく必要があるからです。
サラリーマンは給料がもらえるのが当たり前だと思っています。
それを当たり前にするのが経営者の仕事なので、当たり前と思っていて良いのですが、本当に仕事ができる人はサラリーマンだけど経営者の目線で物事を考えています。

例えば、イベントで使用するガムテープをコンビニで購入すれば200円だけど、スーパーで購入したら150円とします。
コンビニは目の前、スーパーは500m先、炎天下の中でどちらで購入するか。
これはどちらが正しいというのは状況によって変わります。
予算がかけられないのであればスーパーに行く必要がありますし、時間がなければコンビニで買う必要があります。
大事なのは『コスト意識』を持っているかです。
時間というコスト、お金というコスト、どちらもしっかりと天秤にかけてどちらを優先させるかを判断するのが経営者です。

私がイベントを運営する時に、何をゴール地点にするかを決めてから全てを動かします。
私達がイベントを運営するのは、オフラインで会って顧客の熱を高めることによって、その後の物販などに繋げて顧客に喜んでもらうのが目的です。
なので、そのイベントでは赤字にならないようにすれば良く、より顧客に喜んでもらえるように価値を高めていきます。
チケット代で会場費と諸経費を賄えるようにして、その場では売上が上がらないようにすることもあります。
そうすることで、当初のゴールに向かって進むことができて、結果的にプラスになるのです。

経営者は短期ではなく長期的な目線で物事を判断します。
どうしても売上目標などがあり、短期的な視点に陥りやすいですが、

長期的にみてプラスになるかどうか

の視点は絶対に持っておきましょう。
もし私たちがイベントでの売上を目標にしたら、物販などに繋がりづらく、トータルで見ればマイナスになります。
キャッシュポイントを設定して、そこに向かって皆様にどう満足していただくかを考える。
それが経営者の視点の一つです。

自分がいずれ経営者になるかどうかは分かりません。
でも優秀な人はほとんどがその視点を持っています。
ぜひ意識してみてください。

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