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あなたの顧客は誰ですか?(無料記事)

仕事をするということは必ずお客様(買ってくれる人)がいます。
皆さんは誰がお客様か答えることができますか?
そんな当たり前なことと思われるかもしれませんが、実は結構多くの方が自分の顧客を認識できていないのです。
実際に自分の顧客を20秒で語ってみてください。

どのぐらい具体的に出てきましたか?
年齢・性別・職業
そのぐらいまでは出てくると思いますが
年収・趣味・家族構成
まで出てきましたでしょうか?(法人が顧客なら事業規模等)

そこまで出てきたのでしたら、お客様が誰かという認識ができているでしょう。
でもこれが出てこない場合、ビジネスはとてつもなく難しくなります。
なぜなら誰が必要としてくれるのか、誰が購入してくれるのかが分からないからです。

私はトップからそのことを叩き込まれました。
トップはミリ単位で顧客を設定していて、その方々に届けるためにどうすればいいかを常に考えています。
商品を開発する時も、その方々が喜んでくれるのかという指標があるので、どんなに売れそうなものでも顧客から外れているものは発売しません。
それが顧客にも伝わっているから、顧客との信頼関係が築けて更に強い事業となっています。

私がトップに教えてもらった顧客の定義方法は

自分の知り合いを顧客と想定しよう

というものでした。
例えば皆さんの学生時代の友達や両親、会社の先輩や後輩など、どなたでもいいのですが、具体的な○○さんだったらどうするかというのを考えようと言われたのです。
そうすると簡単に具体的な人間像が出てきます。

学生時代の友人の田中さんは、40代で子供が2人、商社で役職を持っていて、休日は家族サービスとゴルフに行っている。
外食はあまりせず、コンビニでの買い物は控えてスーパーで安い金額で購入するが、節約したお金で少し贅沢な旅行に毎年行っている。
本を読むことが多く、ジャンルはビジネス書が多い。

と、具体的な誰かを想像することができたら、必然と具体的な情報が出てきます。
田中さんだったらこの商品を喜んでくれるか?
という基準で考えることができたら、ビジネスとしては次の一歩に進めるという教えでした。

私もそれを教えていただいてから、特定の人物を思い浮かべながら物事を決定しています。
そうするとトップと同じ判断ができるようになっていき、仕事を任せてもらうことが増えていきました。

お客様がいるからビジネスが成り立つ。
すごく大事なことなのに、そこが確立していないで仕事をしていた時は大変だったなというのを思い出したので備忘録として記事にしてみました。

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No.2の備忘録

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年商十数億の会社でNo.2をしている私が日々学んだことや失敗したことを共有します。 仕事が楽しくて上司をサポートしたい人 どうやってサポー…