見出し画像

子どもから見た、ステップファミリー

◾️ステップファミリーという言葉をご存知ですか?

ステップファミリーとは、再婚などで、血縁のない親子関係、兄弟姉妹関係がいる家族形態のこと。
私は離婚して、子どもがいるので、もしももう一度結婚すると、新しい家族はステップファミリーとなる。
今いる〝我が子〟と〝パートナー〟の関係構築について、すごく考えるのですよね。

◾️思い込みを変えてくれた本

そこで、ある本を読んですごく勉強になった。そして、何より思い込みが変わった!!ので、残しておく。
ちなみに、こちらの本です↓↓↓


子どもがいる家庭が、離婚して、また再婚すると、
形としては「2人親」→「1人親」→「2人親」となる。

1人親になったときに、どちらかの親を失い、再婚後、形としては2人親に戻る。

かと言って、子どもから見ると、親の新しいパートナーが、そのまま前にいた父親(母親)の代わりになる訳ではない。

それは継親からしても同じで、2人は本当の〝親〟〝子〟ではない。
そして、再婚後、継親は本当の親子のような関係を目指そうとする人が多く、そこで家族のバランスを崩すことが多いそう。(ひどい例では虐待など)

◾️子どもにとっての本当の親

子どもから見ると、元の親同士が離婚して別居したとしても、自分にとってはその人が〝親〟である。
だから、外国では日本でいう〝親権〟がどちらか片方の親という形ではなく、離婚後も両方の親が子どもの療育に関わる形の方が多いという。(それも知らなくて、日本の固定概念に囚われていた…)
そして、外国でも日本でも、離婚後も、両方の親が面会交流などで子どもに関わる子どもの方が、精神的にも安定し、いい成長が望める。

◾️離婚は親の都合!!

そうよね、いくら相手のことが嫌いになり、憎くなり…で夫婦が別れたとしても、それは親の都合で、子どもにとっては、今まで当たり前にいた親の片方がいなくなることには違いない。
そして、今まで当たり前のように過ごしてきた親のどちらかが親の都合でいなくなると言うのは子どもからすると大きなストレスに違いない。


私は、子どもが0歳の時に、相手の不倫きっかけで別れた。
子どもは父親のことは覚えていないし、今後本当の父親には子どもが「会いたい」と言わない限りは会わせるつもりはなかった。

ちなみに元夫は最後まで不倫を認めなかったし、私や子どもに対して謝罪の言葉もなかった。

だから、悪いことをしてもごまかす。そして謝らない!そんな人は子どもの父親に相応しくないっ!と思って。
でも、これって完全に私の視点での考えであって。

本当に実父を子どもに会わせないのが、子どものためなのか??




子どもの視点から考えたら、そんな人でもたった1人の父親。

実際に本の中で、数ヶ月に1度でも実親と面会をしている子どもは、その親と会う時間を楽しみにしていたり、よき相談相手にしていたりと、人生の大切な存在の1人として認識している人が多かった。
そして、ステップファミリーとなった新しい親とも、「○○パパ」や「あだ名」で呼ぶなどの関係も多く、本当の父親とは別の形でいい関係を作っている家族がたくさん出てきた。

◾️どんな形が子どもにとって1番幸せなのか?

親に、子どもの親を奪う権利はない!
きっと何かしらの形で、元夫にも子どもの人生に関わってもらうことが、子どものためにはいいことなんだろうな。

でも、何も考えずにただ会わせるというのではなく、相手にも〝子どものために〟と理解してもらうことが大切で、いくら私たちが嫌いで別れたとしても、離婚後はビジネスライクで、子どものために付き合っていける関係を作っていければと思った。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?