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【なんかおもしろい話ない?】駅はダンジョン。道案内はPPG。正装した大荷物のご婦人をタクシーという方法で道案内した時の話。

こんにちは。りつオフィス ミズノです。
みなさん、やってみたら失敗したけど、考えてみたら当然だったな、
っていうこと、ありませんか。

持ち帰りドリンクのプラスチックのカップに、熱湯を入れたら溶けました。

道を聞かれやすい人は本当にいるのか

道を聞かれたことはありますか。

私は何度かあります。

ここがおもしろくないところで、
「しょっちゅう聞かれるんですよ!なんで私ばっかり?」とか
「人生で一度も聞かれたことないんです」とか、

極端ならネタにできるんです。

でも、中途半端に2年に1回ぐらい、聞かれる。
話題にもなりゃしません。

ささっと教えて、ありがとうございます、で終わりのこともあるし、
外国の方でなかなか通じず、ジェスチャーで伝えたこともあります。

一番印象的だったのは、大荷物のご婦人を案内したことでした。

道を聞かれて、タクシーを案内した

新幹線も停車する、やや大きめの駅。
学生時代、家に帰るために、駅の端の方の歩道を歩いていました。

すると、明らかに正装して、さらにハンガーに掛かった衣装を直持ちした、
年配のご婦人が近づいてきます。

それでだけでも結構インパクトがあるのに、すれ違いざまに声をかけられました。

近くで見ると結構なご年齢。
しかも、駅の中を相当歩き回ったのか、疲れ切った顔をしていました。

「○○ホールって、どう行ったらいいんでしょうか」

歩いていけなくないが、駅は道が複雑すぎる

「○○ホール」は、駅に隣接した公共ホール。
駅から直結しているし、外見はくっついているから、すぐ近くに見えます。

しかし、それが大きな駅の落とし穴。

すぐそこに見えても、大回りしないと道が渡れなかったり、
決まった階段を通らないと入り口につけなかったり、ダンジョンなんです。
(東京駅なんて迷路どころじゃないと思う)

駅の中心スタートなら、結構分かりやすいルートが案内されているのに、
こんな駅の端にいるということは、かなり探し回ったのでしょう。

○○ホールがある建物は見えてはいるものの、ここからでは、
正直、私も道案内ができる自信はありません。

最後で最高の手段

「行けなくないんですけど、ちょっとわかりにくくて…」
なんて話をしていると、近くの階段の下にタクシーの列が目に入りました。

そうだ、タクシーでいけばいいんだ!

運転手さんにしたら、距離にしたらワンメーターもいかないから、
迷惑かもしれません。
本来ならタクシーなんて距離ではないですが、
ここにいるのは、大荷物を持つ疲れたご婦人。

階段をのぼり、通路を渡り、
エレベーターでフロア移動して、
エスカレーターでバス乗り場まで下り、
さらに地下道で道を渡って・・・
なんていう、RPGのパーティーのようなことはできません。

「タクシーで、○○ホール入り口までって、お願いしましょう」

ご婦人がなんと返事したか、記憶にありませんが、
とにかく私は、ご婦人の荷物を全部持ち(ハンガー直持ちは手が痛いのよ)、
タクシー乗り場まで一緒に降りて、ご婦人をタクシーに乗せました。

ご婦人が無事に着けたのか、タクシーがかかってしまったがよかったのか、
真相はわかりません。

でも、あの状態では、タクシーがベストチョイスだったんじゃないかな、と
数年たった今でも思います。

お読みいただきありがとうございます。

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ハンガー直持ちはやめよう!次回もお楽しみに!

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