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男女平等ではなく、女性は特権階級だ!

助産師・坂本フジヱさん「男と女が同じなら、そらセックスもせん」
日経ビジネス 中川 雅之氏の記事だ。
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/052300001/

「近頃は男女平等、平等って言いますけど、女は昔っから特権階級ですよ。神様が子供を産むということを女の人に与えているわけじゃないですか。日本の昔の女性が賢かったのは、自分が上位であるけどそれを表向きは隠していたことです。旦那を立てる。でも実際は自分が上位。そういう家庭が、多くあったんですよ。」

と、坂本フジエさんが言っている。


この記事を読んで、女性は特権階級という言葉に魅かれた。そうなの。女性は特権階級なの。


学生のころは、男の子には負けたくない。子供も嫌いだからきっと出産はしないだろう。出産なんてわからないから怖い。

こんな風に考えていた。

私の育った環境には、小さい子供は近くにいなかった。赤ちゃんを遠くからみると、急に泣くし正直で怖い存在にしかみえなかった。現代は核家族化が進み子供も少ないから、私と同じような環境で育つ方も多いことだろう。


しかし、大学を中退して21歳で結婚し 22歳という若さで一人目を出産した。
自分の子を持つと、想像とは まるで違う世界だった。
「ママ ママ 」と私を呼ぶ声。
母である私に頼る赤ちゃんの存在は、それはそれは大きく嬉しい存在になった。
絶対的な自信をつけてくれた。
子育ては、仕事よりもずっと数十倍楽しみが多いというのが私の感想だ。

子育てをしないのは、もったいない。
女性の生き方が、男性と同じになってはもったいないと思う。
家は、だんだんに母である女性の家になっていく。そう、父である男性の家ではない。そんな風に思う。すべてがお母さんで回っている。
もちろん、上手にお父さんを立てることも忘れないが…
世の中のお父さんごめんなさい。私の家のことです。

祖父母と一緒に暮らす家で お嫁さんと呼ばれ 大変な環境でいた友人達も だんだんにそうなってきた。
子供たちの成長と共に、母が一番大切な存在の家庭へと変化していく。女性は、母となったあと 子供達が大きな味方になり 特権階級となっていく。
そう子供は、一番お母さんが大好きだから。
男性には得られない ここには特権階級がある。

私は、まったくそういうことを知らなかった。大学を卒業して普通に就職していたら男性と競い合う人生しか選ばなかったかもしれない。気が付いた時には、結婚も出産も諦めていたかもしれない。
人生の色々な出来事は、私に良い気づきを与えてくれるきっかけになったと思う。

赤ちゃんという存在は 母を最も育ててくれる存在で、自信を持たせてくれる大きな存在だ。

子供が産めるという女性の特権階級を与えてもらって本当に幸せだと思う。
子供を産めない方もいる中で この記事を書くのは気が引けた。
それでも、日本の少子化を考えると子育ての楽しさをまた書いていきたいと思う。
大変だったこともあるが それも今では良い思い出だ。

沢山の経験をさせてもらった子供たち孫たちへの感謝を込めて、子育てのことをまた書きます。

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