2021年度の中学受験を終えて #1
こんにちは。
夏休みが終わり、いよいよ2学期に突入しました。
これで、お昼の心配はしなくていいと思うとホッとしています。
2022年2月、東京で中学受験を経験しました。
中1の夏が無事終了
中学へ入学して、まずは1学期は休まずに通えたということで安堵しました。そして、夏休みに出された膨大な宿題をギリギリまで残していたため、31日の真夜中3時までかかったけれど、本人が自力ですべてやり切り、寝不足のままにはなりましたが、元気に2学期の朝、登校して行きました。
中学受験を終えても、心配は尽きないものです。
たとえ第一志望に入れても、やはりどの学校も入学してみないと本当に我が子に合うのかどうかはわかりません。実際、せっかく第一志望に入ったのに、1学期でやめてしまうこともあると聞いていたので、私は1学期を毎日通えたらまずはOKと思っていました。
夏休みが終わり、学校が始まると、ようやく親は一人になれる時間も取れるようになりますが、中学受験を控えているご家庭では、いよいよという気持ちも高まってきている頃でしょうか。
昨年の受験
我が家の昨年の今頃は、娘が夏期講習で疲れ切ってしまい、2学期これからという時にエンジンがなかなかかからなくなってしまってたな…ということを思い出します。
受験者数もコロナ感染者数も過去最高だった2022年2月の中学受験。
「とにかくすべてが大変だった!!」というのが率直な感想です。
でも、その大変さは経験した親でないとわからない!と断言できます。
中学受験が大変な理由
受験前までは、先輩ママからは漏れ伝わってはきますが、
その「本当の大変さ」は、聞くのと体験するのとでは大違いでした。
私が思う「大変」の主な要因は、
1つめは、受験は私たち親ではなく、別人格の子どもが挑むものだから
2つめは、子どもの性質や能力は個々に違うから
という理由です。
中学受験といっても、当日までの勉強も当日の受験も子ども自身がやるもので、親は代わってあげることはできません。親はあくまでもサポートするだけです。
そんなのわかってますよね。
わかっていても、ここが大変だなと思いました。
親の思い通りに動いてくれるわけではないですし、
子ども自身もうまく自己管理ができるわけでもありません。
中学受験は、11~12歳の子どもが挑みます。精神的にも肉体的にも、まだまだ未熟な子どもが過酷な生活を強いられます。
中には、勉強することが大好きで、自己管理能力も大人顔負けの受験生もいます。でも、やはりそれはひと握りです。
多くの子どもは親のサポートなくしては、乗り切ることはできないでしょう。
ゴールではなく、スタート!
(…というか通過点!)
中学受験は親の受験とよく言われますが、あながち間違っていないなと思います。親の熱心さの度合い、関わり度合いや親が作る家庭内の環境等々、さまざまなことが影響するなというのは感じます。
初めての中学受験を経験して、いろんな思いがめぐりました。
正直、どこか最後まで葛藤していたと思います。
第一志望に合格するのは、約25%と言われています。
どんなに頑張っても、最後は「合格」「不合格」という明確な結果が出ます。
それを親子でどう受け止めるか?
それも親の役目だと思います。
合否が分かれてしまう中学受験ですが、
『合否はゴールではなくスタートである』
ということははっきり言えることだと思います。
中学入学してから、新しい人生が始まります。
いろんな出会いや可能性、未来が待っています。
そこで、人生が決まるわけでも、その後の幸せが保証されるわけでもありません。ただの通過点にすぎないのです。
多くの方が頭ではわかっているはずです。しかし、我が子のために一生懸命になるあまり、自分を見失ってしまいそうになることがあるんですよね。
それぞれにとっての幸せな受験
過酷な世界で、3年という長い期間頑張り続けなければいけません。
この3年をどう過ごすか、どうとらえるかを最初に考えておくことは大事だと思います。学年が上がる度に、受験が近づくにつれ、多くの親が不安な気持ちとともに過ごす時間の方が長いと思います。
少しでも親の不安やイライラが軽減され、子どもにとっても親にとっても
幸せな受験だったと終えられたらいいなと思っています。
でも、その結果は、ずっと先に出るのだろうなという気がしています。
何がベストだったのかはいまだにわかりませんが、毎日の子どもの様子を見て、「今のところOK」と思っています。
中学受験に挑む際に重要なのは、子どもが生き生きといられるような未来が見える選択(志望校決め含む)を子どもと一緒に見つけること、中学受験の目的を夫婦で話し合って共有し、子どもとも話をして日々見守りながら、それをぶれることなく最後まで貫くことなのではないかと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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