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「人の役に立ちたいとかって、結局自分のためなんじゃん?」。

今期放送されている朝ドラ「おかえりモネ」のある回で今田美桜さん演じる神野マリアンナ莉子さんが言っていた言葉である。

主人公の清原果耶さん演じる永浦百音さんことモネが人の役に立ちたいという価値観のもと天気予報士を目指した。そして天気予報士として初めて人に役立つことができたモネが安心していた時に神野さんから発された言葉である。

ものすごくグサッときた。

先日btsの話も絡めつつ書いた記事のことだが、誰かを少しでも元気になってもらえるようなことがしたいという価値観をわたしは持っている。だが、それはただただ自己満足に過ぎないことなのかと深く思い悩まされた。

でも、確かに、と納得している自分もいた。

もし本当に何か成し遂げることができた時、嬉しいのは自分であり、人のためになることをしている自分に誇りを持ち、そんな自分に酔い浸るだろう。

”人のため”という動機は不純なことなのだろうか。偽りなのだろうか。偽りではなく本心であるというのはどのように証明できるのであろうか。



いや、証明する必要はあるのか。

人のためと思って何かをして役に立てた自分に対していい気分になっても、自己満足でしたことがたまたま人の助けになれたとなってもいい。

そう思うことにしよう。

相手も自分もいい気分になれてハッピーじゃないか。

それでいいんだ。

と思うことにしよう。

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