人間の世界
例えば、文字がなかったとしよう。
言葉がなかったとしよう。
そんな世界を、考えてみる。
人間の可能性はまだ奥底に眠っていて、
私たちは、
言葉があったから発展したのだけれど、
言葉があったから不幸も生み出したのだろう。
言葉があるかぎり、人間の可能性は全く起きる気配はなくて
だからもう、人間なんて頭打ち。
単純な感情を表現したくて、
混じり気のない思いを理解したくて、
私たちは、今日も取り繕って生きている。
実は虫たちの方が、よっぽど真実の世界を
生きているのかもしれないね。
知らない世界が、無限に広がっているのに気付かずに
満足そうに滅びていくのなら、
止める術は、誰も知らない。
私もそれに従うしかないのでしょう。
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