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詩集

74
今までに書いた詩をまとめています。
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#心

負の衝動

溢れてくることがある。 それは、まるで傷口から流れ続ける血のように、 いつまでも止まるこ…

白山 律
1年前
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赤い金魚

黒い世界に水槽ひとつ、 泳いでいるのは小さな赤い一匹の金魚。 口からこぼれる、泡、泡、泡。…

白山 律
2年前

生まれてから、心

果てのない悲しみの丘に どうにもならない人生だと 唾を吐いて眠るのには無理があった。 生ま…

白山 律
2年前
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夜と、星空

心の中に夜。 心の中に星空。 燦然と煌めく星に、弱々しく光る星。 一筋の流れ星。 切なさと…

白山 律
3年前

荒野

殺伐とした 夜中の荒野に 眩いほどの 星が舞う 星の光をかき消すように 砂の嵐が吹き荒れて…

白山 律
3年前
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心に水と、少しばかりの栄養を

可哀想なほど乾いてしまつた 寂しき心に潤いを 割れた大地に可愛い花を 乾いた風が吹きしく荒…

白山 律
3年前
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時の詩

寂しさで満ちた世界に降り立ったようだ。 白く荒れ狂う波は、ややもしないうちにおさまって その波はいつもの穏やかな波へと変わる。 誰が、心を知れようか。 その海が深いことを、まだ誰も知らない。 海であることすら、分かっていないのだとしたら? 君がいつか羨んだその世界は、 大きな苦しみをも孕んでいる。 どこかで汽笛の音がした。 間違いではない、と思いたい。 いえ、間違いなんて、ないのです。 小さく呟かれた小さな言葉たちは 大きな波の音にかき消されて、 そのまま遠くに行っ