子どもさんとの「また今度ね」という約束は絶対に守って欲しい。
私は26年前に「七田式教育」に出会いました。
周りの風潮や「らしいらしい」に一切流されることなく
一貫して
「子育てを真剣に考えて子どもと真剣に向き合う親」
として実践&考える日々を過ごしてきました。
おそらく、後ろ指をさされていたことと思います。
お構いなしでしたが。
そんな中で気をつけていたことの一つが
子どもと「また、今度ね」という中途半端な約束を絶対にしない!
ということです。
子どもは「今」を生きています。
何かを「したい」「行きたい」「欲しい」と思った瞬間
本当に「したい」「行きたい」「欲しい」のです。
それを好奇心、と呼ぶのです。
上の子が2歳の時、一緒に乗り物図鑑を見ていたら
「水陸両方のホバークラフト」というものが紹介されていました。
子は「ママ、これに乗ってみたい!」と言いました。
普通なら、
「また今度ね」で終わるところなんじゃないかと思うのですが・・・。
私「へ~、ママも乗ったことないから乗ってみたいな。でも、今日は無理だなあ。調べて、予約をして、準備をしてから乗りに行こう!」
子「いつ?」
私(一生懸命あちこち段取りしながら)「じゃ、明日行こう!今から飛行機を予約するね」
ということで翌日、飛行機で九州大分空港へ飛び
ホバークラフトに乗れて大満足!
となりました。
ホバークラフトに乗れたこと、それ自体が満足だったわけではなくて
おそらく
「お母さんは、自分の好奇心に共感してくれて
願いをかなえようとできる限りの努力を一生懸命してくれて
そして、本気で実行してくれる信頼できる人。
お母さんは私の大事な味方なんだ」
ということを子が感じてくれた(であろう)事実が大きな意味を持つのです。
「また、今度ね」と言って、「また今度」が永遠にやってこないというご家庭もあります。
幼児の間は、これと言って大した違いは生まれないと思いますが、
「また今度」を実現してきた母子関係と
「また今度」で言い逃れをしてきた母子関係
と
思春期の入り口あたりから大きく枝分かれしていきますよ。
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