ブーメランのように戻ってくる

先日、手帳のレフィルを差し替えようとしていたら、数年前に出席した子どもの保護者会での小さなメモが見つかりました。その頃にも、「はっ」と思ったんでしょうね、赤いボールペンでグルグルグルと強調してあります。

「幼児のころの関わり方が、思春期にブーメランのように戻ってくる」

と、校長先生がおっしゃいました。

なるほど、本当にその通りだとよく感じます。


今日、私の教室の2歳児クラスのお母さまがこんなことをおっしゃっていました。「うちの子はお昼寝から目が覚めたらすぐにお外へ行きたがるので朝ごはんの片づけの時と、この子がお昼寝をしている間に夕飯の用意するようにしています。夕飯の支度ができている、というだけで、私もこの子のペースに合わせてゆっくりと外遊びができます。」と。

そうそう。まさに。

私もそうでした。

ごはんの段取りばっかりしていました。たまには手抜きもしていたけれど、あの時、真剣に、本気で子どもとじっくり関わってきたからこそ、今の日々があるのだな~とあの頃の「自分」に感謝しています。

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