子の能力をコントロールしているのは「心の働き」
能力をコントロールしているのは「こころ」だ、という話。
母親がマイナスの心で接していると、
子どもは
「だめ。できない。」
「できるわけがない」
「ぼくはダメな子」
「×」
というマイナスイメージを持ってしまいます。
どんなに学んでも学んでも
潜在意識に、
「だめ。できない。」「×」という情報が埋め込まれてしまうと、
学んだことは吸収できません。
まずは、これを変えてみませんか?
どうすればいいのでしょうか?
具体的には
お母さまが、何気なしに言葉を放つのではなくて
いちいち考えて言葉を選び、
そして態度も変えればいいのです。
教室で、
例えば
何か新しい取り組みが出てきたとしましょう。
親の言葉が子どもに与える影響を心得ているお母さんは
「面白そうだね」
「やってみよう」
「きっとできるよ」
「わくわくするね」
という言葉を発します。
一方、
子どもにかける言葉を軽んじているお母さんは
心の中で『まだ、早いんじゃないかな』と思いながら
次のように言います。
「ちょっと、難しそうだね」
「できるかな?」
「ちょっと無理かもしれないね」
と。
特に
はさみなどの取り組みのときに顕著です。
お母さんが
「危ないなあ~。けがをしそう」
という思いでいると、
本当に指を切ってしまったりします。
「大丈夫。上手に使えるよ。」
というプラスの気持ちで
見守って下さるといいのです。
子どもの可能性に、
勝手に「制限」をつけないように心掛けたいですね。
子どもたちの「無限の可能性」を
広げるのも、狭めてしまうのも、
実は周りの大人の心の持ち方ひとつなんですよ。
日々幼児教育の現場にいると、
親の心の持ち方や親の言葉一つが
どれだけ
お子さまの能力に制限をかけているのか、
ということを実感します。
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