ニートは勤労の義務に違反しているのか

前の記事の続き)

ニートとかの話題でよくあげられるのは、勤労の義務に反している!とかの論調。ただあくまでこれは「勤労」の義務であって「就労」の義務ではないんだよな。もしそうだとすると、例えば専業主婦(主夫)子供、高齢者などは非国民になってしまう。

 

また、フリーランスの人はニートと境界線があいまいだし、(例えば、稼ぎがほとんないyoutuberでも、youtuberを名乗れば一応無職ではないし。)そもそも憲法というのは国民に対するルールじゃなく、国家に対するルールなので、国民が守る必要はないわけ。つまり、国家が国民に対して勤労を勧めても、必ずしも守る必要はないということ。むしろ、国家が、国民に対して勤労しやすい環境を整えるべきだろう。

 

まあ、お世辞にも、日本という国家は勤労しやすい環境とは言えないんだがね。

(次の記事に続く)

#ニート #憲法 #ブラック企業 #勤労の義務 #労働

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