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映画メモ70「ドラゴン・ガール」

カンフー映画なんかないかなーとアマプラを探して
シラット映画とあり「おおお」と観てみた。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B06XSST975/ref=atv_dp_share_cu_r

青春シラット映画。
さわやか。
いろいろあるけど友達っていいよね。

顧問の先生が息子の中学の時の担任の先生に似ていて
1人で大興奮。
後で息子に見せたら「似てるw」と笑ってた。

そもそもシラット自体が実用的すぎる武術らしい。
それでいて500種類くらい流派があって、って笑う。
教室の数だけ流派があるのかな。
南国の自由さみたいなイメージのままで面白かった。

途中は青春ドラマかよーケッ!くらいで観てたんだけど(すまん)
もう「ヤスミンどうするの?」とか
ええええええええ!パパ!?とか
頑張って!とか
あっさり応援する私。

私は部活も頑張らず
ガリ勉してた。

わけではなく塾なども行けず
マイブームのみに従って生きていた中学生だった。
高校はムカついて1日で辞めたので
あんまり「それっぽい」青春がない。
高校生がやりそうなバイトもしたことないし
キラキラな青春らしい思い出なんか何もない。

通信制高校は楽しかったけどね。

でも10代の多感な時期に何やってたかっつーと
育児。
結婚と離婚。
まあ忙しかったな、ふぅ。

友達に部活に受験に、なんてなかったけど
逆を言えば彼らも私のような経験はしてないわけで
人間はいつもないものねだり。

シラットの教えの中で見習わなきゃいけないのが
「シラットには「稲穂の教え」(イルム・パディ)という基本思想があり、鍛練を積むに従って礼節や他人への思いやりを身に付け、心豊かに生きる事を理想としている」(Wikipedia)
というとこかな。

俺は偉いんだぜぇと礼節や思いやりの気持ちを欠く人は
古くから言われるようにやはり頭が空っぽなのであり、
バブル後に忘れられて久しい姿勢かもしれないなって、
自分は他者の権利を侵害していいけど
他者は自分の権利を侵害するの許さないに決まってんだろという自由を履き違えたボンクラが逮捕されるなどのニュースを聞いたのと同じ日に見たのは良かったなと。

自由なんて責任と自律であって、
好き勝手(放恣)なんかじゃないっての
人間は身分制度とかないと分かんないのか、
自由の意味すら。
先人の努力を台無しにし続けないために私たちは学ぶのを止めてはいけないね。

おしまい。

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