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映画6・オールド

なんとなーく流れていたのを流し見してるつもりが
「おおおおおおお」
と楽しめた映画「オールド」。

すてきなリゾートと、
数組だけ秘密のビーチへのご招待。
ただただ不穏な感じが漂う。
そこは奇岩に囲まれたすてきなビーチ。
楽しもう!
とするものの、ここは何かがおかしい・・・。

ただただ面白いんだけど、
家族っていいなあ・・・とも思った。
私はひとりっ子なので、あの姉弟が羨ましかった。
それと、夫婦もいろいろあるけど
でもやっぱり誰かと生きるのは良いな。

家族もそうだけど、お友達がこの映画の大事なところ。

私は与えられた家族に恵まれなかったので
友達や先生(施設や学校)の優しさの中で
かろうじて息をして生きてきたし
子どもを抱えて路頭に迷う私を助けてくれたのは
やっぱり友達だった。
物質的な助けもさることながら、
「あなたを信じてる」
「あなたが大好き」
というメッセージを送り続けてくれた。

お友達ができたことに嬉しそうな笑顔を見せる場面。
あの笑顔は、分かるんだ。
そういう気持ちも。

ちょっと医療風味の仕事をしていたこともあって
うおおおおおお!みたいなことにもなるんだけど
ごくごく普通にフィクションで、もちろん面白い。
こういう陰謀が!って思っちゃう人がいたらどうしよう・・・。
いないか、さすがに。

俳優さん達がすごく普通の人たちっぽくて
故にリアルというか、私もうっかりここに入ってたりするかな?
なんて思ったりも。

孤高の人となるのも良いけれど

「人の縁は大事にした方がいい」byブライト・ノア

ブライトさんのセリフが身に染みる映画でもある、かも。

この映画に近しい経験として挙げるのならば
デイサービスで働いていた時に、すっかりおばさんなのに
子ども扱いされてしまい「若くてきれい」くらい言われて過ごして
辞めて一般企業に勤めたら「年取ってるよ!?」と
浦島太郎になっていたあれか(違う)。

おしまい。

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