ロマンに耽溺できる才能〜何故アスリートや棋士に魚座や海王星の配置が多いのか

17:17に乙女座8度で満月になる今日は、将棋棋士であり日本トップクラスのチェスプレイヤーでもある青嶋未来六段のお誕生日

青嶋先生、お誕生日おめでとうございます!

いつもオールラウンダーとして様々な戦型の将棋で楽しませてくれてありがとうございます!

将棋のみならず、チェスでも活躍なさる姿に刺激されてチェスのお勉強したり観戦楽しませてもらったりしています。

チェスは子供の頃に読んだ『鏡の国のアリス』の影響でずっと憧れてはいたものの、周りにやっている人もいなければ本もなく遠い異国のゲームなのだなと国内でも出来ることもチェスプレイヤーがいることも知らないまま大人になってしまい、将棋にハマって青嶋先生に注目して初めて国内でのチェスと競技としてのチェスを知りました。誇張抜きで、青嶋先生がいなかったら私はチェスをすることなく死んでいったかもしれません……そう考えたら大恩人です。 

そのうえカラオケ採点の研究も深く、100点を量産しそのうえ素点100点も達成しているという……これがどんなにすごいことか……!

この多彩さに西洋占星術お好きな方ならどんなホロスコープなさってるのか気になりますよね?私は気になって気になって仕方なくなり、ホロスコープ作って様々な技法を使いあらゆる角度から読みまくりました(笑)

今日は青嶋未来六段のホロスコープを解析すると共に、以前からずっと気になっていたテーマを紐解いていこうと思います。青嶋先生のホロスコープがこのテーマとピッタリのホロスコープをなさっていて、すごくいいタイミングだなと。

そのテーマは『何故アスリートや棋士に魚座や海王星の配置が目立つのか』です。

西洋占星術の専門書や12星座占いに関する書籍などで、魚座やその支配星である海王星に関することはだいたい『優しい、天然、癒し、自己犠牲的、幻想的、夢見がち』などのフレーズが並んでいます。職業を表す場合もこれに沿って『癒しに関する仕事、介護関係、アロマテラピー、リフレクソロジスト、液体を扱う仕事、俳優、アーティスト』などが綴られることが多いです。

ですが、魚座や海王星の目立つホロスコープでも勝負の世界に生きるアスリートや将棋棋士になってる方が多く見られます。格闘家などの激しい競技でもかなりの割合で個人天体(太陽、月、水星、金星、火星の世代を表す惑星より動きが早くホロスコープ内でその人の個性に直結すると言われている惑星たち)に魚座を持つ方も多いです。

魚座や海王星の強いホロスコープで繊細な人柄であろう人たちが、何故厳しい勝負の世界を選び、その世界で生き続けているのか?

もちろんホロスコープを全部解析するとその人に合う職業を表す2・6・10ハウスに魚座や海王星関係なくその手のお仕事を表していることも多いですが、今回のコラムの鍵はあくまで魚座や海王星の強さが出てるホロスコープの持ち主が勝負に関する職業を選ぶに至るまで、そして選んでから、その職業に就いてからどう作用するか、に触れていきます。


将棋棋士になるには子供の頃から奨励会に入り級位・段位を上げていき三段リーグに参加して半年を通して戦うリーグ戦を勝ち抜き、上位2名が四段昇段してプロ入りします。年2回、計4人しかプロになれない狭き門です。

だいたいの場合、幼稚園に入るか入らないかのうちに将棋に出会って研鑽を重ね、小学生でもう将棋を生業にしていく選択をする必要があるのです。でも、ごく一般的な子は将来のことを具体的に決めるのは早くて中学か高校生あたり、自分のなりたいものが何かなかなかわからないまま大学進学する人も少なくありません。

牡牛座、乙女座、山羊座の土の星座と呼ばれる星座や土星だけが強すぎるホロスコープをお持ちの人だと、つい現実的なことを考えてしまい過ぎて周りと違う道に進むことに不安を覚えてしまうことも多く、周りの子たちとまるで違う生き方をしたり子供のうちからこんな大きな選択するの怖いと思うのです。そこで活きるのが魚座や海王星の『夢見るが故の強さ』なのではないかと。

12星座は人間の一生になぞらえた解釈もあって、産まれたての赤ん坊の牡羊座から始まり様々な人生のステージを経て、魚座は全て経験し尽くして悟りに至った人生最後のステージ。全てを知ったからこそ全てを受け入れ、全てを経験し尽くしたからこそ全てを生かす。普通に存在しているのにどこか不思議で、何かと境界が曖昧で至るところに『無限』を感じさせるのは魚座のそんな解釈があるからかもしれません。

つまり、自分の好きなものにも無限の愛を注げて、没我出来るのが魚座であり、海王星。

だからこそ、世間の流れから逸れることを恐れることなく「強くなりたい」というロマンにどこまでも耽溺し、突き詰めていけるのです。アスリートが厳しい練習で追い込むのも同じですね。勝つか負けるかの残酷な世界、そこに美しさを見出して突き進んでいるのです。

……といっても、本人にその自覚があるかはわからず、本人はただひたすら好きなことやってるだけなのかもしれませんが……笑

それを踏まえて青嶋先生のホロスコープを見てみましょう(出生時間がわからないので12時でソーラーシステムで作成)

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出生時の魚座の太陽に土星がピッタリ重なるコンジャンクション。山羊座の金星に海王星と天王星もコンジャンクションでステリウム(3つ以上の惑星が同じ星座にいること、同じハウスにいること、コンジャンクション形成することなど。定義は様々だがこの場合は全ての条件を満たしている)。水星は魚座の定位置となる12ハウス。

魚座!海王星!12ハウス!のオンパレード!しかも金星に海王星コンジャンクションとかお互いの惑星のオクターブを引き上げて芸術性を高める組み合わせ。金星のサビアンシンボルは真剣に自分の芸術の才能を考えた方がいいと言われている「水の妖精」。青嶋先生のホロスコープ、どこまで芸術の才能を示す要素があるのだろう……しかも山羊座なので上手く歌おう、聴かせるよう歌おうではなく採点にシビアになるというのも興味深いですね。

そこに他とは違うアイデアや切り口を持ち込み、コンピュータとの親和性も高い天王星もコンジャンクション形成(しかも月も水星も水瓶座なのもこの天王星要素を強めている)することでカラオケ採点機器の研究も深め、高得点を取る歌い方を極めて100点量産しているということなのでしょうか……!芸術の才能とたゆまぬ研究でカラオケ採点機器とシンクロ出来る青嶋先生をホロスコープで解析するとこうなるのですね……!

獅子座の火星の示す純然たるゲーム好きな面が職業を示す6ハウスに入ることで仕事で生かされているのがわかります。

更にやりがいのある仕事や自己実現、パブリックイメージなどを示す10ハウスに入っている射手座の木星。木星本来の居場所でその惑星の良さを遺憾無く発揮出来ているのは青嶋先生の執筆なさった棋書やブログでの自戦解説の深さや理路整然とした文章でも伝わってきますね。好きなことを手広く楽しみながら突き詰めるのも好奇心旺盛な射手座木星ならではですね。それもまたお仕事に生かされているのがすごいですよね。

趣味も仕事も勝負事の割合がかなり高いのですが、それも納得。太陽と冥王星がスクエア……良くも悪くも常に自らを極限状態に追い込み波瀾万丈になってしまいやすい配置。ですが、この配置を勝負やスポーツに使うことで上手く昇華出来ます。それに加え火星と木星がトラインしているので勝負をポジティブに楽しむことも出来ます。上記の通り、火星と木星共にお仕事につながる配置。青嶋先生は凄まじい負けず嫌いでも知られていますがこの配置ならそれも納得。

魚座関連オンパレードの配置に射手座木星強すぎるのみだと夢見るの大好き、ロマンティックなの大好きな地に足つかないタイプになる懸念もありましたが要所要所で土星や山羊座が効いているのでこれもまた将棋棋士という職業を中心にチェスプレイヤーとしても活躍したり、様々な取り組みをしてそれをお仕事や将棋・チェス普及活動にも活かしていけているのだろうなぁと。

魚座関連オンパレードの配置を私は『ロマンに耽溺出来る才能』と呼んでいます。好きなことを突き詰め、それを通じて多くの愛と癒しを届けられる……この配置が青嶋先生をここまで様々なものに目覚めさせ、耽溺させて、プロにまでさせてくれた。そしていつも私たちファンを楽しませ、将棋の勉強の糧にもなってくれている。

これからも好きなこと、好きなものをとことんまで突き詰めて充実した人生を送れますように。

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